著者
久保田龍雄
コード
9784828427225
カテゴリ
ノンフィクション・エッセイ
発売日
2025/4/18
本体価格
1,800円+税
ページ数
272ページ
サイズ
四六ソフト
内容
優勝決定戦・入替戦・ライバル決戦・雪辱戦
阿部(巨人)、小久保(ソフトバンク)、高津(ヤクルト)、新井(広島)、西口(西武)。5人のNPB監督を揃い踏みさせた群雄割拠リーグの凄みを、歴史的な名勝負の「実況」を通して熱く綴った書。
門田隆将 氏(中央大学OB)推薦!
「そこには“凌ぐ野球”を突き詰めた大学球界最高のリーグがあった。東都大学…プロ球界を支える猛者たちは、ここでいかに“変貌”を遂げたのか?」
●入替戦を5回経験したエース
●東都ファンだけが知る命がけの戦い
●チームは2位だったがMVPに選出
●ああ、涙の入替戦・奇跡の優勝
●学習院大学、皇太子殿下も応援席に駆けつけた初優勝のシーズン
●中央大学、歴戦の名将も涙、奇跡の逆転サヨナラスリーラン
●青山学院大学、野球部の歴史を変えた一本のホームラン
●日本大学、二校相手に連勝し、最短決着で巴戦を制す
●3、4部入れ替え戦レポート~成蹊大の5年間
名校の実力が伯仲する東都リーグは、毎シーズンのように優勝争いも白熱することから、“戦国東都”とも呼ばれる。その一方で、入替戦も“東都の華”と形容されるように、「勝てば天国、負ければ地獄」の野球人生をかけた真剣勝負は、時には優勝決定戦以上に両チームが死力を尽くし合うことから、これまでにも球史に残る数多くの名勝負が演じられてきた。本書は90年以上の長い歴史を持つ東都リーグの熱戦の中から、入替戦や優勝決定戦を中心に名勝負、名場面を厳選して紹介している。(「はじめに」より要約抜粋)
〈目次〉
第1部 NPB現役監督五人を輩出
1.東京ヤクルトスワローズ監督・高津臣吾(亜細亜大学・1987年~1990年)
いつもエースの背中を見ていた男
2.福岡ソフトバンクホークス監督・小久保裕紀(青山学院大学・1990年~1993年)
大学入学後に開花した長距離砲
3.埼玉西武ライオンズ監督・西口文也(立正大学・1991年~1994年)
入替戦を五回経験したエース
4.広島東洋カープ監督・新井貴浩(駒澤大学・1995年~1998年)
努力と人柄で切り開いたプロへの道
5.読売ジャイアンツ監督・阿部慎之助(中央大学・1997年~2000年)
四度も体験した一、二部入替戦
第2部 東都ファンだけが知る命がけの戦い
6.駒澤大学・石毛宏典 1978年春・入替戦《駒大対日大》
代打攻勢で同点も投手がいない!9回裏のマウンドへ
7.亜細亜大学・阿波野秀幸 1986年秋・プレーオフ《亜大対駒大》
チームは2位だったがMVPに選出
8.専修大学・黒田博樹 1995年秋 入替戦《専大対日大》
そのストレートに名スカウトが惚れ込んだ
9.中央大学・亀井義行 2004年秋リーグ戦《中大対駒大》
静かに燃える男の歓喜のガッツポーズ
第3部 ああ、涙の入替戦・奇跡の優勝
10.1958年秋・三つ巴の優勝決定戦
学習院大学、皇太子殿下も応援席に駆けつけた初優勝のシーズン
11.1970年春・リーグ戦
芝浦工業大学、“奇跡の優勝”はNHKの特集番組になった
12.1984年春・入替戦《青学大対中大》
青山学院大学、野球部の歴史を変えた一本のホームラン
13.1986年秋・入替戦《東農大対中大》
中央大学、歴戦の名将も涙、奇跡の逆転サヨナラスリーラン
14.2010年秋・リーグ戦
國學院大學、加盟から80年目の初優勝
15.2021年春・入替戦《日大・東洋大・立正大》
日本大学、二校相手に連勝し、最短決着で巴戦を制す
16.2022年春・入替戦《中大対東洋大》
中大と東洋大のいちばん長い日
17.2023年春・秋、2024年春 入替戦
東京農業大学、史上初の二季連続“下剋上”
立ち読み
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