著者
宮脇淳子
コード
9784828417080
カテゴリ
歴史
発売日
2013/5/1
本体価格
1,700円+税
ページ数
320ページ
サイズ
四六ハード
内容
本書では、日清戦争が始まった1894年(明治27年)から、ソ連からの引き揚げ船が舞鶴に入港する1956年(昭和31年)までを歴史学者・宮脇淳子氏が完全解説。 「なぜ満洲と呼ばれるのか?」といった素朴な疑問から、「旅順虐殺の真相」「関東軍の謀略は本当にあったのか?」「日本と欧米の植民地政策の大きな相違点」など、日本人と中国人の歴史観のギャップによって見えなくなってきた「史実」を解き起こす、まさに「真実の満洲史」である。 中国の立場から見た歴史観にも、戦後日本の自虐史観に則らない、世界から見た「史実」とはいかなるものか? 中国共産党・毛沢東によって書き換えられた歴史を鵜呑みにしてきた日本人に、真実の歴史を解説していく。歴史とは勝者によってつくられる。 「今回の『真実の満洲史』では、大陸と日本との関わりが一番の焦点になります。それこそ、われわれ戦後の日本人が正面から向き合うことを避けてきた、もっとも不得手な分野です。つまり、満洲の歴史をどう見るのかということは、日本人の歴史観を問う鏡のようなものなのです」(まえがき抜粋)
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