本書は昨年に訪れた旧満州での調査旅行と、香港・深?・マカオへの調査旅行の成果を書いた中国研究本第6弾! まず、昨年末からの安倍首相の靖国神社参拝問題が世界に波紋を広ひろげたのでそのことを第1章で詳しく解説。 第2章からは、日本を危険な軍事衝突へ向かわせる安倍政権の現状を分析し、安倍首相が今も強気で、日本国の隠された対外の国家戦略である中国包囲網づくりに邁進している実態を解説していく。これは1940年につくられた「大東亜共栄圏」の再来である。そしてそれはまさしく「中国包囲網」戦略のことである。このことを本書ではっきりとわかりやすく解き明かして行く。
世界経済と世界の金融市場が直面する3つの問題。1日本の消費税大増税、2アメリカの金融危機、3バブル崩壊の懸念を抱える中国経済――この3つのリスクが2014年、いかなる影響を及ぼすのか? 2013年の円安・株高、日銀新総裁人事を的中させたNo.1エコノミストが、2014年の世界と日本の経済の行方を占う。2014年に注目すべき「珠玉の特選銘柄」も収録。抜群の戦績を誇るウエクサ推奨銘柄と併せて、加速する円安インフレ時代の投資戦略の極意を大公開。 政治情勢および金融市場予測の精度の高さで高い評価を得ている会員制のTRIレポート『金利・為替・株価特報』から、内外政治経済金融市場分析を本書では有益な情報を公開・提示します。
これまでの100年を分析し、これからの日本経済の10年を予測する! 日本、そして世界は激しい変動を続けている。その中で過去の10年間の現実を正確に理解さえしていないのが現状である。このままでは日本、そして日本国民が自己変革を遂げることすら妨げることにならないだろうか?過去をきっちりと清算しつつ、あらたな提言を述べるのが本書の役割である。 アメリカ、EU、中国、新興国等の情勢を分析し世界で起こっている大変なことを冷静に読み解き日本の今後を予測していく。 希望ある明るい新世紀を迎えるのは日本経済だけだ!
過去の成功体験をすべて捨て去ること。これが勝者の条件だ。 世界の大勢を先取りできるか。無残な衰退の道を歩むか。日本の運命を決める、著者会心の著作!1996年講談社より刊行された同名著書を大幅加筆! インフレを基調としていた20世紀末から21世紀頭に、日本はたぐいない大きな「成功」をおさめ、経済を、人類の歴史をとっても類例を見ないほど大きく「成長」させた。だがそれは、世界的なインフレが続くという環境のなかで手にした「成功」にすぎないという限界を、明確に認識しなければならない。 もし日本が自己改革の努力を怠るとするなら、21世紀は遠慮なく日本を置き去りにして進んでいく時代であると承知しなければならない。――第8章第3節「日本人の課題」より