

アベノミクス大崩壊がカウントダウンだ。物価が上がり、賃金が下がる。さらに消費税増税で追い討ち。これで、景気が上向くはずもない。前著『日本病』で予告したように、安倍バブルは消費税増税とともに崩壊する。前著は、失われた二〇年と、敗北を続ける日本経済の病根を抉った。本書は、その続編でもある。浜矩子・同志社大学教授(経済学)は、アベノミクスを「鏡と煙でごまかす安手の手品」と評した。まさにそのとおり。四月からの消費税八%増税で、まさに日本経済は、首吊りの足を引っ張るような按配となる。安倍首相は、第三の矢も打ち尽くし、もはや手駒もなにもない。異次元の金融緩和で、株急騰を見越した外資も、一斉に売りに転じる。株価は当然暴落、一方で国際収支は赤字。円安インフレは急進。賃金は連続低下・・・・・・。まさに、国民生活は地獄を見る。国民の大多数は、“経済難民”時代に放り出されるのだ。しかし、厳冬の時代があれば、その先には必ず春が訪れる。そう信じて、この冬の時代をサバイバルしなければならない。ピンチはチャンスである。この厳冬期こそ、日頃のライフスタイルを見直す好機だ。暮らしの無駄・無理・無茶を省けば、そこには理想的なライフスタイルが出現する。

面白いほど迷走する世界と日本の悲劇! 世界経済は今、大きな曲がり角に差し掛かっている。90年代後半から先進各国が「グローバリズム」の名の下にこぞってメルクマールとしてきた金融主導型の新自由主義(ネオリベ)経済政策が、ついに完全な行き止まりに達したからである。グローバリズム=ネオリベが終焉を迎えようとしているのは、もちろん、08年のリーマンショックを筆頭に、世界中でその否定的帰結が露呈され尽したからである。ドメスティック経済の再興、あるいは世界のブロック経済化という興味深い論点を軸に、世界を不幸にしたグローバル経済をいかに安楽死させ、かつ、わが国の現政権が主張する「日本を取り戻す」を真に実現するためには何が必要かを討論する。

本書は昨年に訪れた旧満州での調査旅行と、香港・深?・マカオへの調査旅行の成果を書いた中国研究本第6弾! まず、昨年末からの安倍首相の靖国神社参拝問題が世界に波紋を広ひろげたのでそのことを第1章で詳しく解説。 第2章からは、日本を危険な軍事衝突へ向かわせる安倍政権の現状を分析し、安倍首相が今も強気で、日本国の隠された対外の国家戦略である中国包囲網づくりに邁進している実態を解説していく。これは1940年につくられた「大東亜共栄圏」の再来である。そしてそれはまさしく「中国包囲網」戦略のことである。このことを本書ではっきりとわかりやすく解き明かして行く。

世界経済と世界の金融市場が直面する3つの問題。1日本の消費税大増税、2アメリカの金融危機、3バブル崩壊の懸念を抱える中国経済――この3つのリスクが2014年、いかなる影響を及ぼすのか? 2013年の円安・株高、日銀新総裁人事を的中させたNo.1エコノミストが、2014年の世界と日本の経済の行方を占う。2014年に注目すべき「珠玉の特選銘柄」も収録。抜群の戦績を誇るウエクサ推奨銘柄と併せて、加速する円安インフレ時代の投資戦略の極意を大公開。 政治情勢および金融市場予測の精度の高さで高い評価を得ている会員制のTRIレポート『金利・為替・株価特報』から、内外政治経済金融市場分析を本書では有益な情報を公開・提示します。