私の人間論

書籍詳細

私の人間論

著者

福田恆存

コード

9784828422220

カテゴリ

海外翻訳・文学・ノンフィクション

発売日

2020/11/4

本体価格

1,800円+税

ページ数

312ページ

サイズ

四六ソフト

内容

◆福田恒存は何を信じたのか◆ 負けなしの論争家で知られる福田恆存の生涯は逆境続きだった。 戦時下は職を転々とし、戦後は平和論論争で論壇から「村八分」にされた。 国語問題の敗北、劇団の分裂騒動、晩年は脳梗塞を患いながら、 それでも「生来のオプティミズム」を手放さなかったあの強靭な精神はどこから生まれたのか。 なぜかくも人を愛せたのか。その秘密が見えてくる 知られざる自伝があった! 晩年に平易な文章で語った昭和の時代 ●????? 紙も歴史も国家も自己も フィクションだからこそ 私たちは作りあげなくてはならない ーーーーーーーーーーーーーーー● 解説:浜崎洋介 「君はそれが言ひたいんだからな」 この時だけではない、私の胸のうちにはいつも一つの疑問が残つてゐる。 相手の一番痛いところを突く(小林秀雄)氏の痛罵を浴びて泣かされた人は数多く知つてゐる。 日頃、親しければ親しいほど、その災厄は免れ難い、だが、この有名な「悪態」が私に向けられたことは、 幸か不幸か一度もない、少くとも面と向つてそれを浴びせかけられたことはない、つまり、それほど私は 「味噌滓」扱ひにされてゐたのだろうか、今、私はいささかの寂しさをもつて小林さんを懐かしんでゐる。 ーーーーーー本文より この著者の他の作品 データがございません。 同じカテゴリーの作品 ご購入はこちらから Amazon.co.jp 紀伊國屋書店 その他オンライン書店 INSTAGRAM WIDGET TWITTER WIDGET

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