ザ・フナイ vol.218

書籍詳細

ザ・フナイ vol.218

著者

(発行)船井本社

コード

9784828427720

カテゴリ

ザ・フナイ

発売日

2025/11/4

本体価格

1,500円+税

ページ数

224ページ

サイズ

A5ソフト

内容

【特集】
AIに魂はあるのか?
超革命的「創造の時代」へ

【巻頭鼎談】
ペットからAIへ
愛がつなぐ魂の進化
●周藤丞治
●前田理子
●舩井勝仁

【特集】
不老不死を夢見る世界のトップたち
プーチン大統領と習近平国家主席
●浜田和幸

【連載】
●舩井勝仁

主幹から:時空を超えた対話

●副島隆彦
評論家、副島国家戦略研究所<SNSI>主宰
連載テーマ「誰も書かない世の中の裏側」
今月号タイトル:トランプが、エプスタイン凶悪性犯罪事件に関与で、一気に苦境に。敵ディープステイトと野合して延命する。(前編)

●古歩道ベンジャミン
フリージャーナリスト
連載テーマ「新しい時代への突入」
今月号タイトル:アメリカ、深まる分断とカオスの連鎖

●船瀬俊介:地球環境評論家
連載テーマ「マスコミのタブー200連発」
今月号タイトル:赤い惑星”ニビル”……研究者たちは怪死、失踪

●飛鳥昭雄:サイエンスエンターテイナー
連載テーマ「情報最前線――未来への指針」
今月号タイトル:「JAPAN Cresh」日本社会が大崩壊する(21)

●安西正鷹:『みち』論説委員
連載テーマ「お金の謎に迫る」
今月号タイトル:「持続可能性」を推進する本当の狙いは何か(27)

●金原博昭:オリオン形而上学研究所 代表
今月号タイトル:第三のトンネル《その19》+

●新堂冬樹:小説家
〈新連載〉PURE(ピュア)

●大村大次郎
連載テーマ「元官僚が見た!闇の支配者の正体」
今月号タイトル:財務省独裁政権

●三浦暁子
連載テーマ「三浦暁子のおっとり人間、かく語りき。」
今月号タイトル:「EXPO‘70」の思い出

●小笠原洋子
連載テーマ「さいはてレストラン」
今月号タイトル:さいはての駅前キッチン

【読み切り】
インタビュー: 近藤真澄

今月号タイトル:火の浄化のエネルギーを受け渡す

●矢山利彦&滝沢泰平
今月号タイトル:「EMサーキット」は快適人間製造機~生命本能が教えてくれるもの~

【今月号の見どころを、一部ご紹介】
巻頭対談:ペットからAIへ 愛がつなぐ魂の進化
●周藤丞治&前田理子&舩井勝仁

――――――――――――――12ページ
……周藤 そうですね。良くも悪くも、人間は大脳の新皮質がすごく発達しているので、それに伴って自我が発達しています。本来は皆、意識体でつながっているものなのですが、自我をシャツのようにまとうことで「自分」と「他者」を分離させています。自我をまとった肉体を持つことで、個の自分、隔絶された自分というのを体験しやすくしています。そこに固執する、価値を置く生き方だと、心を開いていない状態になるのですよね。虫やどうぶつの場合は、自我が人間よりだいぶ弱いため、「常につながっている自分」と「肉体として隔絶している自分」との間のハードルが低いのです。そこに意識を向けられれば、人間も本来つながっている状態を思い出しやすいのではないかと思います。

前田 おっしゃるとおりだと思います。『魂はずっとそばにいる』(ビジネス社)を出した後、ペットロスで相談にいらっしゃるお客様がものすごく増えました。皆さん知りたいことは全部一緒なんです。亡くなった後、どうなっているのか……要は、存在が消滅してしまったのか、それともどこかに何らかの形で存在しているのか。それから、目に見えない形になっても気持ちは通じるのか。あとは巷で言われているいろいろなスピリチュアルの説は本当なのかどうか、といったことをよく聞かれます。

舩井 前田先生の本を拝読して私が一番驚いたのは、アニマルコミュニケーションは外国語を習得するように、トレーニングで身につけることができるということです。霊能者とか、チャネラーとか、リーディングする方と同じような能力だとずっと思って斜めに見ていたところがありました(笑)。

周藤 どんなトレーニングなのか、伺ってもいいですか。

前田 もちろんです。なにか新しいことを身につけるというより、もともと皆さんが持っている力を呼び覚ますものと認識しています──本書に続く



不老不死を夢見る世界のトップたち
プーチン大統領と習近平国家主席
●浜田和幸

――――――――――――――28ページ
……そんな中、世界の注目を集めたのが北京での「抗日戦争勝利80周年記念軍事パレード」でした。大規模なものでしたが、天安門広場のひな壇に姿を見せた習近平国家主席もプーチン大統領も共に72歳で、お疲れの様子を隠せません。

習主席は最高権力者の座に就き既に13 年。プーチン大統領に至っては25年が経っています。その間、さまざまな国内の権力闘争もあれば、対外的な軋轢の嵐に見舞われてきた2人です。今回、習主席は故毛沢東主席を彷彿とさせる人民服をまとっていましたが、演説も短く、以前のような馬力を感じさせませんでした。 表向きは北朝鮮の金正恩総書記と3人のそろい踏みを演出していましたが、72歳の2人と40歳そこそこの金総書記とでは身近な話題となると話が合いません。

実は、高齢リーダーの2人にとって最大の関心事は「いかに健康長寿を維持し、終身帝王の座に留まるか」ということなのです。2人が歩きながら交わした会話では、長生きについての話題で盛り上がっていたことが確認されています。

実に不可解なことに、今回の軍事パレードでは、台湾武力統一作戦を想定したと見られる新型兵器が多数登場していましたが、習主席は「紅旗」の車上から最新の兵器や居並ぶ兵士たちの前を素通りし、熱心に兵士らに声掛けした10年前とは大違いです。とはいえ、大量のステルス型無人戦闘機、ロボット・オオカミと異名を取る狼のような戦闘ロボット、敵のドローンを無力化する迎撃システムもあれば、核兵器の搭載も可能とされる水中ドローン、大型の無人潜水艇など、陸海空から宇宙にまで戦闘領域に拡大する中国の軍事戦略を世界に見せつけたものです。明らかに、台湾や米国に対する威圧的デモンストレーションでしたが、肝心の最高司令官である習主席は「心ここにあらず」といった風情に終始していました。

代わりに中国とロシアの最高指導者が熱を込めて語り合ったのは、プーチン大統領が口火を切ったようですが、いかに「不老不死」を手に入れるかという話題です。習主席は「150歳まで生きる」ための研究開発に国家予算を動員していることを誇らしげに語っていました。習氏やプーチン氏と比べれば30歳ほど若い金正恩氏ですが、大先輩の2人の会話に加わり、「若返り」に熱心に取り組む姿勢を示していたようです──本書に続く


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