教養として知っておきたい経済学入門
トランプの出現を預言していたケインズの叡智を学ぶ!
ケインズのもっとも有名な著作は、大恐慌時の不況対策はどうすればいいかというのがテーマになっていました。だからケインズの経済理論を知るには、当時の世界がどういう経済状態にあり、どういう問題を抱えていたのかを知る必要があります。ケインズの時代は産業革命によって世界が豊かになる一方で、「失業」が社会問題として大きくクローズアップされていました。またイギリスを中心とする帝国主義がもっとも盛んな時期であり、世界経済はルール無用の弱肉強食の強奪戦が繰り広げられていました。そういう無秩序な世界経済の中で、ケインズは人々が豊かに平穏に暮らすにはどうしたらいいのか、新たなルールや秩序を研究し世界に発信したのです。なので本書では、当時の時代背景、経済事情、社会問題等をどういう意図を持ち、何を批判し、何を提言したのかについて解説していきたいと思います。(本書「はじめに」より)
〈目次〉
序 章 かなりユニークな人物だったケインズ
第1章 ドイツを苛め抜けば世界経済は崩壊する
第2章 失業は自然に解消するわけではない
第3章 ケインズの新世界金融システム構想
第4章 リーマン・ショックを予言したケインズの警告
一億総貧困化の真相
消費税はれっきとした二重課税
日本が財政危機という真っ赤なウソ
消費税減税拒絶政治家に落選運動を
本書は、かつて大蔵省の最前線で勤務をした経験を有する筆者が財務省の本当の姿、そして日本財政の真実の姿を明らかにし、財務省がいかに〝欺瞞〞に満ちた政策運営を行っているのかを明らかにするものです。もちろん、重要なことは真実を語ることです。財務省憎しという感情が優先して、真実でないことを記述しても意味はありません。すべての側面において真実だけを述べることにします。そして最終的に財務省に対する評価を決めるのは読者の皆さんです。(本書「はじめに」より)
〈目次〉
第1章 誰も知らない日本財政の真実
第2章 日本財政最大の闇は補正予算
第3章 黒田日銀の正体
第4章 日本の“失われた40年”の元凶
第5章 腐敗する日本の政治
第6章 政治刷新の条件
終 章 明日への希望
人口が多く、若い。資源が豊富。先進的なデジタル経済、莫大な海洋交易...これから10年、世界は“アジアの南西”に投資する!インド、オーストラリア、ケニアなど11カ国。未来はどうなる?
中国の「真珠の首飾り」構想に楔を打つ!
日本が経済、外交の覇権競争に勝つ戦略とは?
インドを中心にオーストラリア、インドネシアなどの東南アジア、ドバイなどの中東、ケニアに代表される東アフリカに広がる広大な地域、インド洋圏。ローマ帝国時代以来、長い歴史を経て形成された海洋交易ルートに加え、近年は国際分業の観点からますます重要性を増している。世界有数の人口規模を有し、労働者は若く、資源が豊富。デジタル経済の先進地域でもあるインド洋圏。そのなかでも魅力的な11カ国の、経済、外交、安全保障の潜在力を明らかにし、日本の関わり方を提案する。
日本が輸入する鉱物資源の多くはインド洋を経由して運ばれますし、中東からの原油タンカーもこの海を通ります。さらに、アフリカ大陸東岸や南アジアの沿岸諸国は、急速な人口増加や経済成長を背景に潜在的な市場拡大が見込まれています。そうした「潜在力」こそ、環インド洋経済圏の面白さであり、本書では多角的にこの地域を観察し、その魅力を示していきたいと思います———本文より
〈目次〉
第1章 なぜ、いま「環インド洋経済圏」なのか
第2章 中核をなす国々——インド、オーストラリア、ケニア
第3章 環インド洋経済圏の国々の事情
第4章 日本は「環インド洋経済圏」にどう関わるか
【エピローグ】
10年後の「環インド洋経済圏」を読む
●「掘って掘って掘りまくる」エネルギー増産
海運の高配当株は日本郵船!
●在日米軍撤去!_で政府案件増加
防衛産業の大本命は三菱重工!
絶対買うべき日米38銘柄!
【本書の主な内容】
●トランプの思想は「ディール(取引)」がすべて
●トランプショックに怯える必要はない
●「お前はクビだ!」で知名度は全国区に
●政府効率化省で見えてきたマスクとの共通点
●トランプとマスクを結び付けたピーター・ティール
●旧ツイッター買収の意味
●無償で「星条旗のため」に働く
●テスラは中国でシェアを拡大する
●敵はエスタブリッシュメント
●「ゴールドカード」はまさに天才の発想
●「掘って掘って掘りまくれ」のホントの意図
●トランプ政権の政策で株高は間違いなし
●波動を知れば怖いものなし
●日本再評価で株価は上昇する!
●これから狙うべき米国株・日本株
●金融庁が「ビットコインETF」許可で爆上げへ
第2次トランプ政権発足後、さまざまな政策が株価に影響を及ぼしています。それは「トランプショック」ともいわれ、市場を不安に陥れています。しかし、著者は「トランプ&マスク政権」のもと、アメリカ経済は黄金時代を迎え、NYダウ・日経平均は爆上がりすると説きます。その根拠をトランプ&マスクの生い立ちからその思想に求め、上げ相場のなかでもとくに有望な日米の38銘柄を厳選しました。相場歴40年以上の目利きが太鼓判を押す銘柄とともに、みなさんもチャンスの波に乗ってください!
〈目次〉
第1章 トランプの思想と戦略を読む
第2章 イーロン・マスクの思想と戦略を読む
第3章「トランプ&マスク政権」でアメリカ経済は黄金時代へ
第4章 これから狙うべき米国株、大注目の14銘柄
第5章 これから狙うべき日本株、大注目の28銘柄
第6章 仮想通貨ビットコインは最も「旬」な投資商品
トランプ政権で動く!
最強通貨と最弱通貨
国際情勢と歴史で為替動向を読み解く
さよなら、日本円!
このままでは我々はどんどん貧しくなる
狙い目はメキシコペソ、南アランド、それとも…?
日本人の資産を守る通貨は何か、
徹底的に議論しました。
【本書の主な内容】
●円だけを持っていればいい時代は終わった
●BRICSの台頭によりドルの価値は下がっていく
●ECBの度重なる金利引き上げがユーロ経済を疲弊させた
●弱い日本円よりも、さらに弱いユーロ
●「買ってはダメ」と言っても買いたい人が出てくるトルコリラ
●資源国で人口も多いメキシコは成長が期待できる国
●メキシコペソなら2~3年で利益が出る可能性も
●南アフリカの通貨ランドは割安感のある新興国通貨
本書は、帯のキャッチコピー「さよなら、日本円!」というテーマで書かせていただきました。そのテーマの通り、衰退する日本の通貨に絶大な信頼を置くのはやめようという趣旨が込められているのですが、決して日本を見捨てているわけではありません。むしろ日本の復活を願い、一人でも多くの国民が気付いて動けるよう、僕はYouTubeの「越境3.0チャンネル」にて日々情報発信を続けています。(中略)
世界を見渡すと、成長している国、金利の高い国、物価の安い国、色々ありますが、本書はそれらの国の通貨とその背景をまずは知ってみようという、為替取引のイロハのイを書きました。——(石田和靖「はじめに」より)
〈目次〉
第1章 日本人も海外通貨を持つ時代がやって来た
第2章 ドル高円安でも長期衰退していくドル
第3章 さらに落ちていく日本円の価値
第4章 すでに終わりの見えた通貨・ユーロ
第5章 「下がりつづける通貨」でも、なぜトルコリラは「買い」なのか
第6章 メキシコペソはなぜ最強通貨なのか
【巻末特別付録】 FXとは
安さは正義ではない!
稼ぐために一番重要なのは競争力!
デフレが当たり前になった日本人に問う、なぜ日本は冴えなくなったのか?本格的な金利上昇局面を迎える。どこまで上がり、金利上昇が生活に与える影響は?日本の金利のゆくえを解説する。
日本経済死にいたる病とは?
補助金という名のバラマキで物価上昇に対応できない日本の急所を是正せよ!
〈目次〉
第1章 日本銀行の金融政策振り返り
第2章 異次元緩和の功罪
第3章 歪んだマーケット
第4章 財政難と金利
第5章 これからの金利の行方 そして日本が解決すべきこと
終 章 来るべき金利上昇局面 私たちはどうするべきか