歌姫たちの昭和艶歌

書籍詳細

歌姫たちの昭和艶歌

コード

9784828427843

カテゴリ

ノンフィクション・エッセイ

発売日

2026/4/16

本体価格

1,900円+税

ページ数

216ページ

サイズ

四六ソフト

内容

秘話開封!ビリー・ホリデイが、ちあきなおみに降りてきた?名曲を残した昭和の歌姫たちは作品をなぞるかのような波乱に満ちた人生を辿っていた!歌謡界で「双璧」と評価される美空ひばりとちあきなおみ。そして、ひばりが恐怖したちあきなおみの歌唱力の謎とは──戦後を代表する15曲と歌姫たちの知られざるエピソードに光を当てた昭和史発掘

ちあきなおみ/並木路子/川田正子/越路吹雪/西田佐知子/吉永小百合/扇ひろ子/キム・ヨンジャ/新谷のり子/美空ひばり/八代亜紀/久保田早紀/テレサ・テン/都はるみ/加藤登紀子(登場順)

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ちあきの歌手としてのキャリアは、レコードデビューから計ればわずか23年間にすぎない。活動を休止してからはすでに、それを超す33年の歳月が経過している。長きに及ぶ不在の間も、絶えることなく、その歌は聴かれ続け、人気も衰えない。沈黙のなかでも人々を魅了する秘密を、本書では解き明かしている。誰よりも謎に満ちたちあきの物語にボリュームを割きながら、戦後を代表する艶歌と、世に浸透させた歌姫たちの秘話に光を当てる構成となった。各章を繋ぎ合わせることで、「歌姫たちの昭和艶歌」に通底する魂とメッセージにも触れていただければ、という思いでつづったつもりである。読んでいただいた方々が、それぞれの物語と自身の思い出を共鳴させながら、「あのころ」を鮮明に蘇らせ、改めて、歌姫と艶歌たちに喝采を注いでいただければ幸いである。(「まえがき」より)

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〈目次〉
第1話 ちあきなおみ「喝采」(1972年)
黒いふちどり 虚実の交錯 沈黙のなかで響く伝説 今も

第2話 並木路子「リンゴの唄」(1945年)
「幻の詞」から色彩帯び 悲しさ胸に 焼け跡に明るさ

第3話 川田正子「里の秋」(1945年)
「みかんの花咲く丘」(1946年)

宿る戦禍の記憶 朗らかな響きに潜む悲哀

第4話 越路吹雪「愛の讃歌」(1952年)
「赤と黒」でピアフ描き ホンモノを超えたニセモノ

第5話 西田佐知子「アカシアの雨がやむとき」(1960年)
安保闘争敗北への挽歌に 『巴里に死す』から転じ

第6話 吉永小百合「寒い朝」(1962年)
「いつでも夢を」(1962年)

高度経済成長の応援歌 「反戦」「平和」胸に抱きつつ

第7話 扇ひろ子 「新宿ブルース」(1967年)
「原爆の子の像」(1964年)

ご当地ソングから学生運動のシンボルに 爆心地での被爆体験

第8話 キム・ヨンジャ「イムジン河」(2002年)
南北朝鮮と日本の架け橋 2つの伝説経て故郷に帰し

第9話 新谷のり子「フランシーヌの場合」(1969年)
パリと成田と3月30日 「燃えた命」今も訴え

第10話 美空ひばり「一本の鉛筆」(1974年)
女王の魂注いだ「反戦歌」 横浜大空襲とヒロシマ

第11話 八代亜紀「舟唄」(1979年)
ひばりへの詞「八代節」に 「健さん」の心情で男歌

第12話 久保田早紀「異邦人─シルクロードのテーマ─」(1979年)
「中央線」が「シルクロード」に 神へと続く「時間旅行」

第13話 テレサ・テン「悲しい自由」(1989年)
天安門の流血で消えた夢 歌姫の「愛と死」遺し

第14話 都はるみ「まんまる音頭」(1966年)
三里塚の夜空に響いた 「歌い屋」のうなり

第15話 加藤登紀子「知床旅情」(1970年)
「百万本のバラ」(1987年)

「海難事故への鎮魂」込め「国境とは」問い掛け─「知床旅情」

あとがき 艶歌に刻まれた「魂のもがき」 沢田亜矢子


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