「言志」は日本を主語とする、日本にとことんこだわる「大人の言論」マガジン。 巻頭言 悪夢に悪夢を重ねるのか 壮大な虚構としての戦後日本 _ 水島総 総力3大特集 これからの日本をどうしたいのか ? 次世代の政治となるか? 次世代の党 石原慎太郎「“次世代”に日本人の感性を評価する社会を築く」 平沼 赳夫「日本の建て直しにはやはり憲法改正が必要だ!」 山田 宏「日本に新しい保守の流れをつくろう!」 中山 恭子「日本の文化力は国を守る基礎の力である」 “次世代”への熱き抱負! 次世代の党所属16国会議員コメント ? 与党からの声 下村博文文科相「教育改革、粛々と進める」 古屋圭司前拉致・強靭化担当相「拉致・強靭化、いよいよ本番!」 ? 安倍政権への進言・諫言・提言 “敗戦利権”に群がる政官民の構造癒着を打ち砕け! _ 青山繁晴 消費税増税はやはり“失政”である _ 三橋貴明 集団的自衛権容認で日本の自主防衛は遥かに遠のいた _ 中野剛志 安倍政権の課題とはわれわれ保守派の課題にほかならない _ 小川榮太郎 安倍総理、“感情的脱原発論”にブレーキをかけてください! _ 川口マーン惠美 平和憲法はとうの昔に死滅せり _ 西部邁 安倍政権のなすべきは日本の文化遺産の宣伝である _ 田中英道 小泉流構造改革や米国追従政策で日本は取り戻せるのか _ 東谷暁 保守派は“民意”に惑わされるな、粘り強く安倍支持を貫け! _ 上島嘉郎 安倍政権の女性政策は、「暴論」に先導されていないか _ 有本香 官僚丸投げの経済政策でアベノミクスは死のうとしている! _ 田村秀男 日本を自主独立に導く安倍総理はすでに歴史的な存在である _ 関岡英之 アベノミクスは“虚業優先”をあらため“実業”で経済を復興させよ _ 渡邉哲也 安倍政権得意の防衛政策を社会保障政策として転化・活用せよ! _ 古谷経衡 敏腕・安倍総理の長期政権維持こそ日本を“普通の国”により近付ける _ クライン孝子 「待つ」を知ること──「時」を味方につければ勝てる _ 小堀桂一郎 目には見えない米中からの羽がいじめ _ 西尾幹二 カラー特集 9カ月ぶりの最新映像、メディアが入れなくなった尖閣海域 朝鮮 時代考証の虚妄 _ 水間政憲 戦後タブーの本質 世界を動かす“国際金融勢力”というアンタッチャブルな存在 _ 馬渕睦夫 親米保守は、ニセ・リアリスト集団である _ 伊藤貫 反日メディア解体へ! 朝日新聞には虚偽報道の賠償責任がある _ 水間政憲 藤井聡 「国土強靭化は最高の福祉政策である」 11年目を迎えたチャンネル桜 「草莽崛起の風よ、日本に正気を取り戻させよ」
第8代ドイツ連邦共和国首相アンゲラ・メルケルは、ドイツ統一前の旧東ドイツの女性物理学者だった。東西ドイツ統一後、保守政党であるドイツキリスト教民主同盟(CDU)の政治家になり、やがてヘルムート・コールのあとをおって党首に就任、2005年のドイツ議会選挙後、CDUとSPD(ドイツ社会民主党)の連立政権の首班となった。2008年のリーマンショック後のユーロ危機、それに続くギリシャをはじめとする南欧諸国の経済危機でメルケルは、国内外でたくみな政治力を発揮して、これを乗り切った。今や彼女は新生EUを救った立役者として欧州最強の政治家の地位をゆるぎないものにしている。本書は、まことに地味な社会主義国家の一物理学者が、ドイツを欧州で最も成功した経済大国に導き、自身が世界政治のひのき舞台で活躍する政治指導者となった秘密を解明している。
中国の台湾支配が日本を滅ぼす! 中国ウオッチャーの第一人者である宮崎正弘の原点は文革後に台湾へ亡命した中国共産党のエリートや知識人たちへのインタビューだった。「親日国」台湾は中国に政治・経済両面から縛られ韓国のような反日国になりつつある。中国への配慮から日本ではほとんど報じられなかった台湾現代史を日本統治時代の影響、国内政争、対中ビジネス、独立運動など多角的に論じる。台湾は日本にとって対中国の生命線。台湾独立を目指す新しい潮流―学生運動の最新の現場リポートと政権交代の可能性。中国に急傾斜しているのは韓国だけではなかった。中国との統一か独立か。日中米の力学で葛藤する台湾の現代史をひも解く。
日本人は中国を捨てる覚悟を持て! いまの中国は習近平が最高指導者の地位に就いてから大きく変わった。前の胡錦濤、その前の江沢民が?小平の集団指導体制を踏襲したのに対し、中国共産党の系譜で第五世代指導者に数えられる習は毛沢東を?範?とするカリスマ的な指導者を目指しているからだ。つまり、習一極体制の実現である。言葉を換えれば強硬一辺倒路線。もっと言えば恐怖政治であろう。たとえばこのところの言論統制は胡錦濤時代の比ではなく、膨大な逮捕者数が現政権の締め付けの強さを如実に物語っている。そして止まらぬ格差拡大、経済成長の鈍化、高まるいっぽうの影の銀行をめぐるリスク、くすぶる民族問題、劣悪化した環境汚染等々、切迫した課題山積のなか、これまで力量不足、経験不足ぶりを露呈してきた習近平が経済から安全保障まで横断的な権力を掌握するのはきわめて危険である。現在の中国は悪い方向へ悪い方向へと歩を進めており、そうした中国が孕む?危うさ?を幅広く日本国民に伝えるべく、メルマガユーザーからも書籍化希望の声も多く、単行本化が決定!!