リベラル地獄・アメリカ

書籍詳細

リベラル地獄・アメリカ

著者

タントリス,茂木誠

コード

9784828428437

カテゴリ

社会・国際・政治

発売日

2026/6/17

本体価格

1,800円+税

ページ数

260ページ

サイズ

四六ソフト

内容

米国で生まれ育ったZ世代タントリス氏が語る、分断の過激化する米国での過酷な体験を、茂木誠氏が歴史的文脈で読み解く異色の対談。タントリス氏の体験談を軸に、ニューディール体制の崩壊、マルクス主義者によるリベラルの乗っ取り、ベビーブーマー世代の無自覚な加担という視点から米国社会の病巣に迫る。

茂木「多様性を強制するポリコレ全体主義は、近未来の日本か?」
タントリス「この国で僕は覚醒した。東京はなんて気持ちいい」

●トランスジェンダーの代名詞には「ZE」を使え
●白人男性が好かれるためにはリベラルに徹するしかない
●ヒラリー・クリントンを批判できる雰囲気は皆無だった
●「白人は悪」という前提を受け入れないと人種差別主義者になる
●「ブラックピル」が蔓延する社会
●「この国に裏切られた」という孤独を抱えている
●正しさを疑い始めた「普通のアメリカ人」
●日本で生きるコツは、まず謝罪すること
●トランプ再登場へのとらえ方の違い
●定義できない日本の、壊れにくい構造
●日本にいれば「すごい何者か」でなくてもいい
●日本人の「本音と建前」について
●天皇という「大きな物語」が生きている日本

〈目次〉
第1章 「アメリカの分断」の時代に生きて
親は言う「大学を出なければ将来はない」
ハーヴァード大学に行きたければ放課後の過ごし方も大事
呆れるほど金がかかるアメリカの大学 
世界トップの美大に何となく入って
「リベラル」でなければ生きていけない場所
白人はソンブレロをかぶるな、キモノを着るな
白人はこれまでの歴史を他人種に謝罪すべきだ
リベラルの主張の先っぽにはマルクスがいる
保守向けとリベラル向けでニュースにも違いがある
論理主体の人生か、感情優先の生き方か
母のリベラル思考の源流はパンク・ロック

第2章 白人男性の自由が奪われた社会
トランスジェンダーの代名詞は「ZE」を使え
白人男性が好かれるためにはリベラルに徹するしかない
【タントリスのノートから(1)】「レイプ擁護者」にされた日
知識人はポストモダニズムに向かっていると言うが
ヒラリー・クリントンを批判できる雰囲気は皆無だった
【タントリスのノートから(2)】アメリカ保守主義の問題点
「白人には文化がない」のか
「いちゃもん」への反論がきっかけで大炎上
「白人は悪」という前提を受け入れないと人種差別主義者になる
【タントリスのノートから(3)】サラのお母さん
大学の外にしか居場所がなくなる
「問題のある人間」にされただけの大学生活
【タントリスのノートから(4)】マイル・オブ・ヒストリー

第3章 成功を諦めている若者たち
アメリカ公立学校の悪の根源「ゾーニング」とは
老いたアーティストが「トリップ」している街
日本人にはない、日常に対するアメリカ人の緊張感
強者として生存しなければならない
ドラッグ漬けの友人の家で
【タントリスのノートから(5)】20年後もこのまま
行われているのは「従順な労働者」を作るための教育
母親の恋人だった男は撃たれて死んだ
【タントリスのノートから(6)】壊れた国で育つということ
「ブラックピル」が蔓延する社会
大学を出て頑張っても家も買えない状況
一日中ゲームをして過ごしている二人の友人
【タントリスのノートから(7)】金持ちのルークの感覚

第4章 ベビーブーマーが国を壊した
有名大学を出ても面接にさえたどり着けなかった
SNSの影響でライブハウスでの演奏さえ断られる
【タントリスのノートから(8)】ミルウォーキーの閉塞感 
自虐的すぎるアメリカのリベラル
リベラルという立場をマルクス主義者が乗っ取った
「この国に裏切られた」という孤独を抱えている
【タントリスのノートから(9)】ベビーブーマーについて──レインとの対話
生活の安定がもたらした「何のために生きるのか」という疑問
カウンター・カルチャーを抑えるための「3S政策」
政治の都合の犠牲になったアメリカの伝統社会
思想的混迷の中で行われた2026年のイラン攻撃
体裁も整えずに他国を攻撃するようになったアメリカ
西洋社会は「善悪二元論的な世界観」を押しつけてきたが
正しさを疑い始めた「普通のアメリカ人」

第5章 輝いていたフランス、くすんでしまったフランス
アートを志す者の憧れの国・フランス
自分の国の「良さ」に醒めているフランス人たち
【タントリスのノートから(10)】オン・サン・フー(どうでもいい)
ノートルダム大聖堂焼失へのドライな感覚
【タントリスのノートから(11)】フランスへの失望
変わり果てたフランス
夢の国から悪夢の国へ

第6章 理論よりも生活実感。生きやすい日本
最初は「居場所がない」と思った日本
「ブラックユーモア」が必要ない日常
日本で生きるコツは、まず謝罪すること
日本にいれば「すごい何者か」でなくてもいい
【タントリスのノートから(12)】日本は拡張された家族
トランプ再登場へのとらえ方の違い
政治家はなぜ上位層を優遇するのか
日本で暮らして得られた「違う視野」
宗教に対して自由に見える日本人
日本の宗教はまるで消費文化のよう
なぜ日本の宗教はおとなしくなったか
定義できない日本の、壊れにくい構造
【タントリスのノートから(13)】コンビニの隣の神社
マッカーサーの命令も押しのけた「平将門の首塚

第7章 物事の判断基準が、自分ではなく他社にある社会
日本人の「本音と建前」について
【タントリスのノートから(14)】和辻哲郎の言う真理のありか
ルールは個人を同期させるために存在する
【タントリスのノートから(15)】ルールはルール
「他人が嫌がるから」という基準で動く
【タントリスのノートから(16)】世の中に対する前提
下北沢のライブハウスにもあった「暗黙の了解」
イデオロギーが広がりにくいカルチャー
【タントリスのノートから(17)】ヴェイパーウェイヴ
天皇という「大きな物語」が生きている日本
天皇は「お父さん」で抑圧者ではない


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