
写真は自宅の近所にできたニトリです。広々としていいですよ。
商品クオリティも向上し、値段も安い(「お、ねだん以上」のキャッチフレーズ通り)。
週末はかなりの混雑が続いています。
遡ること15年ほど前のこと。
当時勤務していた出版社の取材で北海道へと出張(安売り紳士服チェーンの激戦区ルポ)、その際、初めてニトリという店に入った私は、正直どうでもいい店くらいの印象しか持ちませんでした。よくあるホームセンターと雑貨屋が混合したようなイメージです。
同じころ、やはりユニクロという店に対して私が持っていたのは、安売りカジュアルチェーンという、どちらかと言えばマイナスのイメージでした。
ちなみにそのころ業界内外の注目を集めていたのは、ビームスやユナイテッドアローズといった好感度セレクトショップチェーンでした(シップスと合わせて御三家と呼ばれた)。
あれから15年が経ちました。
この間、ニトリもユニクロもまるでモンスターのように成長を遂げました。
今や誰も両社の業績にケチをつけません。商品力も接客力も店舗運営力も店内編集力も生産力も、すべてがグレードアップしました。ユニクロには業界内外から優秀な人材が次々と入社、パリやニューヨークをはじめとする海外展開も今年から本格スタートします。
両社に共通するのは何だろうと、先日風呂に入っている時に考えました。
その時、頭に浮かんだのは「独立独歩」というマインドでした。
ユニクロの柳井社長もニトリの似鳥社長も「業界横並び行動」や「財界活動」が苦手で、無類の勉強好きで有名です。アメリカを視察し、ライバル社を研究し、時間をかけて自社が戦う土俵を作っていった小売業の代表格が、両社だと言っても過言ではありません。
両社が馬鹿にされていたころ一世を風靡していたアパレル各社や小売りチェーンは、その大半が今や見る影もありません。
そんなユニクロの徹底分析本『ユニクロ進化論』が、書店で発売となりました。著者は週刊『WWDジャパン』編集部の松下久美デスク。11年分の取材ノートが詰まった珠玉の1冊です。大学生から社会人まで読んでいただける内容ですので、書店で見かけたらどうぞ手にとってやってください。
そう言えば、柳井社長と似鳥社長がゴルフ仲間なんていう報道が某週刊誌に掲載されていましたが、やはり「類は友を呼ぶ」のでしょうか(笑)





