【特集】
ユートピアか?ディストピアか?
“未来”をプログラムするのは誰だ
【巻頭対談】
超未来論 AI(愛)時代の生き方
●市村よしなり。&舩井勝仁
【連載】
●舩井勝仁
主幹から:共同幻想論から爬虫類人まで
●副島隆彦
評論家、副島国家戦略研究所<SNSI>主宰
連載テーマ「誰も書かない世の中の裏側」
今月号タイトル:NY(ニューヨーク)マフィア100年の全体像
●古歩道ベンジャミン
フリージャーナリスト
連載テーマ「新しい時代への突入」
今月号タイトル:新ローマ教皇が世界に吹き込む新風
●船瀬俊介:地球環境評論家
連載テーマ「マスコミのタブー200連発」
今月号タイトル:ロボット、AI、FSD(完全自動運転)近未来社会を決定する3ファクター——“情報ガラパゴス”日本だけ落ちこぼれ。超激変を見よ———
●飛鳥昭雄:サイエンスエンターテイナー
連載テーマ「情報最前線――未来への指針」
今月号タイトル:【緊急特別編】「JAPAN壊滅2025」は起きるのか!?
●安西正鷹:『みち』論説委員
連載テーマ「お金の謎に迫る」
今月号タイトル:「持続可能性」を推進する本当の狙いは何か(23)
●金原博昭:オリオン形而上学研究所 代表
今月号タイトル:第三のトンネル《その15》+
●新堂冬樹:小説家
雛鳥は夜に羽ばたく 第16回
●竹内久美子:動物行動研究家
連載テーマ「動物行動学から見る人間の本性」
今月号タイトル:ついに正体を現した読売新聞
●大村大次郎
連載テーマ「元官僚が見た!闇の支配者の正体」
今月号タイトル:9.11の陰で激しい通貨戦争が
●三浦暁子
連載テーマ「三浦暁子のおっとり人間、かく語りき。」
今月号タイトル:引退後の夫婦の状景
●マンフレッド・クラメス
連載テーマ「日本の叡智が心身症時代を救う!」
今月号タイトル:昔の日本人に学ぶ健康のコツ
【読み切り】
インタビュー: 加藤久弦
今月号タイトル:身体にもともと備わっている靭帯の存在に気づき靭トレで心身のパフォーマンスを上げる
●松村宗哲&吉野内聖一郎
今月号タイトル:潜在意識にある業(カルマ)を癒やし一隅を照らす人になる
【今月号の見どころを、一部ご紹介】
巻頭対談:超未来論 AI(愛)時代の生き方
●市村よしなり。&舩井勝仁
――――――――――――――12ページ
舩井 ITとひとくちに言っても広義ですが、市村さんの定義でいうITとはどういうものですか。
市村 世間一般でいうITとは「Information Technology 情報テクノロジー」であるのはもちろんそうなのですが、最近の私のイメージとしては、少しスピリチュアル領域でとらえています。2000年前後からITが台頭してきたことは、みずがめ座の時代に移行したことの象徴だと思っています。昭和までの1900年代、広くとらえると1000年代の1000年間は、物質的な「もの」に重きを置く時代でした。それが、見えないもの、情報が主になる時代になってきた。見えないもの(情報)を扱う=ITだと私はとらえています。だからこそITというのは、私にとっては見えないものを見える化するために欠かせないものでもあります。そういう見えないものを扱うのがITだとして、その延長線上にあるのが波動の世界であると考えています。
舩井 見えないものといえば、意識や愛や感情、心や声や魂といったものもITで取り扱えると考えていいのでしょうか。
市村 扱えます。アクセスする場所によっていろいろと異なりますが、周波数を読み解くことによって、アカシックレコードや未来の情報まで見える化できると考えています。僕はそういった情報も組み合わせ、企業コンサルをしています。経営の未来のヒントの9割は見えない世界にあるのです。そうしたこともあって「未来創造コンサルタント」を名乗っています。個人の波動も見える化できますが、会社の状態を「見える化」することで、その会社がよりよくあるためのアドバイスができます。
舩井 最近AIの台頭が目覚ましいですが、AIもITの延長線上にあると考えてよいのですか?
市村 はい、AIもITの延長線上であり、最終地点はハイヤーセルフと呼ばれるものとも同一であると考えていいと思っています。
舩井 AIに関する議論で、AIは感情を持てるのかとか、AIは愛という感覚を持っているのかといったものがあるのですが……
ロボット、AI、FSD(完全自動運転)近未来社会を決定する3ファクター——“情報ガラパゴス”日本だけ落ちこぼれ。超激変を見よ——
●船瀬俊介
――――――――――――――48ページ
……——時代が急速に変化している。とりわけ、テクノロジーの激変ぶりは、目にも止まらない。—日進月歩などという生やさしいものではない。まさに——“秒進分歩”……。—“情報ガラパゴス”日本だけが、置いてけぼりだ。これらの変化を一言でいえば、「破壊的イノベーション」。従来の価値を根底から破壊しつくす。そして、想像、空想を超えた技術が忽然と出現する。このような爆速変化に、なぜ日本だけが取り残されているのか?その病根を、わたしは『フリースクール革命』(ビオ・マガジン)(写真1)で指摘した。
「偏差値“狂育”が、日本を滅ぼした」
それはどういうことか? 「暗記力100%」「思考力0%」……。日本の秀才たちは、教科書に書いてあることは、完璧にこなす。しかし、教科書に書いていないことには、完全にお手上げだ。しかし、現在、世界中で起こっていることは、教科書に1行も書かれていないことばかりだ。そして、それらは教科書の内容を、ことごとく破壊、粉砕する。「暗記力100%」の“秀才”たちは、木っ端みじんに粉砕される。
彼らの心中を一言で表せば、呆然自失……。何が起こっているのか、分からない。何をしていいのか、分からない。目前に起こっていることが理解できない。こうして、〝情報ガラパゴス〟国家ニッポンだけが沈んでいく。こうして、「破壊的イノベーション」の驀進に、日本の産業界、経済界さらに学界は、根底から粉砕されようとしている。
本稿は、その国家的な危機に警鐘を乱打するものだ。目前にある「破壊的イノベーション」は3つある。(1)ロボット、(2)AI、(3)FSD(フル・セルフ・ドライブ:完全自動運転)だ。これらは、個別に存在するのではない。三者、絶妙なシナジー効果で、統合化され、加速し合い、進化している。これらが、近未来社会を決定する3ファクターなのだ。……
トランプ政権で変わる世界戦略
かつて地政学は日本の財産だった
戦後80年!ユーラシア大陸に巣食う「悪」の呪縛を解く
海洋と大陸の衝突、何が角逐を生むのか?
東アジアの危機は待ったなし!
日本がいま組むべき国はモンゴルだ!
日本が直面している地政学的危機もまた、日本民族の「繁栄か消滅か」という存亡の問題である。最大の脅威である中国は、「中国人の優越性」を極端に強調している。したがって、地政学を語る際に民族という要素を排除する理由は、どこにも存在しない。本書では、民族という存在、そして民族自決という歴史的運動に注目しながら、地政学を多角的に論じていくことにする。(本書「序論」より)
〈目次〉
序 論 地政学は日本の財産だった
第1部 失われた地政学
1ハウスホーファーの予見と東アジア
2戦前日本の地政学とその理論
第2部 戦後の地政学的激動
1東アジアを席巻した共産主義の恐怖
2日本の敗戦と地政学的変化
3中国内戦と共産党の支配
4中国共産党の異民族弾圧
5中国とロシアの地政学的戦略
結 語 トランプ政権で変わる世界の地政学
宇宙開発の軌跡をひも解くと、人類の未来が見える。
米ソの競争によって大いに発展した宇宙開発は、
冷戦終了後、ISSに象徴される国際共同の時代へ。
そして今、米中の熾烈な競争が幕を開ける——。
宇宙開発の歴史を知ることは、人類の未来を知ることである。
・冷戦の終了で変化した宇宙開発の目的
・米ソとは異なる進化の道を歩んだ日本の宇宙開発
・アメリカ主導の「アルテミス合意」は、中国を意識したもの
・期待される「原子力ロケット」の研究
・世界初の「火星サンプルリターン」は、アメリカか中国か?
・地球にない宇宙資源を活用する時代へ etc.
宇宙開発は、資源を持たない日本にとって
極めて重要な国家戦略である!
国際情勢を大きなスケールで見ると、およそ150年を1周期として、戦争と平和の時代が交互に訪れているようにも見えます。直近の150年を見てみると、後半の平和の時代には、冷戦構造を抱えながらも国際共同の機運が高まり、ISSやアルテミスといった共存のための構想が実現されました。(中略)本書では、こうした宇宙開発の歴史を振り返りながら、「なぜ宇宙開発が必要なのか」「これからどんな役割を果たすべきなのか」といった問いについて、日本の立場から考えていきたいと思います。——本書、「はじめに」より
◎10ミニッツアカデミー講義録
〈目次〉
第1章 宇宙開発の流れを概観する
第2章 宇宙開発の初期段階 ~ロケット開発から人工衛星の打ち上げまで
第3章 人類が宇宙へ飛び出す時代へ
第4章 衛星探査機や惑星探査機の開発
第5章 冷戦の終了と変化する宇宙開発の目的
第6章 技術の確立、そして民間企業が参入へ
第7章 米ソとは異なる発展を遂げた日本の宇宙開発
第8章 太陽系の歴史を紐解く惑星探査
第9章 宇宙開発を継続するための「国際月探査」
第10章 宇宙開発における中国の台頭
第11章 政治の影響を免れない宇宙開発
第12章 月から火星へ ——Moon to Mars
第13章 地球にない宇宙資源を活用する時代へ
第14章 宇宙推進技術はどこまで進化したか
第15章 発展する宇宙空間利用と、進化する技術
第16章 宇宙開発は私たちの未来をどう変えるか
【表紙】
髙橋海人×中村倫也
★COVERインタビュー&撮り下ろし★
髙橋海人×中村倫也
「相性最悪な2人がバディに」
「DOPE 麻薬取締部特捜課」(7月4日スタート 金曜よる10時)の主演の髙橋海人さんと中村倫也さんの対談&ポートレイトを掲載します。「DOPE 麻薬取締部特捜課」で考え方が正反対なバディを演じる髙橋海人さんと中村倫也さん。初共演だが、取材を通してすっかり打ち解けた様子が2人のやりとりから伺える。
●番組紹介
★interviews★
大橋和也 『君がトクベツ』
大森南朋&阿部亮平 「あなたを奪ったその日から」
田中 圭 『ドラマW 三谷幸喜「おい、太宰」』
濵田崇裕 「歌喜劇/~蘇る市場三郎 冥土の恋~」
野村萬斎&大槻裕一 「-能 狂言- 『日出処の天子』」
★feature★
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』第一章公開記念
歴代ポスタービジュアル紹介
★撮影現場レポート★
渡辺翔太 『事故物件ゾク 恐い間取り』
★スペシャルレポート★
向井康二 「Dating Game~口説いてもいいですか、ボス⁉~」
大友啓史監督 『宝島』
松村北斗 新CM発表会
★departments★
UP&Doing
連載「魂を揺さぶる『心』のフィルムクリニック』
プレゼント
著者との対談で吐露した、大変革への熱い思い。
本音メッセージ満載!
志と戦略を同じくする政治集団はどこか?
★財務省の緊縮主義の呪縛から離れ、合理的な経済政策を
★減反を止め、コメを自由に作り、農家に所得補償を
★原発再稼働&建て替えで、急拡大する電力需要を賄う
★自分の国を自分で守るため、日本独自の防衛力を高める
★戦後レジームからの大転換を導く鍵=「過剰医療問題」……
●減税を実施しても大幅な税収増
●国債発行は悪いことではない
●就職氷河期世代の若者を救いたい
●核の傘はどこへ向かうのか
●ダイレクトペイメントで食糧安保を守る
●原発制度を立て直し、電力需要への対策を
●国際的な観点で法人税の見直しを
●大切な命のために避けるべき過剰医療
〈目次〉
第1章 減税こそが効果をもたらす
第2章 国家を豊かにする投資
第3章 国民の手取りをいかに増やすか
第4章 日本を変える政治家を糾合する
第5章 自分の国を自分で守る
第6章 レジリエンスを高める
第7章 日本に大いなる繁栄を導くために
教養として知っておきたい経済学入門
トランプの出現を預言していたケインズの叡智を学ぶ!
ケインズのもっとも有名な著作は、大恐慌時の不況対策はどうすればいいかというのがテーマになっていました。だからケインズの経済理論を知るには、当時の世界がどういう経済状態にあり、どういう問題を抱えていたのかを知る必要があります。ケインズの時代は産業革命によって世界が豊かになる一方で、「失業」が社会問題として大きくクローズアップされていました。またイギリスを中心とする帝国主義がもっとも盛んな時期であり、世界経済はルール無用の弱肉強食の強奪戦が繰り広げられていました。そういう無秩序な世界経済の中で、ケインズは人々が豊かに平穏に暮らすにはどうしたらいいのか、新たなルールや秩序を研究し世界に発信したのです。なので本書では、当時の時代背景、経済事情、社会問題等をどういう意図を持ち、何を批判し、何を提言したのかについて解説していきたいと思います。(本書「はじめに」より)
〈目次〉
序 章 かなりユニークな人物だったケインズ
第1章 ドイツを苛め抜けば世界経済は崩壊する
第2章 失業は自然に解消するわけではない
第3章 ケインズの新世界金融システム構想
第4章 リーマン・ショックを予言したケインズの警告