無法国家・中国を黙らせよ!! 核・地政学・軍事力・経済・情報力をアメリカ文化研究の第一人者である著者が徹底分析 米CIAの分析によれば「17年後の2030年に覇権国家は無くなる。米国の没落と中国の台頭で東&東南アジアはすこぶるつきの緊張状態を誘発する」。核を持つ中国、持たざる日本。膨張する中国の「狡猾な戦略」におびえるベトナム、フィリピン、韓国。しかし、今まで頼りにしてきた米国が巨額の財政赤字削減を理由として推し進めてきた縮軍のため米軍は動きが取れない。そんな世界情勢をあざ笑うかのように中国は硬軟取り混ぜて覇権国家になっていく。 発行: 李白社
この鼎談は決して「放言」ではない。祖国の言論弾圧にもめげず3人は今なお戦い続ける。日本にファンが急増する3人の名著がここに復刊。 本書は中国、韓国、台湾の中にある反日感情の根底にあるものや、それぞれの国の政治体制の性質をわかりすく解説していきます。最近マスコミに取り上げられている著者たちはそれぞれの国から売国奴と呼ばれ罵声を浴びせられてきました。その3人が祖国を憂いながら日本のすばらしさを語りつくします。日本人としてとても誇らしくなれる一冊。 「国家」とは?「歴史」とは?「文化」「日本人」「反日」とは何か?これこそ逆説・日本論。
近年のメディアは、社会現象をわかりやすい善/悪二元論で包摂し、勧善懲悪的な物語を垂れ流し続けている。 森達也氏はそのことの危険性を早期から訴え続けてきた論者だ。同時に、同氏はそのわかりやすい勧善懲悪的物語を欲しているのは、実は他ならぬ民意=現代のリヴァイアサンである、という極めて重要な指摘も成している。 民意がある種の思考停止状態の中、「かわりやすさ」の方へますます急角度で傾斜していきつつある今、その指摘の持つ意味は大きい。 一方、メディアそのものの思考停止を厳しく批判し続けてきたのが上杉隆氏。 記者クラブ制に守られ、権力の大本営発表を無批判に報道し続ける現在のメディアのあり方は、いうまでもなく思考停止のへたれ以外の何者でもない。 わが国メディアは、メディアがその本来性において果たすべき役割を完全に放棄してしまったかのようだ。 情報の送り手も受け手も思考停止状態――この滑稽かつ悲惨な状況から、われわれはいかにして抜け出すべきか。メディアが情報伝達の過程でさまざまな視点を提供し、見る側はそこから自分なりの価値判断を築いていく、そんな理想的なメディア環境を実現するためには、今、何が必要なのか徹底討論。
「グローバル化」ということが語られる場合、人、モノ、カネの移動が世界規模で行われることを言い、それは主にグローバル経済(世界規模での企業の経済活動)の活発化のことをいう。その有り様を知るには実際に現場で活躍する人の意見を聞くことが一番だろう。しかし、どんな人も世界経済の動きを自らの体験だけで知っているわけではない。体験が重要なのはもちろんだが、世界の大きな流れを俯瞰的につかむことも、また重要だ。 グローバル化について知ることの多くは、世界で展開する多国籍企業=グローバル企業の歴史を知ることであるという前提に立ち、グローバル化推進に積極的な人にも、懐疑的な人にも有益な情報を提供したい。、その歴史、人脈、動向、そして今後の展望を徹底分析。