日本史外伝 “悲運の英雄”奇譚

書籍詳細

日本史外伝 “悲運の英雄”奇譚

著者

河合敦,山口敏太郎

コード

9784828428635

カテゴリ

歴史

発売日

2026/9/1

本体価格

1,800円+税

ページ数

272ページ

サイズ

四六ソフト

内容

本当に死んだ? どう甦った?
源義経、織田信長、明智光秀、坂本龍馬、西郷隆盛……“消された”13人の足跡を追う。


●“義経の首”は、本当に本人だったのだろうか?
●道真の怨霊が、本性を現す!!
●安倍晴明は、将門の息子だった!……のか?
●信長はヨーロッパに渡り、哲学者になった!……のか?
●光秀は“南海坊天海”になったのか?
●利休は“キリシタン”だったのか?
●龍馬の幽霊が、日露戦争を勝利に導いた !?
●“西郷生存説”が、トンデモない事件を!

非業の死を遂げ、庶民に慕われた偉人の不死鳥伝説──史実か、都市伝説か。民衆が望んだ「もう一つの歴史」を読み解く。歴史作家・河合敦氏とオカルト界の巨匠・山口敏太郎氏が、歴史に埋もれた噂や説を多角的に検証。当時の人々が信じた「もう一つの真実」を明かす異色対談。

──────────────────

歴史学は、オカルト現象とはまったく無縁な学問のように思われますが、それは大きな誤解です。とくに古代・中世は、怨霊や物の怪が大きく歴史を動かすことも少なくなかったのです。(中略)
いずれも荒唐無稽な英雄不死伝説ですが、英雄には生きていてほしいという民衆の願いがこうした数々の伝説を生んだのでしょう。(河合敦「はじめに」より)

──────────────────

流れゆく歴史は、時に残酷に、時に冷徹に人間を始末する。まるで、歴史をコマ送りする時に、必要なパーツとして人材を採用して、そして大胆に使い捨てて行く。雄大な歴史の前では、所詮人間は単なる脇役に過ぎないのであろう。(中略)
今回、本著においては、そんな歴史に翻弄される人間たちの、狂言回しぶりをいろんな可能性を持って扱ってみた。歴史と言うのは、いかようにも解釈できるものである。(山口敏太郎「おわりに」より)


〈目次〉
第1章 崇徳上皇 この世を恨んで死んでいった、上皇の悲劇!
・“日本三大怨霊”の祟りは鎮められたのだろうか?
・まるで「2時間ドラマ」のようなシナリオ!?
・皇室は“怨霊化”しやすい?
・「皇を取って民となし、民を取って皇となす」!

第2章 源義経 大モンゴル帝国は、日本の武士の“魂”が築いた?
・源義経は大陸に渡って“ジンギスカン”になった!……のか?
・歴史学会の批判にも、屈する事はなかった! 小谷部氏
・ジンギスカンの墓を巡る攻防は、ミステリー小説になった!
・“義経の首”は、本当に本人だったのだろうか?
・卓越した“騎馬戦”や〝奇襲戦法〞が共通点!?

第3章 菅原道真“怨霊”は、いかにして“神様”になったのか?
・道真のライバルは“藤原時平”!!
・道真の怨霊が、本性を現す!!
・道真は優秀なだけに傲慢だった!……のか?
・“北野天満宮”が創建された経緯は?
・“将門の北斗七星伝説”を知っていますか?
・マッカーサーも驚いた!将門の祟り……
・安倍晴明は、将門の息子だった!……のか?
・その後、道真は“神”になったのか?

第4章 織田信長 戦国の風雲児は、二度!殺された?
・明智光秀は信長を裏切ってなど、いなかった!……のか?
・秀吉は“サンカ”の出身だった!……のか?
・秀吉のもうひとつの奇跡?“美濃大返し”!
・光秀が、予想もしなかった?“中国大返し”!
・“長宗我部元親黒幕説”は、どれだけ可能性があるのだろうか?
・“朝廷黒幕説”はどれだけ可能性があるのだろうか?
・信長の遺体は、お寺に埋められた!……のか?
・信長はヨーロッパに渡り、哲学者になった!……のか?

第5章 明智光秀 家康と共に築いた“永遠の平和”?
・光秀は“落ち武者狩り”で殺された!……のか?
・秀吉自身の供述も、あるのだが……
・光秀は、生き延びていた!……のか?
・光秀は“南海坊天海”になったのか?
・光秀=天海説のこれだけの根拠は?
・天海は“明智秀満”だったのでは?
・徳川家康と天海が、親しげに語り合った日……
・遥かな歴史ロマンに、夢を馳せる物語……

第6章 千利休“茶の湯”の道に殉じた、アーティスト!?
・秀吉は、本当に切腹を命じたのだろうか?
・利休は自分の木像を造り、山門に安置したのだが……
・利休は“キリシタン”だったのか?
・“秀吉認知症説”は、関係しているのか?
・利休は、家康の間者だった!……のか?
・“利休生存説”も諸説、存在している!?
・利休の茶を飲んだ、と、秀吉は記していた!?
・利休は、最期まで“ひとりの茶人”でいたかった……のか?

第7章 平賀源内“非常な人”は、どこまでも自由な魂を求めた?
・“江戸のダヴィンチ”波乱万丈の生涯!?
・代表的発明品“エレキテル”とは?
・スウィフトの『ガリバー旅行記』へのオマージュか?
・源内を蝕んでいた“病”の正体は?
・そして、謎多き、刃傷事件の真相は?
・源内は、突然、刀を振り下ろした……
・二人の“異才”の共通点は?

第8章 孝明天皇“毒殺された?”天皇が、もし生きていれば……
・“天然痘”が、爆発的に流行していた!?
・孝明天皇は、大の外国勢嫌いだった!?
・孝明天皇暗殺実行犯は、伊藤博文です!
・明治天皇は“すげ替えられた”のか?
・大久保利通が、初めて天皇のお姿を見たのは……
・岩倉具視は、もの凄い政治家だった?

第9章 吉田松陰 幕末の徒花!正体は“テロリスト”か?“革命家”か?
・彼は、最期に自ら死を選んだ気がします……
・“老中首座暗殺計画”を、自ら告白した!?
・どんな時でも“誠意”は相手に通じるのだろうか?
・松陰は超がつくほどの楽天家だった?
・伊藤博文、山縣有朋など、明治の元勲を育てた?
・「留魂録」の本物は凄かった!!
・青年将校の憧れは“吉田松陰”だった!……のか?
・もしも、吉田松陰なかりせば……
・“大義”ある死は、時には命より重い……

第10章 坂本龍馬 死んでからも“日本の行く末”を案じていた英雄……
・即席“龍馬研究会”発足!
・新選組。原田左之助が怪しい!……のか?
・左之助の“怨霊”が山本太郎に取り憑いた!……のか?
・龍馬暗殺黒幕説1.西郷隆盛がやった説!
・龍馬暗殺黒幕説2.岩倉具視がやった説!
・龍馬暗殺黒幕説3.後藤象二郎説
・見廻組リーダーは、龍馬の知り合いの弟だった!?
・龍馬暗殺黒幕説4.紀州藩がやった説
・龍馬の幽霊が、日露戦争を勝利に導いた!?

第11章 小栗忠順“逆賊の幕臣”は、本当に反逆者だったのか?
・2027年大河ドラマ主役は、本当に“逆賊”だったのか?
・小栗忠順は、幕末大動乱期の、時代に翻弄された!……のか?
・忠順は、横須賀に、軍艦を作る工場を建設した!
・“逆賊の幕臣”の最期は、河原で斬首!
・“徳川埋蔵金”の行方は誰も知らない……
・利根川を遡ってきた船から何かが運び込まれた?
・忠順殺害は、若い血潮の暴走だった!……のか?
・戦争は人を狂わせる装置、想像を絶する行為も?
・“明治国家の父の一人”と言われた忠順……

第12章 西郷隆盛“永遠の不死鳥伝説”の行く先は?
・西郷隆盛は“星”になった!
・あの有名な西郷隆盛は、偽物!……なのか?
・“ボウズヲシサツセヨ”の真意は?
・「晋どん、もうここらで、よか」と、西郷は言った……
・西郷の遺体は、本物だったのか?
・西郷は、ロシアに渡った!……のか?
・“西郷生存説”が、トンデモない事件を!

第13章 伊藤博文 日韓関係に影響を及ぼした?“疑惑の銃弾”は?
・1909年、ハルビン駅。事件が起きた!
・“疑惑の銃弾”は三発、命中していた!
・暗殺の黒幕説1.ロシアじゃないか説
・暗殺の黒幕説2.ドイツじゃないか説
・実は“安重根”は実行犯でもなかったんじゃないか説
・室田は現場詳細を報告しなかったのだろうか?
・暗殺の黒幕説3.日本陸軍首脳部じゃないか説
・伊藤はゆるやかな“朝鮮支配”を目指していた!?


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