目次
第1章●チェーンストア経営を基礎から解く
第2章●標準化・単純化・専門化の推進
第3章●標準化のレベルをどう上げて生産性を高めるか
第4章●現場を活性化させるTQC、部門経営の導入
第5章●これからのDC物流とPB開発の方法
内容紹介
2020年代の小売業の教科書
ユニクロ、ニトリ、ウォルマート
共通する経営戦略を理論化して提示する!
日本のチェーンストア理論は
誤解だらけ、間違いだらけ!
チェーンストアは、そこで働くことで生産性の高い仕事ができ、
従業員の平均賃金もコストコのように高いものでなけれならない
この観点で経営されているチェーンストアは、ごく少数しか存在していません。
30年間の基本的な経営戦略に後退と停滞があったからです。
総消費額が伸びず、減ってきたから売上げは増えず、
人的な生産性も上がらなかったというのは経営者の言い訳です。
業界の総需要が金額でほぼ半分に減ってきた中で、
商品価値の高いPBの開発により売り上げを増やして人的生産性を高め、
高い賃金を払ってきた会社も存在しています(その2社がわが国ではユニクロとニトリでしょう)。
ーーー本文より
※本書は2020年4月に商業界より刊行された「新しいチェーンストア理論」の新装改訂版となります。