

「官僚の壁」を超えて覚醒する日本経済
日本は未曽有の黄金時代を迎える!中国は「司令塔なき泥船」。終わりのない粛正と内乱へのカウントダウンが始まる。今の中国の惨状は「人災」そのもの。成長している民間企業を潰す国に未来はない。
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本書は学者の髙橋洋一先生と、劇的だった自民党の総選挙「歴史的大勝」前後の日中関係を中心に、永田町の変遷、中国経済崩壊、習近平vs.軍の権力闘争、共産党の行動原理、台湾侵攻=日本侵攻の可能性など多角的に議論を重ねたものである。髙橋先生との対談は複数回を重ねるが、今回も新たに学ぶことが多くあった。私が得た知的興奮を読者の方にも体験していただけたなら幸いである。(石平「はじめに」より)
「反高市派」が次期総裁の座を狙って暗躍することを予測して、高市政権は27年3月にこんなすごい予算を作ったという大きな実績を武器にすることで、9月末の総裁選に向けて政権の力を見せつけ、求心力を維持する戦略をとるだろう。そして、この予算編成のプロセスが進む間に、外国人政策などの重要な政策も順次進められていく。憲法改正の議論と並行して、内政面でも着実に成果を積み上げることで、党内外の支持を固め、次期総裁選を無投票で乗り切る、長期政権化するための地盤を築く狙いがある。戦いはすでに始まっているのだ。(髙橋洋一「おわりに」より)
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〈目次〉
第1章 日本人が覚醒した「歴史的圧勝」
・「タカ派・保守系」で85%
・高市首相の圧倒的人気の秘密
・“日本人覚醒”と台湾が大喜び
・立憲の完全崩壊
・“安倍一強”時代を超える
・高市一強で国会はこんなに変わる
・市場が積極財政を支持した証拠
・予想される高市政権のリスク
・憲法改正への道のりはいまだ険しい
第2章 公明党がいなくなって本当によかった
・果報は寝て待つ
・選挙活動は中国大使館への抗議
・親中の公明党が去り、政治が一気に動き出す
・「政治屋」がいないのが維新イズム
・中国に最も詳しい国会議員が大暴れ
・「レッドライン」を日本から引き直した手腕
・レーダー照射の嘘
・中国を完封した高市外交
・公明党が連立を離脱して本当によかった
第3章 高市政権が中国に騙されないための処方箋
・高市総理の対中国姿勢ではまだ足りない
・スパイ防止法は国民を守る最低限のインフラ
・日本国内で中国との戦いはすでに始まっている
・吉村維新が叩く「自民党の尻」
・中国「出禁国会議員」第1号の台湾訪問という快挙
・日台関係は「友好」から「家族・親戚」の域へ
・北京とは正反対の永田町の「慣れ合い」文化
・チャイナスクールの「餌付け」に乗らない方法
・自民・維新・国民民主の「新しい三角形」
・橋下徹の「維新=親中」のイメージをどう払しょくするか
・「中国とのパイプ」という大嘘
・共産党外交の手口
・入国禁止の石平が「北京」へ乗り込む日
第4章 中国大恐慌、日本への影響
・3年以上も続くデフレの泥沼
・国有系すらデフォルト
・朝日でさえ報じざるをえない「中国のリアル」
・「1万ドルの壁」を越えられない独裁国家
・中国経済の長期停滞を経済原理から解説する
・中国にとってTPPはハードルが高い
・「1ドル=300円」並みの元安政策
・成長している民間企業を潰す国に未来はない
・人口減少が停滞に拍車をかける
・「ネズミ族」から「狼族」へ
・中国経済を救うための「三つの処方箋」を教えよう
・監視下でどうやって海外にカネを持ち出すのか
・日本のマンションの最上階は「中国」
・検閲下ではAIそのものが「アホ」になる
・「TP-Link」やルーターに潜むリスク
・宇宙開発は「平和の象徴」ではない
・中国に「空母を100隻作らせろ」
第5章 日本人に知ってほしい北京の本性
・北京政変、上からのクーデター
・弱体化を招いた軍改革
・独裁から集団指導体制へ
・衝撃の張又侠と劉振立の失脚
・激化する暗闘
・「台湾侵攻はない」と言える理由
・狙いは尖閣諸島か?
・共産党の行動原理「地痞(ディーピー)文化」
・「ならず者文化」の戦後史
・国際感覚を持つ政治家を淘汰
・日本が中国に打ち勝つために
第6章 高市自民&維新で日本はどう変わるか
・第7艦隊を買えばいい
・トランプにビビる習近平
・ベネズエラで中国のメンツは丸つぶれ
・韓国の核保有論を日本も利用せよ
・尖閣諸島への「上陸」を阻む日本政府の壁
・なぜ「お米の配布」は愚策なのか
・財務省と農水省の談合
・海外メディアの“外圧”を利用
・まずはスパイ防止法の制定
・合理的な維新の「身を切る改革」
・「チャーリーズ・エンジェル」を支える吉村・玉木のライバル関係
・円安は「GDP向上」と「税収増」のガソリン
・30年ぶりのPB黒字化という「幸運」
・各党の消費税減税策はどれが正解
・なぜ今が「インフレ」ではないのか
・「異能のリーダー」とこの6年で悲願の憲法改正へ

女が女を喰らう町、銀座「クラブ・アリア」。
女王の座は、ひとつだけ──
大切なものを奪った女を地獄に引きずり下ろすため、銀座のクラブでの戦いが幕を開ける……。切なさと狂気が交錯する、新堂冬樹の真骨頂!
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中野の片隅で、昼も夜も働きづめの陽菜子。
その理由はただ一つ──亡き親友の娘、病床にある美玖の命を守るため。ささやかでもいい、愛する男と三人で笑える未来を夢見ていた。だが、幸福は一夜で崩れ去る。恋人の裏切り。消えた治療費。すべてを奪った女の名は、銀座の頂点に君臨する絶対女王・佐奈。怒りに突き動かされ銀座へ足を踏み入れた陽菜子は、煌びやかな夜の世界に翻弄されながらも、飾らない純粋さで客の心を掴んでいく。だがそれは、女王の逆鱗に触れることでもあった。ある夜、陽菜子に届くはずだった一本の電話が、銀座の闇に握りつぶされる。駆けつけたとき、すでにすべては終わっていた……。その瞬間、陽菜子の中で何かが死んだ。名前を捨て、過去を捨て、陽菜子は毒を纏う美しき「雛」となる。
女王に地獄を見せるため──雛鳥は、夜を舞う。
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高い国民健康保険にガマンしない!知らないと損する“手取り最大化”の仕組み。国保を85万円減らした実例を公開!本書では、まったく合法なフリーランス必読の「手取り最大化メソッド」を詳しく解説。さらに、お金のリテラシーを高める情報も紹介します。
・フリーランスでも社会保険に入り、厚生年金に加入することができる
・国民健康保険の保険料は、「住んでいる場所」で金額に大きな差がある
・国民健康保険に「扶養」という概念はなく、家族一人ひとりに保険料がかかる
・社会保険なら家族を「扶養」に入れられるから、保険料が安くなる
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「毎月の国民健康保険料、高いよなぁ」と思いながら、「でも、フリーだと社会保険には入れないしなぁ……」なんて、あきらめていませんか?実はフリーランスでも社会保険に入って、厚生年金に加入する仕組みがあるんです。家族を社会保険の「扶養」に入れることもできます。それも、しっかり合法的な仕組みです。自由を求めてフリーランスを選んだのに、経済的に縛られていては本末転倒。フリーの皆さん、お金に関する知識を得て、経済的な自由も手に入れましょう!本書では、国保の保険料を削減する方法をご紹介します。
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〈目次〉
序章 フリーランスを救う仕組みが生まれるまで
●国保・国民年金で年間80万円払っていた私が、年間40万円で厚生年金に入れた!
第1章 知らないだけで年間40万円の損をする
●フリーランスの9割が知らないお金の真実
●国民健康保険・国民年金をあなたはいくら払っていますか?
●年収が同じ400万円でも、住んでいる場所によって国保に60万円もの差が!
●密かに増え続ける社会保険料 負担率は25%から48%へ
●社会保険料や税金の仕組みを「知ること」が最大の防衛策
第2章 フリーランスでも厚生年金に入れる
●年間80万円の社会保険料が40万円に! マイクロ法人スキームとは?
●フリーランスでも合法的に厚生年金と健康保険に加入できる!
●税理士・弁護士が1年半かけて完成させた、まったく合法的な仕組み
●利用者の名前が公になることがないよう、プライバシーに配慮した仕組み
●税理士・飲食・美容・建設業界は社会保険料を削減する組合システムを活用
●全国に広がっている国民健康保険料を削減するサービス
第3章 この仕組み、本当に合法なの?【皆さんからのQ&A】
●税理士がよく使うマイクロ法人スキーム
●業界内の健康保険組合より断然お得なLaLaの仕組み
●60歳定年後の再雇用組が殺到している理由
●一人親方・職人さんこそ国民健康保険料削減サービスを使うべき
●実際の利用者からいただいた国民健康保険料削減サービスに関するQ&A
第4章 いくら削減できるの?【ケース別シミュレーション】
●単身者の場合は、国民健康保険料と国民年金をどのくらい削減できる?
●既婚者で子どもがいない場合、国保と国民年金をどのくらい削減できる?
●既婚者で子どもがいる場合、国保と国民年金をどのくらい削減できる?
●定年してフリーランスになった場合、国保と国民年金をどのくらい削減できる?
●一人親方の場合、国保と国民年金をどのくらい削減できる?
●LaLaの会員になると、どのようなサービスが受けられる?
●健康診断・がん保険・営業報酬まで含めた総合的な価値
第5章 LaLaでこれだけ削減できた!【実体験リポート】
第6章 もっと知っておきたいお金の話
●知らないと損する補助金・助成金の基本
●ものづくり補助金、持続化補助金、IT導入補助金について知っておこう
●フリーランスに必要な保険は? 優先順位で考えるといい
●死亡保険、就業不能保険、医療保険の考え方
●掛け捨てvs積立: 保険業界が教えてくれない真実
●保険営業マンから買ってはいけない理由
第7章 お金のリテラシーを上げよう
●資産形成は「積み上げ思考」ではなく、「ゴールベース思考」で考える
●NISAは利用すべき! その基本と活用法を知っておこう
●フリーランスにとってiDeCoは本当に必要か
●資産運用の鉄則 長期・分散・積立の原則とは
●投資と保険は分けて考えることが重要
おわりに フリーランスを、もっと自由に。

【髙橋洋一氏推薦!】サナエノミクスで日本はもっと豊かになる!日本人はもっと楽に生きられる!!家計・物価・年金に潜むウソを明かす。成長投資のための国債発行は躊躇してはいけない!「財政あっての経済」か、それとも「経済あっての財政」か。国の借金が「財政破綻を招く」は大間違い!日本が黄金時代を築くための新しい教科書
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本書では、経済再生と国力の強化に向けた経済政策の戦略と、戦術としての政策論を解説していきます。サナエノミクスは投資拡大です。高市政権は、衆議院選挙の大勝を背景に緊縮財政の抵抗勢力を乗り越え、経済・財政政策の大転換を加速し、積極財政による投資で強い経済を作ることを目指していくことになるでしょう。投資の拡大による供給能力の拡大と経済再生と潜在成長率の上昇(資本蓄積と生産性の向上)で、円安のトレンドを円高のトレンドに変えて行き、国民も国力の回復を実感していくことになるでしょう。(「はじめに」より)
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〈目次〉
第1章 「失われた30年」の真相
・株価は上昇しているが……
・長期デフレと経済停滞の真犯人
・「人口減少で成長が止まった」は言い訳に過ぎない
・高市政権のマクロ経済政策運営
・高圧経済というマクロ戦術
・経済政策の世界的潮流の変化
・官民連携による成長投資の大競争時代に合った財政政策を
・アベノミクスとの相違点
・なぜ積極財政なのか
・高市政権が誕生した背景
第2章 日本経済の誤解を解く──家計・物価・年金
・度重なる政策の失敗
・少子高齢化で経済規模が拡大しないという欺瞞
・財政赤字が膨らんでも「緊縮」だった日本の財政
・財政赤字でも金利が上がらなかった不思議
・責任ある積極財政の考え方
・日本にトラスショックが起こるか?
・国内資金需要がゼロになったユーロ圏が日本化しなかった理由
・高齢化でも進まなかった日本の貯蓄率低下
・日本は重税国家なのか
・実は年金は余っている
・なぜデフレ脱却宣言が出ないのか
第3章 マーケットへの影響
・超長期金利の上昇
・良い金利上昇と悪い金利上昇
・円安は日本売りの証拠?
・積極的に為替介入を実施
・「円安で貧しくなった」の誤解を解く
・日経平均株価は7万円を目指す動きに
・日本経済が再生すれば長期金利は3%でも許容範囲
第4章 日本の財政が健全なわけ
・日本の負債構造は安定している
・国債格付には改善の可能性あり
・金利ある世界の誕生で政府の利払い費はどうなるのか
・日本の財政におけるガラパゴス(謎)ルール1.国債の60年償還ルール
・ワニはいなかった
・日本の財政におけるガラパゴス(謎)ルール2.単年度の税収中立の原則
・日本の財政におけるガラパゴス(謎)ルール3.プライマリーバランスの黒字化
・日本の財政におけるガラパゴス(謎)ルール4.ペイ・アズ・ユー・ゴーの原則
・新たな財政規律を考える
・日本の国民負担率は重過ぎる
・「財政あっての経済」か、それとも「経済あっての財政」か
・サナエノミクスは投資拡大
おわりに
日本経済に漂う暗雲を払う書として

英国のアンドリュー元王子、米国のクリントン元大統領、サマーズ元財務長官、哲学者・チョムスキー氏、そしてトランプ大統領?米・英・イスラエルの闇と狂気!“選民”による世界支配の深層。性的虐待スキャンダルに止まらない、エリート・ネットワークの陰謀。
●二人の主要顧客・ウェクスナ―とブラック
●ロバート・マクスウェルと娘ギレーヌ
●社交サークル「Kit Kat Club」
●「エプスタイン島」で行われていたこと
●元大統領のビル・クリントンとの関係性
●ノーム・チョムスキーとの思いがけない接点
●イーロン・マスクとの関係
●アンドリュー元王子──王室と国際的影響の関係
●トールビョルン・ヤ―グランド──北欧に広がる国際スキャンダル
●ビル・ゲイツとの関係──フィランソロピー権力の中枢への接近
●ロシア政界への接近の試みと東方ネットワーク etc.
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ここ数年、グローバリズムに対する批判が日本国内でも、世界でも力を増している。エプスタイン文書の開示によって、グローバリズムとは、抽象的な概念ではなく、自称エリートが築いた世界的な闇のネットワークだとわかるようになった。グローバリズムの幕の裏に具体的に誰が潜んできたかを知りたいと思ったら、エプスタイン文書を読めばその一部が見えてくる。(中略)
日本ではエプスタイン文書に関する報道が割と少ないが、エプスタイン文書が暴くのは、日本を取り巻くグローバル的なネットワークの悪質さだ。それから、伊藤譲一など、エプスタイン側近の日本人などによって日本国内でも「エプスタイン暴風」が吹き出し、悪影響を避けられなくなっている。(中略)
日本経済、日本人の日常的な生活に影響を及ぼしているさまざまな人物の、陰に潜んでいたエプスタインとの関係が暴露され続けている。エプスタイン文書と日本、あるいは自分自身は無関係と考えておられる方は、大きく間違っているかもしれない。(「はじめに」より)
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〈目次〉
第1章 ジェフェリー・エプスタインの「仕事」と仲間たち
第2章 「エプスタイン島」で行われていたこと
第3章 アメリカ大統領や長官、思想家と「エプスタイン・ファイル」
第4章 闇の国際ネットワークの窓口
第5章 なぜトランプやメディアは慎重になったのか
第6章 エリー・レナードが読み解いた「膨大な公開資料」
エピローグ グローバリズムの闇とその構造

【特集】
日本の悲劇
歴史は我々に何をさせようとしているのか
【巻頭特集】
40年周期と十干十二支が警告する!
2026年は日本の命運の分かれ道
●加来耕三&舩井勝仁
【連載】
●舩井勝仁
主幹から:高市総理の勝因
●副島隆彦
評論家、副島国家戦略研究所<SNSI>主宰
連載テーマ「誰も書かない世の中の裏側」
今月号タイトル:ユーチューバーたちの世界を解説する。私がみた限りでの(前編)
●古歩道ベンジャミン
フリージャーナリスト
連載テーマ「新しい時代への突入」
今月号タイトル:世界のエリート層を揺るがすエプスタイン疑惑
●船瀬俊介:地球環境評論家
連載テーマ「マスコミのタブー200連発」
今月号タイトル:日本“V字回復”へ──!「十大改革」でブレイクスルー(後編)
●飛鳥昭雄:サイエンスエンターテイナー
連載テーマ「情報最前線――未来への指針」
今月号タイトル:AIにスマホ&ノートパソ&パソコンが駆逐された世界(2)
●安西正鷹:『みち』論説委員
連載テーマ「お金の謎に迫る」
今月号タイトル:「持続可能性」を推進する本当の狙いは何か(32)
●金原博昭:オリオン形而上学研究所 代表
今月号タイトル:第三のトンネル《その24》+
●新堂冬樹:小説家
PURE(ピュア)
●三浦暁子
連載テーマ「三浦暁子のおっとり人間、かく語りき。」
今月号タイトル:断捨離下手
\ 新連載 /
●清水義久
連載テーマ「宇宙のすべては生成発展している」
今月号タイトル:桜の花と樹
【読み切り】
インタビュー:エスパー・小林
今月号タイトル:本物の霊能力って何?
奥迫哲也&奥迫協子&佐野浩一
今月号タイトル:水が教える「人も地球も幸せにする」経営の真髄誠実な一滴が導く本物への道
【今月号の見どころを、一部ご紹介】
巻頭:40年周期と十干十二支が警告する!
2026年は日本の命運の分かれ道
●加来耕三&舩井勝仁
――――――――――――――12ページ
舩井 先生は、大局的な暦の見方も持っておられて近現代の日本は40年周期で発展と衰退を繰り返す、という歴史40年周期説を紹介しておられます。『十干十二支の大予言』(笠間書院)という著作に詳しく記されていますね。周期的には2025年が底で、今年からは上り坂に入るのだったと思うのですが、あまり良いスタートにはなっていないように感じます。
加来 40年周期に加え、十干十二支の60年周期からでも、どのような年になるかの予測演習は、できるものです。例えば、去年2025年は、干支の年回りですと「乙巳」の年でした。乙巳は「けじめの年」です。爆発する内面、外界からの抵抗、妨害に屈せず、これまでの事柄にけりをつけられるかどうか、が問われた年でした。
ただし、一つの決着が新しい事柄の開始を告げる、「終わりの始まり」になる可能性もありました。そして、その成果達成を経て、「丙午」の今年はより発展の望める年になるはずでしたが、去年が頂点であるなら、今年からは衰運・衰退に向かう年となります。けじめがつかなかった場合も、同様です。
似たような事態になったのが、日露戦争の終わり。この明治38年(1905)も、乙巳の年です(40年周期では、近代日本が一番輝いた年となります)。この勝利が頂点でした。そこで調子に乗って、勝った勝ったと浮ついて軍国主義に走り、太平洋戦争へ転げ落ちていくことになったのです。日露戦争の終戦から、ちょうど40年後が、太平洋戦争の敗戦の年でした。
舩井 去年底を打って、今年から上昇の40年に入るはずだったけれど、乙巳の年の清算ができていない限り、上昇はできないのですね。
加来 乙巳の年をさらに見ていきますと、壇ノ浦の合戦で平家が滅んだのが同じ年回りになります。そして大化改新。革命の年であり、変革の年でもありますが、それを乗り越えられたかどうかで、翌年以降が変わってくるのです。たとえば日露戦争の翌年、アメリカ・イギリスの外交官から、満洲の経営に自分たちも参加させて欲しい、と言われました。それを受けていれば、日本の国運は変わっていたかもしれません。きちんと処理できていたものについては、良い結果につながるのが乙巳の年でしたが、中途半端に終わらせていると、翌年にそのツケが返ってきます。場合によっては、倍返しになる可能性があるわけです。
舩井 今が大事なときなんですね。
加来 中国の革命思想(特定の干支に革命が起きるという考え方)と日本の十干十二支は、必ずしも毎回重なるものではなく、ズレがあるように思います。でも、まちがいなくここに何かが来る、という年は重なっているのです。……本書へ続く