ザ・フナイ vol.199

書籍詳細

ザ・フナイ vol.199

著者

(発行)船井本社

コード

9784828426167

カテゴリ

ザ・フナイ

発売日

2024/4/1

本体価格

1,500円+税

ページ数

232ページ

サイズ

A5ソフト

内容

◇特集
『天からの福音 医者にダマされない健康法』


■巻頭対談:
『自分の体は自分で治す! セルフケアで日本復活へ』
●杉本錬堂&舩井勝仁


◇特集
『こころとからだで読み解く2024年 今年は「風」の時代への準備の最終章』
●滝村桂子


■緊急提言:
『地震大国日本列島の地下で何が起こっているのか』
●長尾年恭



◇連載
●舩井勝仁

主幹から
今月号タイトル:長い列

●副島隆彦
評論家、副島国家戦略研究所<SNSI>主宰
連載テーマ「誰も書かない世の中の裏側」
今月号タイトル:インドネシアが、これから物凄く重要な国になってゆく

●古歩道ベンジャミン
フリージャーナリスト
連載テーマ「新しい時代への突入」
今月号タイトル:農民蜂起で揺らぐロックフェラーの欧米支配

●船瀬俊介
地球環境評論家
連載テーマ「マスコミのタブー200連発」
今月号タイトル:火星そして地球……超古代「核戦争」の悲劇
――過ちは、くり返してはならない――

●飛鳥昭雄
サイエンスエンターテイナー
連載テーマ「情報最前線――未来への指針」
今月号タイトル:「Japan Crash(ジャパンクラッシュ)」日本社会が大崩壊する3

●安西正鷹
『みち』論説委員
連載テーマ「お金の謎に迫る」
今月号タイトル:「持続可能性」を推進する本当の狙いは何か(8)

●金原博昭
オリオン形而上学研究所 代表
今月号タイトル:第二のトンネル《その27》第七章 地球の中心とシャンバラの崇高な世界+

●新堂冬樹
小説家
雛鳥は夜に羽ばたく 第1回(新連載)

●長吉秀夫
ノンフィクション作家
連載テーマ「大麻元年~日本の大麻の未来を見つめる~」
今月号タイトル:ヘンプ 新たな産業の可能性を考える

●竹内久美子
動物行動研究家
連載テーマ「動物行動学から見る人間の本性」(新連載)
今月号タイトル:世界一のセックスレス国ニッポン、その本当の理由


◇読み切り
●インタビュー:鶴巻由紀子

今月号タイトル:天の医療、愛のエネルギーの使い手、奇跡の医師

●岩本麻奈&佐野浩一
今月号タイトル:睡眠美容で、いつまでも若々しく美しく健康に


◇今月号の見どころを、一部ご紹介
■巻頭対談:
●杉本錬堂&舩井勝仁
『自分の体は自分で治す! セルフケアで日本復活へ』

――――――――――――――12ページ
舩井
「天城流湯治法」を築き上げられ、ご自身で数多くの方を治療されてきたほか、指導者の育成にも力を入れておられる杉本錬堂先生にお話をうかがいます。
今回は先生が毎月もしくは二カ月に一度、新宿で開催していらっしゃる治療会に参加させていただきました。錬堂先生の治療を受けさせていただいた際、筋肉を「はがす」とおっしゃっていたのが印象的でした。

錬堂
天城流湯治法の手当法の基本は、骨に沿って、手や専用の器具を使って「はがす」ように施術します。はがして、筋肉は筋肉、腱は腱、骨は骨。と、あるべき場所でしっかり別々に動くようにすれば、あらゆる症状は改善されます。

舩井
日々の生活の中で不自然な動きをしているうちに筋肉や骨や腱がくっついてしまうから体の動きもおかしくなるけど、それをはがしさえすれば元に戻っていくのですね。それなら例えばアスリートの選手寿命を延ばすといったこともできるのですか。

錬堂
可能です。無理な筋肉の使い方をしないから、選手寿命は自ずと延びます。パッと見ればその人それぞれの癖がわかるのでそこを調整する。今も私のところに何人かプロのスポーツ選手が通ってくれていて、それぞれの分野と体に応じた施術をしています。例えば野球選手でピッチャーだったら肩の調整であったり、競輪選手であれば足をより速く動かすための調整であったり。鍛えたアスリートの筋膜をフルに使えるように調整するのと、体の痛みを改善するために天城流湯治法を活用してもらっています。

舩井
錬堂先生は何か特定のスポーツのトレーニングを受けたわけではないのですよね。それなのにどうしてスポーツごとの体の違和感がわかるのですか。

錬堂
体の動きがぎこちない箇所があるのですよ。これは人間に限らず、競馬の馬などはもっと簡単にわかります。右と左を器具でトントンと叩いてみると、手に伝わってくる反応で違いがよくわかります。それを調整すれば、驚くほど速く走れるようになる。

舩井
患者さんを見ただけで、どこが悪いかだいたいわかるのですね。

錬堂
そうですね、歩き方やからだのバランスを見たり、顔の様子を見ればほぼわかります。不思議なのですが、顔にはすべての内臓器官の状態が表れるんですよ。顔を見て「あなたどこどこに問題を感じて来たんだよね」というと驚かれます。例えば、鼻が白っぽくなっているから心臓に何か疾患がありそうだな、というように。

舩井
簡単そうにおっしゃいますが、昔はその力を使って新興宗教などをつくる人もいたかもしれないくらいの力です。

錬堂
確かに(笑)。関係性を知らないと神秘的な透視能力か何かに見えますよね。……


◇特集:
●滝村桂子
『こころとからだで読み解く2024年 今年は「風」の時代への準備の最終章』

――――――――――――――26ページ
お会いした当初、錬堂先生がよく言っておられたのが「からだとあそぼ」でした。たった10年前のことですが、みんな自分が生きていく中で大切なことを並べてみてというと、当時は「お金」「仕事」「食べること」という答えが多く、「健康」は大事だけれどわざわざ声に出して言うという意識はあまりなかったかもしれません。なぜなら、生まれたときから一緒にいる「からだ」は、本当は「たましい」がお借りした乗り物であるにもかかわらず、当たり前に無理難題を聞いてくれる、と思っている方が多かったのではないでしょうか。だからこそ、時々、あまりにもぞんざいに扱われたら、からだ(=たましい)は「症状」や「病気」という形でメッセージを送ってくるのかもしれません。そんなとき、「もっとからだに意識を向けなきゃ」とか「からだを大切にしないと大変なことになるよ」と言われるより、そんな状況になる前に常から「からだとあそぼ!」って言われた方がずっとからだに寄り添える! と、身近で楽しそうなフレーズだなと衝撃を受けたことを思い出します。
さらに「フラクタル(自己相似形)」ということばに反応した自分がいました。これは私にとって、本当に本当に衝撃の出来事だったのです。錬堂先生はこのフラクタル理論を「おっぱいがいっぱい理論」とおっしゃっていました。からだにはおっぱいとおなじ形のところがたくさんある。例えば、両方のほっぺた、お尻、肩甲骨……。両ほほの滞りをほぐせば乳腺炎が改善されるし、首コリのひとは「手首」「足首」「乳首」を揉めば首が軽くなる、といった具合です。からだの中で「相似形」を見つけて、痛みの場所ではなく、相似形の中から解決法を見つけていく。 からだの通訳者の仕事は、クライアントさんが悩んでいる症状と過去や現実のできごとを照らし合わせる作業なのです。だからこそ、この相似形をご自身が探すことができたら、あっと言う間にからだが緩む瞬間がある。それを私は20万件の事例から体得してきたのです。私の手法は「からだ」と「思考」の間のフラクタル、そして天城流は「からだ」という一つの宇宙の中でその相似形を見つけて癒していく手技。私はおもしろくて仕方ありませんでした。
皆さんは「しんしん」と聞いたら、どんな漢字を書きますか? 「心身」? 「身心」? 私は「心身」と書きます。だから自分のこころから読み解くのが得意です。「身心」と書く方は、からだからアプローチした方が早いのかもしれません。


■緊急提言:
●長尾年恭
『地震大国日本列島の地下で何が起こっているのか』

――――――――――――――38ページ
地震学者のコンセンサスとして、佐渡島近海と能登半島の西側で今後マグニチュード7クラスの地震が発生することが危惧されている。実はこれと同じ状況が、東日本大震災の後の東北地方太平洋沖で起きていた。東日本大震災では、岩手県沖、宮城県沖、福島県沖、茨城県沖で破壊(プレート間の滑り)が発生し、その結果巨大津波が発生した。つまり東日本大震災で破壊した場所の外側(北側と南側)では、より歪みが蓄積しているのだ。これは、東北日本という大きなプレートを1枚のテーブルクロスとすると、その真ん中の岩手県沖、宮城県沖、福島県沖、茨城県沖の部分だけを引っ張ったことに相当する。その結果、テーブルクロスが動かなかった青森県沖や千葉県沖(房総沖)に相当する所には皺ができている。この皺こそが歪みであり、次に大地震が発生する候補地となる。つまり、能登半島地震が発生したことにより、能登半島周辺では佐渡島近海と能登半島の西側に歪みが蓄積されることになったのである。
ちなみに断層の割れ残りという意味で、もっとも危惧されている地域の一つが福岡県である。福岡県では、2005年に福岡県西方沖の玄界灘でマグニチュード7.0の地震が発生し、震源に近い福岡市の玄界島で住宅の半数が全壊する被害となった。これはこの地域には警固断層と呼ばれる第一級の活断層が存在しており、福岡市直下での大地震発生の可能性が存在する。

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