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☆巻頭言
安倍総理の後任として総理の座を射止めた菅義偉氏。
東北出身であることや無派閥であること等が、その「
ただし、日本が置かれた現実は今、
米国では新大統領が誕生する中、
こうした状況下では総理の差配は日本の命運に文字通り直結する。
本誌ではこうした認識の下、日本の命運を握る人物となった「
そして彼はこの政権で一体如何なる政治を行おうとしているのかを
彼が言う「改革」は国益に適うものなのか、
――読者各位が是非、じっくりとご吟味願いたい。
表現者クライテリオン編集長 藤井 聡
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☆特集 菅義偉論――改革者か、破壊者か
☆【連載対談】
◇永田町、その「政」の思想(第1回)「菅政権」システム論/
☆【編集長インタビュー】
◇古賀誠氏に聞く――「菅改革」は保守たり得るのか?
◆亀井静香氏に聞く――菅義偉 自ら光を出せない「月の政治家」
◇政治記者・鈴木棟一氏に聞く――「改革者」菅義偉の源流
☆【特集論考】
◇菅義偉は力ずくの政治を改めなければ破壊者になる/森田 実
◆菅政権は半グレ政権――欠陥だらけの権力者の運命はいかに/
◇「菅義偉」とは誰なのか――
◆理念より実利優先の超現実主義者――改革志向の原点は「
◇中抜きの宰相?――政治家・菅義偉考/與那覇 潤
◆菅首相を保守の友とすることはできない/中島岳志
☆【新連載】
◇保守のためのポストモダン講座(第1回)
☆【連載】
◇基本法を改正できない危機/大石久和(「危機感のない日本」
◆アベノミクスを振り返り、スガノミクスに願うこと/森永康平(
◇保守派III――「覇権による安定」理論/伊藤 貫(国際政治学のパラダイム)
◆三島由紀夫「私の中の二十五年」を読む/富岡幸一郎(
◇宗教や戦争は自殺を減らすのか?――デュルケムの誤認と慧眼/
◆郷愁と伝統/柴山桂太(「常識【コモンセンス】」を考える)
◇移動の自由がもたらす「リベラル・ディストピア」――「
◆国民の分断と言語教育――言葉から考える⑥/施 光恒(やわらか日本文化論)
◇戦国のアウトバーン――日本最初の運河・小名木川の謎/
◆記憶なき場所に故郷を探す――小林勝の「フォード・
◇マスコミが「保守」になり得ないわけ/松林 薫(逆張りのメディア論)
◆“生きたい”と“死にたくない”――我々の国は、私の国/
◇日本の政府と財界は、フランスの移民政策の失敗に学ぶべし/
◆メディア出演瓦版/平坂純一
◇編集長クライテリア日記――令和二年九月~十一月/藤井聡
☆【書評】
◇『三島由紀夫 なぜ、死んでみせねばならなかったのか』浜崎洋介 著/磯邉精僊
◆『自衛隊は市街戦を戦えるか』二見 龍 著/篠崎奏平
◇『愛するということ』エーリッヒ・フロム 著/薄井大澄
◆『ベートーヴェン 巨匠への道』門馬直美 著/佐藤慶治
☆【その他】
◇領土を奪われる幼児国家日本「/遊び」を罰するな(鳥兜)
◆RCEPは誰のための協定なのか/滅びゆく日本――
◇読者からの手紙(投稿)