第二次大戦・独裁者の狡猾

書籍詳細

第二次大戦・独裁者の狡猾

著者

渡辺惣樹,福井義高

コード

9784828427454

カテゴリ

歴史

発売日

2025/7/17

本体価格

2,100円+税

ページ数

340ページ

サイズ

四六ソフト

内容

スターリンの謀略、ヒトラーの失策、チャーチルの憎悪、ルーズベルトの老獪。共産主義に踊らされた世界のリーダーたち……世界支配を本当に目論んだのは誰か?「日本の戦争」は必然だったか?東大教授の書かない最新歴史研究。『東大教授には書けない「腹黒い」近現代史』(2024年刊)に続く刺激的な歴史対談、待望の続編が登場!

本書では、一般の歴史書がほとんど扱わない小国の動きにも焦点をあてたが、読者には、その意図を了解していただけるのではないかと思う。ヨーロッパは強欲で愚かな国の集合体である。だからこそ第一次大戦も第二次大戦もヨーロッパで起きた。米国の建国の父たちは、「ヨーロッパのもめ事には関わるな」と後世に警告した。彼らは、魑魅魍魎のヨーロッパ世界を知っていた。その教えに背き、ウッドロウ・ウィルソン大統領がヨーロッパの戦いに介入した。戦間期は、ウィルソンの間違いを米国民が悔いていた時期でもあった。国民の真摯な反省を、フランクリン・ルーズベルト大統領とウィンストン・チャーチル首相が粉砕した。そして第二次大戦となった。読者が、読了後に幾ばくかのデジャブを持つことができればこの企画は成功だと思う。歴史は繰り返す。本当の歴史を知らずして現代は語れない。(本書の渡辺惣樹「はじめに」より)

〈目次〉
第1章 既存の秩序・常識を壊したベルサイユ体制
第2章 戦間期を混乱させたフランスのわがまま
第3章 ソ連を一大プレイヤーに押し上げたスターリンの深謀遠慮
第4章 満洲国の主権にこだわりすぎた日本の落とし穴
第5章 ニューディールの失敗で参戦を決めたアメリカ・ルーズベルト
第6章 共産主義プロパガンダの集大成だったスペイン内戦
第7章 ヒトラーはどこで間違えたのか


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