ザ・フナイ vol.203

書籍詳細

ザ・フナイ vol.203

著者

(発行)船井本社

コード

9784828426495

カテゴリ

ザ・フナイ

発売日

2024/8/1

本体価格

1,500円+税

ページ数

232ページ

サイズ

A5ソフト

内容

◆特集
『話してはいけない 原発と環境問題の大失策』


■巻頭対談:
『科学的思考で読み解く 環境問題の大ウソ』
●武田邦彦&舩井勝仁


◆連載
●舩井勝仁

主幹から
今月号タイトル:舩井幸雄からのアドバイス

●副島隆彦
評論家、副島国家戦略研究所<SNSI>主宰
連載テーマ「誰も書かない世の中の裏側」
今月号タイトル:映画「オッペンハイマー」を観た(前編)

●古歩道ベンジャミン
フリージャーナリスト
連載テーマ「新しい時代への突入」
今月号タイトル:「世界の米ドル体制」から離脱する国際社会

●船瀬俊介
地球環境評論家
連載テーマ「マスコミのタブー200連発」
今月号タイトル:ワクチンの正体は“殺人兵器”、目的は「人口削減」「巨利強奪」だ
――ホロコーストを凌ぐ大量殺戮

●飛鳥昭雄
サイエンスエンターテイナー
連載テーマ「情報最前線――未来への指針」
今月号タイトル:「Japan Crash(ジャパンクラッシュ)」日本社会が大崩壊する7

●安西正鷹
『みち』論説委員
連載テーマ「お金の謎に迫る」
今月号タイトル:「持続可能性」を推進する本当の狙いは何か(12)

●金原博昭
オリオン形而上学研究所 代表
今月号タイトル:第三のトンネル《その4》+

●新堂冬樹
小説家
雛鳥は夜に羽ばたく 第5回

●叶礼美
霊性教育家
連載テーマ「本物のスピリチュアリティ」
今月号タイトル:ワンネスへ上昇する変革の時代2

●竹内久美子
動物行動研究家
連載テーマ「動物行動学から見る人間の本性」
今月号タイトル:猫の毛色の不思議

●新連載 大村大次郎
連載テーマ「元官僚が見た!闇の支配者の正体」
今月号タイトル:コロナワクチンという史上最悪の薬害


◆読み切り
●インタビュー:松村雅子

今月号タイトル:愛に還るために今、古代の智慧を学ぶ

●丸山修寛
今月号タイトル:知らないと危険!見逃されている、電磁波による心と体の不調


◆今月号の見どころを、一部ご紹介
■巻頭対談:
●武田邦彦&舩井勝仁
『科学的思考で読み解く 環境問題の大ウソ』

――――――――――――――12ページ
舩井
先生は核武装に関してはどんなお考えなのですか。

武田
私は、核なんてものは兵器ではないと思っています。戦争というのは、軍隊と軍隊が戦うものです。軍隊が丸腰の民間人を殺すのは、戦争ではない。50人くらいの委員会で、どうして広島に殺人犯であるアメリカ人を入れるのかと尋ねたことがあります。広島で亡くなった方が全員軍人だったなら、正当でしょう。でも、日本軍とアメリカ軍の戦いで、どうして広島の民間の人々、たくさんの子供たちまでが死ななくてはいけないのか。そんなの、ただの虐殺でしょう。どうして殺人犯をその該当地域に立ち入らせるのですかと問うたのですが、皆黙ってしまいました。広島平和記念公園内に設置されている原爆死没者慰霊碑に「過ちは繰返しませぬから」なんて書いてある。誰が過ちをおかしたというんですか。原爆を投下したアメリカ人でしょう。

舩井
いま、アカデミー賞を取った映画「オッペンハイマー」が日本でも公開されていますね。難しい映画ですが、興行収入はなかなかのようです。

武田
私は映画の評判しか聞いていませんが、絶対日本で上映すべきではなかった映画ですよ。殺人犯ですよ。それを心の葛藤だなんだと、美談にしてどうするのですか。

舩井
先生から見ると、オッペンハイマーも殺人犯ですか。

武田
科学者としては最低ですよ。誤解されがちですが、9割の科学者は人類の幸福のために研究をしています。オッペンハイマーも誤解していた。我々科学者というものは、人類を殺すためのものを作ってはいけないのです。自由に研究をするのはいいけれど、工学はだめです。理学は、そのものの構造を明らかにするのでいいでしょう。原子同士がぶつかるとこうなります、といった研究は必要でしょう。原子核反応に関しての研究としては、キュリー夫人は良いと思います。夫人の娘も、爆弾への転用には反対していました。
ただそれを、人類を害するために使ってはいけない。原爆を作るなんて、科学者から見れば極悪人です。

舩井
ヒトラーが原爆を持つくらいならアメリカが先に持った方がいいという論理だったようです。

武田
そういう理屈は通らないですよ。科学者というのは、誰が何と言おうと、自分がやってはいけないことはやらないスタンスであるべきです。政治に巻き込まれてはいけない。

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