書籍詳細

books detail

本体価格
1,800 円
判型
四六ソフト
ISBN
9784828422220
発行日
2020/11/4
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私の人間論
福田恆存覚書
[著] 福田恆存

目次

◇全集覚書
  福田恆存全集 第一巻(覚書一)
  福田恆存全集 第二巻(覚書二)
  福田恆存全集 第三巻(覚書三)
  福田恆存全集 第四巻(覚書四)
  福田恆存全集 第五巻(覚書五)
  福田恆存全集 第六巻(覚書六)

◆評論集後書
  福田恆存評論集1 芸術とはなにか
  福田恆存評論集2 人間・この劇的なるもの
  福田恆存評論集3 作家論
  福田恆存評論集4 日本および日本人
  福田恆存評論集5 一度は考へておくべき事
  福田恆存評論集6 平和の理念
  福田恆存評論集7 言葉とはなにか

□「自然と二人きりで存在する」ということ  浜崎洋介

内容紹介

◆福田恒存は何を信じたのか◆
負けなしの論争家で知られる福田恆存の生涯は逆境続きだった。
戦時下は職を転々とし、戦後は平和論論争で論壇から「村八分」にされた。
国語問題の敗北、劇団の分裂騒動、晩年は脳梗塞を患いながら、
それでも「生来のオプティミズム」を手放さなかったあの強靭な精神はどこから生まれたのか。
なぜかくも人を愛せたのか。その秘密が見えてくる

知られざる自伝があった!
晩年に平易な文章で語った昭和の時代
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紙も歴史も国家も自己も
フィクションだからこそ
私たちは作りあげなくてはならない
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解説:浜崎洋介

「君はそれが言ひたいんだからな」
この時だけではない、私の胸のうちにはいつも一つの疑問が残つてゐる。
相手の一番痛いところを突く(小林秀雄)氏の痛罵を浴びて泣かされた人は数多く知つてゐる。
日頃、親しければ親しいほど、その災厄は免れ難い、だが、この有名な「悪態」が私に向けられたことは、
幸か不幸か一度もない、少くとも面と向つてそれを浴びせかけられたことはない、つまり、それほど私は
「味噌滓」扱ひにされてゐたのだろうか、今、私はいささかの寂しさをもつて小林さんを懐かしんでゐる。
ーーーーーー本文より

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