目次
◎第1章 敗北史観に陥った言論界
◎第2章 自由で教育は救えるか
◎第3章 ドイツの戦後と日本の戦後
◎第4章 国賊たちの「戦後補償」論
◎第5章 日本は世界に大東亜戦争の大義を説け
◎第6章 教科書をモミクチャにしたA級戦犯たち
◎第7章 「朝日」「外務省」が曝け出した奴隷の精神
◎第8章 人権擁護法が日本を滅ぼす
内容紹介
言論界二大巨匠による白熱討論!
その言論で何度も日本を救った二人は何に共鳴し、何で対立したのかーー
強く生きるヒントがここにある
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
いろいろ語り合いましたが、
渡部さんと私のあいだには同時代人の共通の基盤があり、
本書はこの二〇年の言論界の主要テーマになっていて
二人が精力的に声を挙げた、
対話形式の全記録であると申し上げたい。
そして、これからの日本の方向を占うあるべき
言論思想のヒントを示している一書になったと考えています。
渡部さんは私とは五歳違いの兄貴分であり、
私に失礼な物言いがあっても
いつも寛大に笑っておられ、おおらかな人でした。
三回忌をまえに本書を日本の読書界に提供できた幸運を
喜びたいと思います。 (解説より)