

著者
片桐豪志(著),河合雅司(監修),田中謙司(執筆協力)
コード
9784828428772
カテゴリ
社会・国際・政治
発売日
2026/10/1
本体価格
1,700円+税
ページ数
224ページ
サイズ
四六ソフト
内容
数理モデルから独自推計
「日本縮小」の最悪シナリオと生存戦略!
このままなら人口5900万人、出生数4.7万人
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私たちは、まだ「時間がある」と思っています。人口減少は確かに進んでいますが、社会はゆっくりと、段階的に変わればよい──そのように考える方が多いのが現状です。
しかし、私が東京大学との共同研究で行った厳しい条件の人口推計は、その安心感を根底から覆しました。最も厳しい前提で計算すると、2070年の日本の人口は約5900万人、年間出生数は4.7万人にまで落ち込むという結果が出ています。これはメインシナリオではなく、直近の傾向が長期に続くと仮定した下方シナリオです。しかし、単なる統計上の数字ではなく、社会の基盤が短期間で大きく変容し得るという、差し迫った警報なのです。(中略)
多くの人口論は「問題の羅列」に終始しがちですが、本書は違います。まずは最も厳しい推計を提示し、そのインパクトを具体的に示します。そして、なぜここまで少子化が急速に進むのか、その原因を各種統計データから客観的に深掘りします。最後に、政策と企業戦略の両面から「ギアチェンジ」するための実行可能な処方箋を提示します。単なる理論ではなく、現場で使える設計図を目指しました。
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【本書で重視している4つの点】
1.「時間軸の短さ」
変化は緩やかではなく、数十年単位で急速に進む可能性があります。
2.「極東の小国化」
生産性がこの数十年たいして変わっていない日本では、人口を減らしてしまうことが即座に衰退につながります。人口が半分になると世界での位置づけはどうなるのか、どのような影響が出るのかを分析しました。
3.「社会や企業はどう変わればよいのか」
社会をコンパクトにたたみ、むしろ小さくなって強みを発揮させる。本書では、企業は戦略を大胆に変え、早く適応すべきと考えます。
4.「生活者目線ではどうすればよいのか」
日本全体としては重大な問題ですが、目の前の生活をどう防衛すべきか、5つの具体策を提示しています。
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私は本書を単なる警鐘ではなく、行動のための手順書として執筆いたしました。読者の皆さまがこの手順書を手に取り、政策や事業の舵を切り直してくださることを期待しています。「なんとなく、大丈夫ではないか」と無策のまま時間を浪費すれば、取り返しのつかない損失が確実に増えていきます。逆に、今すぐギアチェンジを行えば、衰退を緩和し、新たな成長の芽を育てる余地は十分にあります。
人口減少は避けられない潮流の一つですが、その速度と影響は私たちの選択次第で大きく変わります。
〈目次〉
第1章 2070年―出生数4.7万人、人口5900万人の衝撃
第2章 社人研推計の構造的問題―国の予測はなぜ「甘い」のか
第3章 出生率の数理モデルによる再評価とAIシミュレーション
第4章 なぜそこまで出生数が減るのか? 統計から明らかな根本原因
第5章 長寿神話の終焉―格差社会と孤立が招く「死亡率上昇」の衝撃
第6章 今すぐに必要な3つの解決策
終章 現実的な人口前提に基づく日本再設計
特別対談 河合雅司×片桐豪志 人口減少という「静かなる有事」にどう対応すべきか
特別対談 田中謙司×片桐豪志 人口減少という巨大な課題に向き合うための「思考のフレーム」
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