

米国で生まれ育ったZ世代タントリス氏が語る、分断の過激化する米国での過酷な体験を、茂木誠氏が歴史的文脈で読み解く異色の対談。タントリス氏の体験談を軸に、ニューディール体制の崩壊、マルクス主義者によるリベラルの乗っ取り、ベビーブーマー世代の無自覚な加担という視点から米国社会の病巣に迫る。
茂木「多様性を強制するポリコレ全体主義は、近未来の日本か?」
タントリス「この国で僕は覚醒した。東京はなんて気持ちいい」
●トランスジェンダーの代名詞には「ZE」を使え
●白人男性が好かれるためにはリベラルに徹するしかない
●ヒラリー・クリントンを批判できる雰囲気は皆無だった
●「白人は悪」という前提を受け入れないと人種差別主義者になる
●「ブラックピル」が蔓延する社会
●「この国に裏切られた」という孤独を抱えている
●正しさを疑い始めた「普通のアメリカ人」
●日本で生きるコツは、まず謝罪すること
●トランプ再登場へのとらえ方の違い
●定義できない日本の、壊れにくい構造
●日本にいれば「すごい何者か」でなくてもいい
●日本人の「本音と建前」について
●天皇という「大きな物語」が生きている日本
〈目次〉
第1章 「アメリカの分断」の時代に生きて
親は言う「大学を出なければ将来はない」
ハーヴァード大学に行きたければ放課後の過ごし方も大事
呆れるほど金がかかるアメリカの大学
世界トップの美大に何となく入って
「リベラル」でなければ生きていけない場所
白人はソンブレロをかぶるな、キモノを着るな
白人はこれまでの歴史を他人種に謝罪すべきだ
リベラルの主張の先っぽにはマルクスがいる
保守向けとリベラル向けでニュースにも違いがある
論理主体の人生か、感情優先の生き方か
母のリベラル思考の源流はパンク・ロック
第2章 白人男性の自由が奪われた社会
トランスジェンダーの代名詞は「ZE」を使え
白人男性が好かれるためにはリベラルに徹するしかない
【タントリスのノートから(1)】「レイプ擁護者」にされた日
知識人はポストモダニズムに向かっていると言うが
ヒラリー・クリントンを批判できる雰囲気は皆無だった
【タントリスのノートから(2)】アメリカ保守主義の問題点
「白人には文化がない」のか
「いちゃもん」への反論がきっかけで大炎上
「白人は悪」という前提を受け入れないと人種差別主義者になる
【タントリスのノートから(3)】サラのお母さん
大学の外にしか居場所がなくなる
「問題のある人間」にされただけの大学生活
【タントリスのノートから(4)】マイル・オブ・ヒストリー
第3章 成功を諦めている若者たち
アメリカ公立学校の悪の根源「ゾーニング」とは
老いたアーティストが「トリップ」している街
日本人にはない、日常に対するアメリカ人の緊張感
強者として生存しなければならない
ドラッグ漬けの友人の家で
【タントリスのノートから(5)】20年後もこのまま
行われているのは「従順な労働者」を作るための教育
母親の恋人だった男は撃たれて死んだ
【タントリスのノートから(6)】壊れた国で育つということ
「ブラックピル」が蔓延する社会
大学を出て頑張っても家も買えない状況
一日中ゲームをして過ごしている二人の友人
【タントリスのノートから(7)】金持ちのルークの感覚
第4章 ベビーブーマーが国を壊した
有名大学を出ても面接にさえたどり着けなかった
SNSの影響でライブハウスでの演奏さえ断られる
【タントリスのノートから(8)】ミルウォーキーの閉塞感
自虐的すぎるアメリカのリベラル
リベラルという立場をマルクス主義者が乗っ取った
「この国に裏切られた」という孤独を抱えている
【タントリスのノートから(9)】ベビーブーマーについて──レインとの対話
生活の安定がもたらした「何のために生きるのか」という疑問
カウンター・カルチャーを抑えるための「3S政策」
政治の都合の犠牲になったアメリカの伝統社会
思想的混迷の中で行われた2026年のイラン攻撃
体裁も整えずに他国を攻撃するようになったアメリカ
西洋社会は「善悪二元論的な世界観」を押しつけてきたが
正しさを疑い始めた「普通のアメリカ人」
第5章 輝いていたフランス、くすんでしまったフランス
アートを志す者の憧れの国・フランス
自分の国の「良さ」に醒めているフランス人たち
【タントリスのノートから(10)】オン・サン・フー(どうでもいい)
ノートルダム大聖堂焼失へのドライな感覚
【タントリスのノートから(11)】フランスへの失望
変わり果てたフランス
夢の国から悪夢の国へ
第6章 理論よりも生活実感。生きやすい日本
最初は「居場所がない」と思った日本
「ブラックユーモア」が必要ない日常
日本で生きるコツは、まず謝罪すること
日本にいれば「すごい何者か」でなくてもいい
【タントリスのノートから(12)】日本は拡張された家族
トランプ再登場へのとらえ方の違い
政治家はなぜ上位層を優遇するのか
日本で暮らして得られた「違う視野」
宗教に対して自由に見える日本人
日本の宗教はまるで消費文化のよう
なぜ日本の宗教はおとなしくなったか
定義できない日本の、壊れにくい構造
【タントリスのノートから(13)】コンビニの隣の神社
マッカーサーの命令も押しのけた「平将門の首塚
第7章 物事の判断基準が、自分ではなく他社にある社会
日本人の「本音と建前」について
【タントリスのノートから(14)】和辻哲郎の言う真理のありか
ルールは個人を同期させるために存在する
【タントリスのノートから(15)】ルールはルール
「他人が嫌がるから」という基準で動く
【タントリスのノートから(16)】世の中に対する前提
下北沢のライブハウスにもあった「暗黙の了解」
イデオロギーが広がりにくいカルチャー
【タントリスのノートから(17)】ヴェイパーウェイヴ
天皇という「大きな物語」が生きている日本
天皇は「お父さん」で抑圧者ではない

戦争、9.11、新型コロナ、金融支配――世界の重大事件には必ず“奴ら”が絡んでいる。「陰謀論否定者も典型的な陰謀論も間違っている!経済で読み解く陰謀の世界
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先に結論の一部を言っておくと、「闇の支配者」というものは実際に存在する。しかし、巷で言われている「闇の支配者論」とは、かなり趣が違った形で、である。つまりは、「闇の支配者論」の肯定論者にも否定論者にも、誤りがあるということだ。(はじめに より)
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〈目次〉
第1章 世界史を動かした“闇の支配者たち”
コロナワクチンという史上最悪の薬害
大政翼賛会はソ連のスパイが作った
ルーズベルト陰謀説の真実
ルーズベルトの陰謀と誤算
第2章 ユダヤは世界を支配しているのか?
ユダヤ陰謀論とは何なのか?
なぜユダヤ人は金融に長じているのか?
ユダヤの大財閥「ロスチャイルド」
ロスチャイルド陰謀説
ロスチャイルド陰謀論の真実と誤解
ユダヤ陰謀論が生まれる背景
第3章 現代世界を支配する者たち
“9.11の謎”を経済面から追及する
9.11の陰で激しい通貨戦争が
9.11とリーマンショックにまつわるユダヤ陰謀論
実は火の車だったユダヤ系金融機関たち
第4章 財務省は日本の支配者か?
財務省が日本を支配しているのは本当か?
財務省独裁政権
権力を拡大し続ける財務省
第5章 誤解された“陰謀論”
「陰謀論否定者」も「典型的な陰謀論」も間違っている
人類を支配する者の正体

決断なき大統領、逃亡する軍幹部、内部抗争―共産主義の軍事大国は、一気に領土を蹂躙した。中国の圧力を受ける日本。同じ過ちを繰り返すな!最後の市街戦を体験したレジェンドが真実を語る。
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日本とアメリカとの間には日米安保条約に基づく同盟関係が存在する。だがこの同盟もアメリカ側の国民、そして政府がノーと決めれば、なくなりうるのだ。南ベトナムにノーと告げたように。──本文より
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〈目次〉
第1章 日本とベトナムの断層
「ベトナム戦争反対」
安田講堂事件
春季大攻勢の渦中へ
現地で知る認識の誤り
国際的非難を浴びた米軍の北爆
米軍パイロットとの対話
第2章 戦火と人間
南ベトナム社会の魅力
この闘争の起源
相次ぐ戦争
パリ和平協定とは
最後のアメリカ軍将兵
革命地区への潜入
革命勢力の正体
第3章 運命の年明け
運命の年の幕開け
アメリカ軍再介入の可能性
チュー大統領の悲嘆
中部高原での異変の始まり
バンメトート市の陥落
北ベトナム軍の多層な戦略
司令部との交信が途絶えた理由
第4章 中部高原という分かれ目
南ベトナム側の中部高原放棄の謎
カムラン海軍基地での南ベトナム首脳会議
歴戦の軍人、バン・チエン・ズン参謀総長
なぜ多くの住民がサイゴンへ向かうのか
たった一人のサイゴン支局長
撤退から敗走へ
悲惨な大敗走の原因とは
チュー大統領への非難
第5章 敗北への道
北ベトナムの歴史的決断
国際情勢はいかに
奇妙な「クーデター」
ダナンの陥落
アメリカ大使館での静かな昼食会
ダナン撤退の惨劇
第6章 生存への道とは
「挙国一致内閣」の効用とは
北はついに「サイゴン総攻撃作戦」へ
ベビー・リフト作戦の悲劇
「日本から柔道家がきた」
柔道大会で知ったチュー大統領非難
大統領府への爆撃
第7章 日本政府の期待と南軍の反撃
チュー政権、最後の改造内閣
「ホーチミン作戦」の開始
日本政府は
中山特使とチュー大統領
スアンロクでの大激戦
緒戦での勝利と逆転
サイゴン側の停戦への期待
第8章 チュー大統領の辞任
チュー大統領の辞任
ベトナム人はベトナムに残るべき?
国外脱出の狂乱
停戦の求めは虚しかった
北軍のサイゴン総攻撃作戦とは
チュー元大統領の出国
サイゴン市街への砲撃
第9章 ミン新大統領の悲劇
日本人記者の進退は
米軍ヘリでの避難計画
戦場が迫ってきた
大規模な輸送作戦
ミン大統領の登場も虚しく
空港が燃える
北軍の首都への本格攻撃か
戦場と化すかサイゴン
第10章 戦闘が終わった
アメリカの全面撤退
撤退か、残留か
大脱出の狂乱
南ベトナムの必死のあがき
戦闘の最後とは
一つの国家の終焉
南ベトナム政府の降伏
第11章 サイゴン陥落
敗走する南軍の姿
革命ゲリラの登場
サイゴンの銀座を行くジープ
「帰ってこい」と叫ぶゲリラ
北軍の最終戦略
正規軍の入城
国防省の引き渡し
大統領官邸で
北ベトナム軍の戦車
なぜ停戦は拒否されたのか?
南政府の無条件降伏へ
崩壊した政権の首脳たち
勝者と敗者
すべてが終わった
最終章 戦後の現実と日本の錯誤
革命の大義に許されるウソ
日本側の戦争への誤認
革命闘争での巨大フィクション
共産主義をみなかった
民族和解の虚構

トランプの独善的妄想が国際秩序を破壊する!イランの体制転換は実現せず、中国に対する抑止力は低下。アメリカ離れが進む混乱の時代に日本はどう動くべきか?第二次トランプ政権の対外政策を、アメリカ外交政治思想の歴史をふまえ、多極化する世界の現実の中でとらえ直す。
台湾危機に日本はどう対処すべきか
中東情勢はアジアの力学にも変化を及ぼす。台湾海峡危機が叫ばれるなかで、高市早苗政権はますます対米追従姿勢を強める。それは賢明な選択なのか。「今後のアメリカの国力のさらなる疲弊を考えると、中長期には台湾問題は中国に優位にふれていくしかない。中国を軍事的に抑え込むことは現実には不可能だ」(本書より)
日本は米中対立に煽られて、安易に「火遊び」に関わるべきではない。
トランプ版モンロー・ドクトリンを徹底分析!大局的な見取り図もないまま、イスラエルとともにイラン攻撃に突き進んだアメリカ。その背景にはトランプ大統領の驕りと自己中心的な世界観があった。長期的な国力低下が進行するなか、基軸通貨ドルはいつまでその地位を維持できるのか。トランプ政権が掲げる外交政策「ドンロー主義」を読み解きながら、溶解する国際秩序と日本の立ち位置を考察する。
〈目次〉
【第1部 衰退するアメリカ】
第1章 対イラン戦争の罠
技術に溺れた賭け
すでに消滅した「法の支配」
イランの「長期消耗戦」戦略
イランに失うものは少ない
「体制転換」は非現実的な空想
ドルの地位を揺るがす恐れ
超大国アメリカの犯した判断ミス
技術的優位を過信した驕り
自己中心的な世界観
危険な宗教的熱情
いたずらに積み上がる犠牲と出費
クルド人代理戦争は「妄想」
アメリカとイスラエルの「特別な関係」が衰退を招く
イスラエル・ロビーに操作されるアメリカ
戦争の構図の泥沼化
第2章 進行するアメリカの国力低下
アメリカ主軸の20世紀国際秩序
秩序の変異は不可避
1970年代に始まった衰退
勢力均衡の組み替え
同盟国の協調体制を生んだプラザ合意
冷戦勝利をもたらした同盟諸国の政治・経済力
ユートピアを打ち砕いた9.11テロ
巨額な財政負担と進むアメリカ離れ
威信を失墜させたウクライナとガザ危機
イランとロシアをつないだ制裁
ドル防衛に危機感を募らせるトランプ大統領
時限爆弾を抱えるアメリカ
【第2部 トランプのドンロー主義とは何か】
第3章 政策文書から読み解くドンロー主義
トランプ大統領にとっての「偉大なアメリカ」
『国家安全保障戦略(NSS)』の問題認識
アメリカの「死活的国益」とは
アメリカの覇権が強化される条件
NSSで示された10の原則
西半球が最大の優先地域
アジアは主要な競争の舞台
ヨーロッパに「強さ」の復活を求める
中東はアメリカのビジネス・パートナー
関心の薄さが目立つアフリカ
第4章 政治外交思想史から読み解くドンロー主義
モンロー・ドクトリンの思想伝統
源流となったワシントン大統領の離任挨拶
欧州を切り離したモンロー大統領
「大陸主義」のドクトリン
対イラン戦争に通じる「明白な運命」論
帝国主義的政策の復活
ドンロー主義が抱える限界
【第3部 多極化世界とドンロー主義】
第5章 地政学理論から見た国際秩序の変質
退潮する「英米系地政学」
対立する二つの地政学理論
イギリスが展開した「グレート・ゲーム」
海洋諸国によるネットワーク連合の形成
普遍主義へ転化した「自由主義」
多極化世界を見据えたBRICSの台頭
新たな「大国クラブ」
着目される「脱ドル化」の動き
根底が揺らぐ国際秩序
第6章 大局的見取り図が欠如した対イラン戦争
中東の覇権を狙ったイスラエル
海洋国家と大陸国家がせめぎ合う最前線
「悪の枢軸」と位置付けられたイラン
中露が重要なパートナー国に
イランは朝鮮戦争以来の手ごわい敵
【第4部 変動する北東アジアと日本の対応】
第7章 日米関係の変遷と日米同盟
対米依存を強める日本
海洋国家連合に興味のないアメリカ
日米同盟の意味の再検討
日本にとってアメリカとはどんな国か
ローズベルト大統領が示した見解
戦時に高まった「アジアのモンロー主義」
「大陸国家」への転機となった満州国成立
「圏域」確立を狙う中国
第8章 日本を取り巻く台湾危機
日本が対峙する三正面の敵
求められるのは抑止力
高市首相「台湾有事」発言の意味
日本の国益は台湾海峡の「現状維持」

公明党こそ日本政治のガンだった!池田大作、田中角栄らが踊った「日中友好」という名の病理。澱みから抜け出し、真の日本を取り戻す「狂愚の保守革命」へ!何が高市早苗を支え、誰が日本を停滞させてきたのか。著者渾身の分析と新しい日本への提言。
今も続く公明党による「対中幻想」
「池田大作率いる創価学会の日中友好路線は、もはや現実的なものではない。かつては経済的に貧困であり、同情すべき隣国であったと考えていたのだろうが、もはや中国こそが日本の最大の脅威なのだ。(中略)日中友好の名の下で、我が国の国益はどれほど損なわれてきたのか」(本文より)
〈目次〉
第1章 救国の宰相 高市早苗とその原点
・奇蹟の政権の誕生
・鉄の女に学ぶリーダーシップ
・激動の世界情勢と安倍路線の継承
・父の背中 政治家への決断
・礼節とリアリズム 記者との距離感
・高市早苗は何を読んできたのか
・家庭教育の原点「教育勅語」
・皇室への敬愛と国家観
・戸籍制度は日本の誇り
第2章 オールドメディアの高市包囲網 歪められた日本の歴史と偏向報道の闇
・田原総一朗による高市早苗への暴言 「死んでしまえ」発言
・歴史認識をめぐる対立 「サンデープロジェクト」での罵倒
・無茶苦茶な田原の歴史理解
・侵略戦争とは何か
・虐殺の定義
・「椿事件」 テレビ朝日による偏向報道の実例
・「NHK番組改変問題」 左翼政治ショーの放送
・中川昭一・安倍晋三による政治介入の有無と朝日新聞の攻撃
・中川昭一の元秘書が語る朝日新聞の「裏工作」
・朝日新聞編集委員による証言改竄の依頼
・核議論をめぐる中川昭一批判
第3章 石破体制の崩壊 権力への執念と岩盤保守層の「見限り」
・国民に愛想を尽かされた石破総理
・参院選の敗北と石破総理の「居直り」
・「敵」から塩を送られる石破総理の異様さ
・「石破辞めるな!」を叫ぶリベラルの真意
・安倍元総理への憎悪
・反保守路線の代償と「裏金問題」へのすり替え
・それでも揺るがぬ続投の意志
・神から与えられた使命
・「主の御心」と政治信条
・「徴税人とファリサイ人」のたとえ
・信仰という名の諸刃の剣
第4章 総裁選 高市体制の誕生へ
・石破総理の続投宣言と読売新聞号外の波紋
・両院議員懇談会と岩盤保守層の見限り
・鈴木宗男の石破擁護論
・両院議員総会の開催
・有村治子の英断
・それでも強気の石破陣営
・自己保身のための衆院解散を画策
・総裁選の幕開けと当初の下馬評
・変容した総裁選
・SNS戦略と小泉陣営の失策
・「47対0」のスローガン
第5章 自公連立の解消と維新の台頭
・公明党の連立離脱
・日本維新の会との電撃合意
・スパイ天国 日本
・福島瑞穂 スパイ防止法反対論の欺瞞
・自維連立合意と「狂愚」の精神
・藤田文武 その思想的背景
・父からの手紙
・衝撃だった比例定数削減
・共産党の藤田批判
・橋下徹の登場と「外形的公正性」の概念
・橋下徹「情実人事」の検証
・橋下徹「詭弁」の研究
・「スネ夫」にならない藤田への怒り
第6章 亡国の言論を斬る高市政権を阻む詭弁家たちの正体
・情報戦に屈する左派とオールドメディア
【寺島実郎】易しいことを難しく
【加藤登紀子】浮世離れの非武装論
【猿田佐世】人権軽視の人権派
【七尾旅人】強権に黙する「アーティスト」
【玉川徹】高市貶める朝の顔
【町山・平野・津田】共通するのは「言いがかり」
【膳場貴子】お笑い種の二重基準
【畠山澄子】「欧米にならえ」論のご都合主義
【池上彰】民主主義否定の定数論
【石破・鳩山】後ろから撃つ恥知らず
【上野千鶴子】思想違えば敵と呼び
第7章 高市政権の初陣と自民圧勝の深層 立憲の終焉と保守層の覚醒
・自民圧勝を生んだ小選挙区制の恐さ
・諸刃の剣の小選挙区制
・立憲はなぜ負けたのか
・立憲民主党の終焉 安保法制「合憲」転換の代償
・最大の勝者は公明党?
・今後の政局を動かすのは公明党か
・リベラル消滅と二大政党制への道
・「パックス・アメリカーナ」の終焉と日本の進路
・憲法改正 高市改革の歴史的使命
第8章 公明党と池田大作 自公連立の力学と日中関係の裏
・自公連立がもたらした日本の停滞
・なぜ公明党は去ったのか
・「選挙協力」という呪縛
・中国を重視する公明党
・池田大作の影
・池田大作「反戦思想」の原体験
・日中共同の敵「日本の軍国主義者」
・日中国交回復と池田大作
・池田大作の日中友好路線の提唱
・「菩薩の手」 池田大作と周恩来
・日中国交正常化への提言
第9章 池田大作には見えなかった中国指導者層の狂気
・毛沢東 狂気の諸政策
・キッシンジャーの語る周恩来と田中角栄
・「不倒翁」周恩来の冷酷な本性
・周恩来 晩年の危機
・鄧小平の「改革開放」と池田大作の称賛
・日中平和友好条約と池田大作の役割
・「韜光養晦」 尖閣棚上げ発言に秘められた中国の野望
・天安門事件と鄧小平による武力弾圧
・日本の脆弱性
・池田大作と哀しい道化師たちの行進
・本質を見誤った田中角栄と池田大作
第10章 救国の大宰相 高市早苗政権への提言
・高市政権を取り巻く「風」
【提言一 公明党とは絶縁せよ】
・「リベラル」勢力の凋落
・自公の対中姿勢の乖離
・自民党が自民党であるために
【提言二 憲法改正】
・対米従属からの脱却
・自主独立の気概
・憲法九条二項の削除と「国防軍」明記
【提言三 時限的比例代表制度の廃止】
・「合意形成の政治」から「決断の政治」へ
・比例代表制度 歪みの解消
・「狂愚の保守革命」断行へ

アメリカのイラン攻撃が生む大変化!日本は影響力を増す“サウジやドバイ”をどう取り込むか?これから5年──世界的「富の集積地」の地政学。サウジアラビア、イラン、トルコ。中東の3大国が手を携える日は、そう遠くない!
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今回のイラン戦争の裏側には、あまりにも身勝手な大国の思惑が透けて見えます。トランプ大統領による「石油」への執着、ベネズエラ攻撃の成功に味を占めた傲慢、そして自身の保身。表向きの「核開発阻止」という大義名分の裏で、多くの無辜の民が犠牲になっています。私はユーチューブでの配信を通じ、こうした情報の裏側にある真実を一つひとつ紐解いてきました。
本書『新・中東秩序』は、私の27冊目となる著作です。これまでユーチューブ配信の背景から積み上げてきた膨大な考察と最新のインテリジェンスを凝縮し、今まさに生まれようとしている「新しい中東の秩序」をわかりやすく解明しました。(「はじめに」より)
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〈目次〉
第1章 なぜアメリカはイランを攻撃したのか
・イランの核開発抑止よりも、石油が目当てだったトランプ大統領
・エプスタイン文書がトランプを追いつめた可能性
・イラン戦争はアメリカの世界支配の終わりの始まりか
・最高指導者を何人殺してもイランは屈しない
・クーデターが起こりにくい正規軍と革命防衛隊の相互監視
・2003年のイラク戦争からイランは何を学んだか
・イランには極超音速ミサイルも残されている
・イラク攻撃に酷似しているアメリカのイラン攻撃
・結果によらずアメリカは中東から引いていく
第2章 イラン戦争後に訪れる新・中東秩序とは
・「二度と戦争したくない」が湾岸諸国の本音
・「スンナ派とシーア派の対立」はアメリカのプロパガンダ
・今後薄まっていく米軍基地の存在感
・経済でサウジアラビアに接近するアメリカ
・サウジアラビアは全方位外交へ
・イランを有望な投資先と考えだしたサウジアラビア
・イランもサウジアラビアとの良好な関係を望んでいる
・中東の3大国トルコ、イラン、サウジアラビアが協調する日
・「イスラエルとの関係正常化は選択肢にある」と語ったムハンマド皇太子
・ハメネイ師の死でイランはどう変わるか
・日本が勝ち組に入るには
第3章 中東主要国の歴史と地理
・砂漠の国サウジアラビアは水の生産量世界一
・世界の中心に躍り出たイスラム共同体
・いまの中東問題を生んだイギリスの三枚舌外交
・アラブ人を団結させたアラビアのロレンス
・一種の“グローバル国家”だったオスマン帝国
・サウード家の者を王として生まれたサウジアラビア
・クルド人問題は、英仏のでたらめな国境線引きで生まれた
・16世紀から始まったスンナ派とシーア派の対立
・スンナ派が多数派になった理由
・スンナ派の原理主義国サウジアラビア、シーア派の原理主義国イラン
・サウジアラビアはアラブ世界の長男
第4章 サウジとドバイの成長競争──「サウジビジョン2030」の凄さと経済発展のリアル
・なぜサウジアラビアは、ひと頃まで停滞していたのか
・「眠れる巨人」が覚醒
・ムハンマド皇太子による大変革
・サウジアラビアを根底から変える「サウジビジョン2030」
・「2030年までに世界の中心になる」は実現可能か
・コンテンツ産業の集積地「キディヤ・シティ」とは
・キディヤ・シティでニートの若者にも夢を与える
・奇抜なビルが建ち並ぶ、新たな中心地KAFD
・女性の社会進出も始まった
・校内を鉄道が走る世界最大の女子大学
・2030年までに世界のトップ大学入りを目指す
・聖地メディーナでも開発が進んでいる
・封印された世界遺産マダイン・サーレハも開放へ
・ギネスブックにも載る世界最大の鏡張り建築物「マラヤ」
・聖地への玄関口ジッダは、インキュベーションの地に
・メッカの旧市街に多いイエメン人たち
・兵器の製造も国内に転換
・全長170キロに及ぶ究極のスマートシティ「ザ・ライン」
・「砂漠の民が砂漠を水と緑で覆い尽くしたら世界は終わる」
・サウジアラビアの成功の先駆者・ドバイ
・給料をすべて自己投資に回せるドバイの若者たち
・10年後の世界の中心はサウジかドバイか
第5章 なぜサウジアラビアは大変革に成功したのか
・サウジアラビア社会の空気を変えた女子校火災事件
・ユーチューブの視聴時間の長さが世界一
・入国への高いハードルだった短期商用ビザ
・不安だらけだった初めての訪問
・抵抗勢力を一掃していったムハンマド皇太子
・カショギ殺害事件とは何だったのか
・世界最大のシンクタンクでもあるサウジアラビア政府
・民主導ではなく、国主導だからこその成功
・民主主義がよいか、独裁がよいか
・男女のあり方からも見えてくるサウジアラビアの変化
・伝統的な見合い結婚から、恋愛結婚に近い見合い結婚へ
・一夫多妻は過去のものへ
第6章 中国、インドを丸め込むアラブの外交力
・アメリカ一辺倒ではないサウジアラビアの外交
・中国ともよい経済関係を築いてきたサウジアラビア
・アメリカと中国を天秤にかけるサウジアラビア
・インドを必要としているサウジアラビア
・インドの宿敵パキスタンとの軍事連携も
第7章 カタールとスーダン……ユニークな中東諸国の戦略
・石油依存から液化天然ガスに切り換えたカタール
・パンデミックで証明されたカタールの先見性
・アルジャジーラが目指す「世界のメディアセンター」
・テロリストたちの犯行声明をそのまま流す理由
・カタールは、のらりくらり外交
・肥沃な土地を持つ、アラブ連盟の一員スーダン
・スーダンに接近するサウジアラビアの思惑
第8章 日本との歴史を明らかにする
・ファイサル皇太子時代の日本とサウジアラビアの関係
・山下太郎がアラブ世界で見せた「欧米とは違う日本」
・田中角栄時代に緊密化した日本と中東
・田中政権の中東路線を継承した三木、福田政権
・日本の技術協力で日本とサウジアラビアは、よりよい関係に
・アニメ文化の定着も日本人への好感に
・ゴミ収集車に『キャプテン翼』の絵を描いて寄贈
・日本人の美徳を紹介する番組「カイゼン」
・「アジアの太陽は、日本から昇ってアラブに沈む」
・中国人とは「ビジネスの関係」、日本人とは「友だちになりたい」
・新婚旅行でも来日しているムハンマド皇太子
第9章 中東で成功するビジネス戦略とは
・アラブ世界は中小企業こそ向いている
・1本10万円のドレッシングが売れた
・有田焼のボトルに金箔、檜の箱に西陣織の帯
・ビジネスチャンスは石油以外にこそ大きく広がっている
・日本の大企業が中東で成功しにくい理由
・ブルーアンモニア構想はなぜ頓挫したのか
・日本企業が中東で成功するには、スピード感が必要