著者
田中治郎
コード
9784828424859
カテゴリ
精神・心理・宗教・生き方
発売日
2023/1/20
本体価格
1,800円+税
ページ数
304ページ
サイズ
四六ソフト
内容
【なぜ親鸞のことばは心に響くのか】
山折哲雄氏、佐藤優氏推薦!
なぜ悪人が救われるのか?
なぜ他力なのか?
親鸞と唯円の邂逅にその秘密があった!
あなたは本物の「歎異抄」を知らない!
●目次
第一章 親鸞の言葉
第二章 唯円の歎き
第三章 資料から読み解く真実
「他力」こそ、現世の限界を超える唯一の思想だ!
序言から全十八条、流罪記録、奥書まで全文すべてを掲載!
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親鸞のふところに分け入り、唯円の問いに首を垂れる
著者の心の息吹が伝わってくる覚悟の文章だ。――山折哲雄(宗教学者)
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疫病と戦争が再来した時代に人生と仕事に勝つ強い人間になるための
ノウハウを学ぶことができる。――佐藤優(作家・元外務省主任分析官)
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◆親鸞のことば――パラドクス(逆説)に満ちた宗教の本質(真理)
「善人なほもつて往生をとぐ。いはんや悪人をや」
◎現代語訳
善人でさえも往生を遂げるのだから、いわんや悪人が往生を遂げるのはあたりまえなのです。[第三条61ページ]
「親鸞は父母の教養のためとて、一返にても念仏申したること、いまだ候はず。」
◎現代語訳
わたくし親鸞は、父母の追善供養のためだといって一度でも念仏したことはいまだかつてありません。[第五条87ページ]
◆唯円のことば――親鸞の思想を美しいことばで表現
「露命わづかに枯草の身にかかりて候ふほどにこそ・・・」
◎現代語訳
(私の命も)枯草にかかった露のようなもの、人々の不審をのぞくために親鸞聖人の仰せの趣旨を申し上げて参りました。[後序より 259ぺージ、262ページ]
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