患者とその家族、友人から寄せられた質問に「がん哲学外来」の創始者が答える大いなる「気づき」が得られる言葉の処方箋!病気に疲れたとき大切な人が悲運に襲われたとき一本の杖となる心の対話集! ◎がん哲学外来とは? 樋野興夫教授は、多くのがん患者さんとの対話から、彼らが生きる指針を見失い、現実のがん治療に心のサポートが欠落していることを痛感します。そこで、樋野教授は2008年、「がん哲学外来」と命名された患者支援をスタートさせました。言葉の力によって、患者さんに新たな価値観と生きがいを発見させる取り組みです。従来のカウンセリングに比べると、より深く患者に向かい合い、気づきを促すことを目指すものです。この試みは患者さんたちの間で圧倒的な共感を呼び、現在では、全国約80ヵ所の病院など、さまざまな場所で、「がん哲学カフェ」が運営されています。
男性と女性の結婚観はどのように変化していったのか。社会問題視されている「結婚離れ」をこの二人が語る! 日本人は、晩婚化・非婚化の進行や、離婚率の上昇にもかかわらず今なお結婚へのこだわりが強い。一方、昨今は急速な「結婚離れ」も指摘される。生涯未婚率は上昇の一途を辿りこのまま行けば、男性の3人に1人、女性の4人に1人が一生独身の社会がやってくる。今後も増加が見込まれる孤立死や介護の担い手の枯渇などは、既存の「結婚を前提とした社会」では対処が困難だ。これらの観点から、 1、結婚をリスク視する若年男性 2、女性の今なお高い結婚への期待値というリスク 3、誰もが結婚することを前提として設計された社会の抱えるリスク の三点を軸に、考察。現在訪れつつある「非婚時代」という現実を見つめ直し、旧来の結婚や家族観を超えて幸福になるための方法と非婚時代を生き抜くための処方箋を探求する。