◇特集
『世界を支配する声を聞け! 第三次世界大戦の危機!?』
■巻頭:
『「しんどい!」から抜け出すための脳の使い方』
●濱田恭子&舩井勝仁
『プーチン大統領は“声”で国民を支配しようとしているのか?』
●中島由美子
◇連載
●舩井勝仁
主幹から
今月号タイトル:経済人類学
●副島隆彦
評論家、副島国家戦略研究所【SNSI】主宰
連載テーマ「誰も書かない世の中の裏側」
今月号タイトル:ウクライナ戦争で西側白人同盟(G7)は衰退し、非白人の貧乏大国同盟(エマージングG8)の時代が来る
●古歩道ベンジャミン
フリージャーナリスト
連載テーマ「新しい時代への突入」
今月号タイトル:窮地に追い込まれる欧米諸国と世界を味方につけるロシア
●船瀬俊介
地球環境評論家
連載テーマ「マスコミのタブー200連発」
今月号タイトル:『ヴィーガン革命』ドイツは10年で32倍増! もう、誰にも止められない……
●飛鳥昭雄
サイエンスエンターテイナー
連載テーマ「情報最前線――未来への指針」
今月号タイトル:隠岐がすべての「国仕掛け」を握っていた!!
●安西正鷹
『みち』論説委員
連載テーマ「お金の謎に迫る」
今月号タイトル:お金に呪いをかけた者の正体を読み解く(5)
●金原博昭
オリオン形而上学研究所 代表
今月号タイトル:第二のトンネル《その7》
◇新連載
●新堂冬樹
小説家
罪と罰2023
◇短期連載
●大村大次郎
医療、公共機関にはびこる日本の病巣
◇読み切り
●インタビュー:坂内慶子
今月号タイトル:夢という魂からのメッセージを読み解けば道はおのずと示される
●飛鳥昭雄&吉野内聖一郎&南方幸一
今月号タイトル:宇宙の根源「水」について語る
◇今月号の見どころを、一部ご紹介
■巻頭対談
●濱田恭子&舩井勝仁
『「しんどい!」から抜け出すための脳の使い方』
――――――――――――――16ページ
舩井
感情を解放するまでのプロセスを、私はもっと小難しくとらえていたのですが、濱田さんのようにかみ砕いて伝えられることに感心しました。(中略)おもしろいキーワードもいくつも出てくるのですが、感情の棘の話とぐるぐるの森の話は特に共感しました。
濱田
「感情の棘」が突き出している記憶は顕在意識に上がってきやすいのです。UFOキャッチャーを思い浮かべていただくとわかりやすいのですが、問題のない記憶や日常的にノーマルなエピソードは、つるっとしていてつかみにくいおもちゃのようなものです。一方、「驚いたこと」「嫌だったこと」「特別に面白かった」などといった、感情にひっかかりのある記憶は、凸凹がはっきりしているため、つかんで取り出しやすい。そのために、ふとしたきっかけで意識の表層にあがってきやすいのです。この中でもやっかいなのが、ネガティブな感情を伴うもの。過去の失敗や理不尽な体験、自分の欠点などといった感情は、一度浮かぶと、何度も何度も反芻してしまいます。この反芻を「ぐるぐるの森」としています。まるで、ずっと閉じることのできないソフトウェアが動き続けているようなものです。常に稼働しているので、同じことばかりで頭がいっぱいになり、そこに容量のほとんどを割いてしまう。考えても考えても解決する糸口も見つからなくてぐるぐると同じ考えを繰り返してしまうのです。
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●中島由美子
『プーチン大統領は、“声”で国民を支配しようとしているのか?』
――――――――――――――36ページ
いま国際的に最も関心を集めている事件は、ロシアによるウクライナ侵攻でしょう。各国のリーダーの声を分析し、それぞれの心理状態を読み解くことで、状況打開に向けての可能性を探ってみたいと思います。ゼレンスキー大統領が日本の国会で行った演説を分析してみました。(中略)特徴的なのはゴールド・イエロー・ライムグリーンにかけての領域です。これは、自分という存在感で周りを巻き込んだり、影響を与える特徴を持つ色です。もと芸人であることが関係しているのか分かりませんが、エンターテイメント的な才能に優れているといえます。また、円の内側にネイビーの色が出ていることから、戦略家であることがうかがえます。(中略)この戦争が長引いている要因は、ゼレンスキー大統領の才能でもある、イエロー・ゴールドといった部分に関係しているかもしれません。これらの色には、嫉妬・妬みという負のエネルギーの影響があると考えられます。なにか深い部分でロシアに対する嫉妬心があり、それがさまざまなメディアを使ったパフォーマンスに表れているようです。
2020年代――
大陸が島国を飲み込む危機。
コロナ、ウクライナからの「正しい出口」はこれだ!
1.地政学、2.エコロジー、3.フェミニズム、4.ポリティカル・コレクトネスーー令和の今をにぎわすテーマは、目新しい事ではない。
昭和40年代、平成の初めに続いて戦後3度目の出来事だ。そして結局、バカ騒ぎするだけで課題は解決されることなく、先送りされて繰り返されてきた。そして、コロナ禍とウクライナ戦争によって再び浮き彫りになった日本の病理。日本人はドツボにはまって抜け出せない。平成がさらに劣化された時代に、われわれは生きねばならないのか! 地に足の着いた解決策を模索する書。
第1章 軍事――ウクライナ戦争で「平和主義」は終わるのか
第2章 政治――「自民党一強」はいつまで続くか
第3章 経済――「円安・インフレ」で暮らしはどうなるか
第4章 環境――「エコ社会主義」に未来はあるか
第5章 中国――膨張する「ユーラシア」とどう向きあうか
第6章 提言――日本の未来も「長期楽観」で
令和を「劣化平成」にしないために。
自由で強い社会へ道筋を示す。
卑劣なテロ行為は新たな国難の予兆か!?
日本人よ、目覚めよ!
いまの日本は疫病、戦争、教育の国難にある!
ウクライナの悲劇から何を学ぶべきか?
〔本書の内容〕
第一講 「日本」という国はどのようにしてできたのか
第二講 日本人が初めて「国」を意識した元寇の戦い
第三講 「江戸の平和」をつくりだしたもの
第四講 明治国家はいかにして成立したのか
第五講 支那事変とはなんであったか
第六講 阿南陸相はなぜ終戦に反対したのか
第七講 条約で読む近代日本の苦難
日本人はかつて数々の国難に直面しながらも、克服してきた!
叡智を集結して現在の危機的状況を打破しようではないか!
◎本書は2015年4月刊行の『国難の日本史』(ビジネス社刊)を一部修正・新装したものです。
行きすぎた平等志向が国を過つ
・電力不足なのに“脱原発と脱石炭”を同時推進。
・大量の税金を投入して、電気自動車化へ。
・過剰な人道主義によって、難民問題が勃発!
日本が進む道が見えてくる!
【個人の主張が通らず、自由が奪われる社会にならないために。】
いまSDGsブーム真っ盛り。その中でも地球温暖化問題においてドイツは世界をリードし、自ら作ったルールを世界に押し付けようとしている。日本もその流れに乗らないとまずいと言われてきた。
しかしそのドイツで「理想論で突き進み、社会が崩壊する」事態が起きているというと著者は言う。
「この冬、ドイツでは原発3基を止め、風力発電に依存することにしたが、風が弱く発電量が低下した。結果、ブラックアウトの危機が訪れたが、暖冬で何とか救われた。それでも再生可能エネルギーに拘る方針。経済合理性を無視した政策は大問題!」
本書では、ドイツ在住の川口氏が、政治的思惑、国民の意識、企業のホンネなど、日本人が何も知らない「SDGs先進国ドイツのウラ事情」を赤裸々に伝える。そのうえで、日本が「反面教師」にすべき部分は何か。ドイツのクセから何を得るか、日本が同じ轍を踏まないためのアイデアを出して頂く。
《本書の主な内容》
第1章◎3党連立政権でさらに左傾化するドイツ
第2章◎メルケル政権からドイツの左傾化が始まった
第3章◎脱原発と再エネで破綻するドイツのエネルギー政策
第4章◎電気自動車へのシフトに見るドイツの社会主義国ぶり
第5章◎コロナ禍で浮き彫りになった言論の不自由
第6章◎左派勢力による行き過ぎた平等志向
第7章◎LGBTが揺るがすドイツの価値観
第8章◎過剰な人道主義がドイツの難民政策を誤らせた
第9章◎軍隊嫌いなドイツ人は本当に転換するか
第10章◎ポピュリズム政治で失われる経済合理性
心理学的なアプローチで、部下を5つのタイプに分類
それぞれの個性に合わせた言葉がけで、
必ず成果が上がる!
部下は心の底で、何を考えているのか?
個人の価値観がわかれば、マネジメントは難しくない。
●第1章 「個」に向き合うマネジメントの時代
●第2章 「1on1マネジメント」で上司と部下はともにゴールを目指す
●第3章 部下の価値観がわかればマネジメントは難しくない
●第4章 「1on1マネジメント」のベースとなる心理的安全性
●第5章 「1on1ミーティング」で大事な4つのポイント
●第6章 「1on1ミーティング」の効果を最大化するコツ
私はかつて、10人いた部下が全員辞めてしまうという悲惨な経験をしました。
その後、コーチングの手法をはじめ、心理学や組織開発、目標管理や評価手法などについて学び、
どうやったら一人ひとりをうまくマネジメントできるのか、模索しながら探っていきました。
個性が重視される現在、求められるのは、社員一人ひとりの個性に合わせた「1on1マネジメント」です。
その中核となるのは、個々の能力を最大限に引き出す「1on1ミーティング」だと考えています。
本書では、私の苦い経験から学んだ、部下との関係性の構築法、
部下が伸び伸びと能力を発揮できるようにするマネジメントのコツを、具体的な手法でたっぷりとご紹介していきます。
米中のカネと権力に媚びる政財界のなかで
日本を“属国扱い”する米国と“覇権主義むき出し”の中国に
「NO」を突き付けた日本人がいた
アメリカの核は日本を守らない!
戦い方はこの男に学べ!
政治と文学の一体を生涯追求した男の知られざる“信仰”に迫る
【三島由紀夫への共鳴と対立】
序 章 石原慎太郎とは何者か
第一章 『太陽の季節』の時代的象徴性
第二章 行為者としての表現者――その小説を読む
第三章 三島由紀夫と石原慎太郎
第四章 石原文学の頂点――『化石の森』と『わが人生の時の時』
第五章 戦後政治と石原慎太郎――対米従属と親米保守を超えて
終 章 石原慎太郎の信仰――“虚無”という実在