- まえがき 三橋貴明
- 第一章 ユーロの混迷は果てしなく続く
- 第二章 混迷する大国アメリカの病巣をえぐる
- 第三章 「貸し剥がし」にあう中国・新興国
- 第四章 「日本の実力」を過小評価するマスコミ
- あとがき 渡邉哲也
緊急対談 大恐慌情報の虚(ウソ)と実(マコト)
- 定価
- 1,470円
- 判型
- 四六版
- ISBN
- 978-4-8284-1654-0
- 発行日
- 2011年12月19日
イタリアの債務問題が拡大すれば、今度はイタリアに最も多くの与信残高を持つフランスの銀行に問題が波及する。現在、フランスの銀行のCDS(クレジット・デフォルト・スワップ、債務不履行に備えた保険)とともに保証料率の上昇(信用力は低下する)を続けているのがフランスのソブリンCDSだ。フランス国債の格付けはトリプルAだがCDSから判断される格付けはBaa2にまで下降している。ということはドイツ、フランスらが主導するEFSF(ギリシャはじめユーロの財政危機国を支援する欧州金融安定化基金)の枠組みが崩壊することになる。さらにスペインの債務問題が拡大すればスペインのかつての植民地であった新興国に大量に貸し込んでいるスペインの銀行が新興国に対して過酷な貸し剥がしをやる・・・・八方ふさがりの欧州・新興国そしてアメリカのテイタラク。こうなると比較的傷の浅い日本がいまこそ世界に向けて協力なリーダーシップを発揮するところだが、ただ野田政権では無理か!?


