地理で読み解く「環インド洋経済圏」の潜在力

書籍詳細

地理で読み解く「環インド洋経済圏」の潜在力

著者

宮路秀作

コード

9784828427256

カテゴリ

経済・金融・投資

発売日

2025/6/19

本体価格

1,800円+税

ページ数

272ページ

サイズ

四六ソフト

内容

人口が多く、若い。資源が豊富。先進的なデジタル経済、莫大な海洋交易...これから10年、世界は“アジアの南西”に投資する!インド、オーストラリア、ケニアなど11カ国。未来はどうなる?

中国の「真珠の首飾り」構想に楔を打つ!
日本が経済、外交の覇権競争に勝つ戦略とは?

インドを中心にオーストラリア、インドネシアなどの東南アジア、ドバイなどの中東、ケニアに代表される東アフリカに広がる広大な地域、インド洋圏。ローマ帝国時代以来、長い歴史を経て形成された海洋交易ルートに加え、近年は国際分業の観点からますます重要性を増している。世界有数の人口規模を有し、労働者は若く、資源が豊富。デジタル経済の先進地域でもあるインド洋圏。そのなかでも魅力的な11カ国の、経済、外交、安全保障の潜在力を明らかにし、日本の関わり方を提案する。

日本が輸入する鉱物資源の多くはインド洋を経由して運ばれますし、中東からの原油タンカーもこの海を通ります。さらに、アフリカ大陸東岸や南アジアの沿岸諸国は、急速な人口増加や経済成長を背景に潜在的な市場拡大が見込まれています。そうした「潜在力」こそ、環インド洋経済圏の面白さであり、本書では多角的にこの地域を観察し、その魅力を示していきたいと思います———本文より

〈目次〉
第1章 なぜ、いま「環インド洋経済圏」なのか
第2章 中核をなす国々——インド、オーストラリア、ケニア
第3章 環インド洋経済圏の国々の事情
第4章 日本は「環インド洋経済圏」にどう関わるか
【エピローグ】
10年後の「環インド洋経済圏」を読む


【お詫びと訂正】
本書の記載に誤りがございました。
謹んでお詫び申し上げ、ここに訂正させていただきます。

P162の1行目
誤)には「スリーパーダ(聖なる足跡)」
正)山頂には「スリーパーダ(聖なる足跡)」

P197の1行目
誤)ンランド
正)位はグリーンランド


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