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表現者クライテリオン 2022年11月号

表現者クライテリオン 2022年11月号

発売日
2022/10/15
カテゴリ
クライテリオン

☆表現者クライテリオン2022年11月号巻頭言


米ソ冷戦、そして米中新冷戦の流れを汲む形で勃発した、ロシアのウクライナ侵攻と中国による台湾侵攻危機は、
世界が今や既に第三次世界大戦に突入した様相を呈し始めた事を示している。
こうした状況を踏まえ、例えばフランスの歴史学者エマニュエル・トッド氏は「第三次世界大戦はもう始まっている」と断じている。
こうした世界史的な巨大なうねりの中で、日本が国家の存続と国勢の拡大を企図した適切な外交・安保政策を構想し、展開するためには、
この第三次世界大戦の“戦後”に如何なる秩序を新しくつくるべきなのかというビジョンを念頭に置かねばならない。
ついては本誌では、この第三次世界大戦が短中期的に如何に展開していくのかを論ずると共に、この第三次世界大戦が終了した暁に、
多様な可能性を踏まえながらも如何なるアジア秩序、世界秩序を中長期的に新しく形成していくべきなのかを様々に論ずる特集を企画した。

表現者クライテリオン編集長 藤井 聡


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●目次

☆【特集】第三次世界大戦と戦後新秩序――台湾・ウクライナ情勢の中長期展望



☆【特集座談会】
・中国の内在論理を歴史から問い直す 中国史研究者・岡本隆司氏に聞く/岡本隆司×藤井 聡×柴山桂太×浜崎洋介×川端祐一郎

☆【特集論考】
・長期化する米中露覇権闘争と日本の最期/伊藤貫
・江戸の地政学に学べ 世界の多極化を見据えて/大場一央
・ウロ事変は世界最終戦の序曲か? 石原莞爾の所論を手掛かりに/金子宗德
・危機の時代の国土論 石川栄耀のみた第二次世界大戦/川端祐一郎
・「国造りの自由」を求めて 新自由主義以後の国際構想/岩木雅宏

☆【特別座談会】
・「自己喪失」の時代に向き合うために 浜崎洋介著『ぼんやりとした不安の近代日本』を巡って/藤井 聡×柴山桂太×浜崎洋介×川端祐一郎

☆【連載】
・<新連載>戦争を知らないオトナたち 第一回 民族の教科書/小幡 敏
・<新連載>映画で語る保守思想 第1回 『ランボー』に見る、怒りと復讐の倫理(前編)/藤井 聡×柴山桂太×浜崎洋介×川端祐一郎
・「危機感のない日本」の危機 民主と独裁 「空気」が政治をする国/大石久和
・「農」を語る 第1回「農」は日本の心/堤 未果×藤井 聡
・虚構と言語 戦後日本文学のアルケオロジー 第二十三回 マルクスの亡霊たち 霊的な力と弁証法④/富岡幸一郎
・経営学で読む文学 第3回 フランツ・カフカ『流刑地にて』 人と制度が変わる「痛み」/岩尾俊兵
・逆張りのメディア論27 新聞は戦争で蘇る/松林 薫
・ナショナリズム再考 第18回「正義」・「忠誠」・「共同体」 ロイスからローティへ 愛着と忠誠の政治哲学序説/白川俊介
・葬られた国民作家 獅子文六 第二回 父がいなければ、父になればいい/平坂純一
・やわらか日本文化論 日本人の頭のなかの鏡 「反省」の大切さ/施 光恒
・東京ブレンバスター2 「今更」の統一教会/但馬オサム
・メディア出演瓦版/平坂純一
・編集長クライテリア日記 令和四年八月~九月/藤井 聡

☆【寄稿】
・配慮の先に配慮はあるか 激化する学校批判への懸念/高江啓祐

☆【書評】
・『ぼんやりとした不安の近代日本 大東亜戦争の本当の理由』浜崎洋介 著/小立 廉
・『政治的なものの概念』カール・シュミット 著/前田龍之祐
・『ガリツィアのユダヤ人【新装版】 ポーランド人とウクライナ人のはざまで』野村真理 著/岡村元太郎
・『検証 政治改革 なぜ劣化を招いたのか』川上高志 著/早瀬善彦
・『大村益次郎 全国を以て一大刀と為す』竹本知行 著/久野 潤
・『遠野物語と柳田國男 日本人のルーツをさぐる』新谷尚紀 著/篠崎奏平
・『「地方」と「努力」の現代史 アイドルホースと戦後日本』石岡 学 著/橋本 悠

☆【その他】
・「国民国家」の気概を問う――第三次世界大戦の「構図」を巡って/いったい何と戦っているのか?――揚げ足取りにかまけるな(鳥兜)
・英国に見る国家儀礼の力/「国葬」騒動の顛末に思う――岸田文雄首相の無能さ(保守放談)
・読者からの手紙

謙虚で美しい日本語のヒミツ

謙虚で美しい日本語のヒミツ

著者
呉善花
コード
9784828424569
発売日
2022/10/3
カテゴリ
社会・国際・政治

度重なる日本の謝罪が韓国に伝わらないワケをズバリ解明!
韓国人は漢字廃止で伝統と歴史を失った!?

日本語と韓国語には語順、文法、敬語の多用など、共通点が多い。
たが、国民の根底にある思想・美学の違いが相互理解の壁になっている。


◇言葉から日本文化の独自性と魅力を探る◇
【本書の内容】
第1章●日本語は謙虚さが表れた受け身の言葉
第2章●世界でも珍しい日本文化と日本語
第3章●もし日本語に漢字がなかったら―漢字廃止で韓国が失ったもの
第4章●古典にみる日本語の魅力―古きを愛する日本人の心
第5章●日韓でこんなに違う!30の言い回しとことわざ

世界史を狂わせた女たち

世界史を狂わせた女たち

著者
渡辺惣樹
コード
9784828424552
発売日
2022/10/3
カテゴリ
歴史

~第二次大戦のスパイと、共産主義と寝たレディの物語~

共産主義者をサポートしたルーズベルト大統領の妻。アメリカの要人を手玉に取ったチャーチル首相の娘。
第二次世界大戦時の謀略に加担した女たちの真実を掘り起こす。

現実の社会はセオリーどおりには動かない。
人間の好き嫌いや思いつきで、間違った方向によく動く。

◇アメリカ大統領の妻、エレノア・ルーズベルト
◇イギリス首相の娘、サラ・チャーチル
◇中国・毛沢東のお気に入り、アンナ・ストロング
暗号解読、親ソ世論の形成、軍事戦略の立案・・・・・・
歴史を変えた濃厚なハニートラップ!


■一章 ベティ・パック:007が頼りにしたスパイ
□二章 エリザベス・ベントリー:赤いスパイクイーン
■三章 エレノア・ルーズベルト:赤いファーストレディ(第五列の女王)
□四章 チャーチルの米国参戦工作の裏方となった二人の娘
    :サラ・チャーチルとパメラ・チャーチルのハニートラップ
■五章 中国共産党に尽くした二人の女
    :アグネス・スメドレーとアンナ・ストロング
□六章 カナダを赤く染めた女:マーガレット・トルドー
■七章 エリゼベス(エリゼ)・フリードマン:暗号解読の女王

新宗教 驚異の集金力

新宗教 驚異の集金力

著者
島田裕巳
コード
9784828424545
発売日
2022/10/3
カテゴリ
ノンフィクション・エッセイ

旧統一教会は今でもパワーがあるのか

[幸福の科学][真如苑][創価学会][天理教][大本][立正佼成会]・・・
幹部は特別なのか?巧妙なシステムで活性化しているのは、どの宗教?
おカネと仕組み――信者を増やす4つのビジネスモデル


第1章●統一教会と金
第2章●新宗教に集まる莫大な金 真如苑と幸福の科学
第3章●創価学会の膨大な資金力とビジネスモデル
第4章●新宗教と既成宗教のビジネスモデル
第5章●なぜ新宗教に金が集まるのか
第6章●新宗教ビジネスの抱える問題
第7章●なぜ宗教法人は課税されないのか

徳川家康 480年の孤独

徳川家康 480年の孤独

著者
宮崎正弘
コード
9784828424538
発売日
2022/10/3
カテゴリ
歴史

[日本の近代は江戸幕府がつくった]
狸親父の虚像と実像を追う!

狡猾ではなく誠実、陰謀家ではなく篤実。
知られざる大事業家、改革者の真の姿が明らかになる!
2023年大河ドラマ『どうする家康』に先立ち、徹底分析!


プロローグ なぜ狸親父と誤解されたのか?
第一章 奇跡と強運の宿命
第二章 団結力の強い家康家臣団
第三章 死が隣にあった世代
第四章 瞠目すべき新都市建設と経済改革
第五章 家康の好奇心と学問好き、その思想
第六章 家康とおんな達
第七章 柿田川の湧き水


【本書の主な内容】
歴史家も作家も軽視した大事な功績/江戸開府という世紀のプロジェクト
関ヶ原はインテリジェンス戦争の総決算/大坂の陣の本当の意味は何か?
武家諸法度が侍の忠君愛国精神を固めた/怪僧達が暗躍、政界の黒幕
外国人を活躍させた家康/鎖国というより通商・外交の一元化
家康は尊王家だった/日々の鍛錬、健康と薬事
保科正之が朱子学の実践者

ザ・フナイ vol.181

ザ・フナイ vol.181

著者
(発行)船井本社
コード
9784828424484
発売日
2022/10/3
カテゴリ
ザ・フナイ

◇特集
『最高の奇跡が起きる 天からのサイン』

■巻頭:
『舩井は宇宙人だった! 「みちびき画」が教えてくれる過去世』
●中村凰伯&舩井勝仁

『辛酸なめ子ビックリ仰天! 自分の知られざる使命がわかった「声」のヒミツ』
●辛酸なめ子&中島由美子


◇連載
●舩井勝仁

主幹から
今月号タイトル:人間の建設

●副島隆彦
評論家、副島国家戦略研究所【SNSI】主宰
連載テーマ「誰も書かない世の中の裏側」
今月号タイトル:統一教会が日本を乗っ取っていた。自民党とまとめて解体すべきだ。この国の危機だ

●古歩道ベンジャミン
フリージャーナリスト
連載テーマ「新しい時代への突入」
今月号タイトル:激化するエネルギー戦争と世界の政変劇

●船瀬俊介
地球環境評論家
連載テーマ「マスコミのタブー200連発」
今月号タイトル:安倍暗殺、犯人はスナイパーだ! 「単独犯行説」は完全崩壊

●飛鳥昭雄
サイエンスエンターテイナー
連載テーマ「情報最前線――未来への指針」
今月号タイトル:隠岐は鬼ヶ島で竜宮城だった!!

●安西正鷹
『みち』論説委員
連載テーマ「お金の謎に迫る」
今月号タイトル:お金に呪いをかけた者の正体を読み解く(7)

●金原博昭
オリオン形而上学研究所 代表
今月号タイトル:第二のトンネル《その9》

●新堂冬樹
小説家
罪と罰2023


◇短期連載
●大村大次郎

医療、公共機関にはびこる日本の病巣


◇読み切り
●インタビュー:長谷川雅江

今月号タイトル:病院嫌いの女医さんが開いた「ゆめのきクリニック」

●矢山利彦&南方幸一
今月号タイトル:「気」と「漢方」の力を患者さんへ届けたい 神農クリームにかける思い


◇今月号の見どころを、一部ご紹介
■巻頭対談
●中村凰伯&舩井勝仁
『舩井は宇宙人だった! 「みちびき画」が教えてくれる過去世』

――――――――――――――12ページ
舩井
私も、中村先生にみちびき画を描いていただきました。私は一体どうすればいいか読み解いていただけますか。

中村
舩井さんは、露骨に宇宙人でしたね(笑)。舩井さんに一番必要なのは、マイペースで生きることです。ズバリ言ってしまうと、お父さんはお父さんでいいんです。あなたはあなたで、新たな帝国をつくればいい。何があっても気にしない。ポジティブでいることです。それと、自分を客観的に見るためには、宇宙人であったということを自分で認識した方がいい(笑)。

舩井
私は宇宙人の自覚はまったくなかったです。お金儲けも大好きです(笑)。

中村
「あなたの過去は宇宙人です」と言っても「ああやっぱり!」という方も、ピンとこない方も、もちろんそれぞれです。でも、おそらくですが、今後「自分はやっぱり宇宙人だな」と思うタイミングが来ますよ。何か発明するなど、新しいことを始めるときに、そのいい意味での独自性が発揮されるのじゃないかと思います。
(中略)

中村
肌で感じて歴史を知るのが大切です。日本の歴史もそうですが、縄文時代の文明が世界各地に残されているのを探して回るといった活動も向いていると思いますよ。

舩井
ある先生が「日本の天皇家は、天から来たのでも大陸側から来たのでもない、ニライカナイ(※)から渡ってきた存在なんだ」という説を論じておられて、なるほどと納得しました。縄文文化の研究もしている先生でしたが、直接日本に影響を及ぼしているのは、海の彼方のニライカナイであるというのです。ニライカナイは、レムリアとかムーとか、そういった所なのだと思います。さらにたどっていけば、宇宙人にたどり着くのかもしれませんが、日本人の起源としては非常に腑に落ちる話だと感じました。これまでの歴史観だけでなく、見えない世界も含めて歴史を見直すと、未来に向かうべき方向が見えてくるかもしれません。


●辛酸なめ子&中島由美子
『辛酸なめ子ビックリ仰天! 自分の知られざる使命がわかった「声」のヒミツ』

――――――――――――――30ページ
辛酸
最近のポップス曲などを聞いていると、歌詞も曲調も荒いものが多いように感じていたのですがそういった音楽はどうなのでしょう。

中島
それが、実は現代の若者の危機につながっていると危惧しています。歌手までが電子によるボカロの歌もあって、電子音が巷に溢れ、耳が「電子化」しています。自然の音に親しんでいた一定の年齢層以上だと不快に感じてしまうような合成された音のほうが、若者にとっては心地良くなってしまっています。

辛酸
映画や動画も倍速で見る若者が増えているそうです。映像もそうですが、音声も不自然になりますよね。でもそれに慣れてしまっている。味覚がおかしくなっているといわれていたのと同じように、聴覚にも良くない変化が生じているのですね。コンビニのお弁当やラーメンのようなものばかり毎日食べていると、それくらい味が濃くないとおいしく感じなくなっていく。

中島
そうなんです。近年、若者のコミュニケーションの希薄さが問題視されていますが、他人事のような音楽ばかり聴いているから他人事のような声しか出せなくなってしまっているところに原因を感じます。人は、聞いたことのある音しか出すことができません。だから、人の声を変えるにはまずは耳から変えなくてはと思っているのです。ちょっと陰謀論的になってしまいますが、耳から身を守る術を身に付けていなければ、いずれ音の兵器のようなものが出てきて操られたりしてしまうかもしれません。もしかしたら既に使われているのかもと思うときすらあります。

辛酸
音って、思っていた以上に影響力が強く、大事なものなのですね。

中島
はい。『日月神示』でも、九分九厘は大変なことの予言ですが、最後の一厘の救いのシナリオがあると言われているのが、「音」なのではないかと私は思っています。音はすなわち波動です。世の中を良い方に書き換えるためには、良い波動を共鳴させていく。高い次元の周波数の音がこの世に蔓延するようになれば、負のものは朽ち落ち、良いものだけが残っていく。その鍵が音にあると感じているのです。

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