高い利益を生み出し、財務体制を強化!
銀行は掌返しで“貸し渋り”。
気がつけば、借金返済に追われる“怖さ”!
普通の会社にも、倒産の危機が訪れる時代においての“大競争”を生き抜く工夫と心構えとは?
日本の金利がどんどん上がる。銀行の貸出金利が3~4%になると、借金返済に窮する経営者続出。ここで銀行は掌返しで“貸し渋り”。何とか利益を出している会社が、倒産に追い込まれてしまう怖い時代になる。それを避けるには、高い利益を生み出すビジネスに転換し、財務体質を強化するしかない。そのために、経営の「精度」をどう高めるか? 会社経営を強化する具体例を、一流コンサルタントが「財務三表」を解析しながら徹底指南する書。
●日銀はどこまで金利を上げるのか——「中立金利」を考える
●金利上昇によって、これから倒産が増加する
●金利上昇・インフレ時代に注意すべき経営指標
●「在庫はキャッシュ」
●金利上昇局面では損益計算書の「経営利益より上」を見直す
●金利上昇局面で重要になる経営指標——インタレスト・カバレッジ・レシオって?
●賃借対照表で安全性をチェックする——会社が倒産するのはどんな時か
●業績が右肩上がりでも、自己資本比率は一定以上に高めておく
〈目次〉
第1章 金利は上がる!——経営環境はどう変わるか
第2章 金利上昇・インフレ時代に注意すべき経営指標
第3章 利益率を高めるための経営戦略
第4章 変化を読む経営と原理原則
【巻頭言】
我が国の総理、「石破茂」氏の辞任を求める声は日増しに拡大している。衆院選挙において与党大敗を招きながら辞任を拒否する等、数々の前代未聞の政治判断がその直接の原因だが、外交や国会、官邸など様々な場での平均的社会規範を逸脱した所作がその声をさらに大きく拡大させている。こうした石破氏の問題行動はいずれも政治家としてというよりも、むしろ「社会人」としての未熟さに直結するものばかりである。
それはまさに、歴史家ヨハン・ホイジンガが現代社会が冒されていると断じた「文化的小児病」(ピュエリリズム)の症例そのものだ。言うまでもなくそのような「小児」人格の人物が総理であるという事実は、それを選んだ自民党や国会、ひいては日本社会そのものが重度の文化的小児病に冒されていることを意味する。このままでは日本は、激動する世界の中で激しく没落することは不可避だ。我が国は如何にすれば、その没落を回避可能な「大人」の国家と成り果すことができるのかー 一本特集で徹底 的に考えたい。
表現者クライテリオン編集長 藤井 聡
〈特集〉
石破茂という恥辱
日本的小児病の研究
【特別鼎談】
・追悼 伊藤隆・福田和也・西尾幹二 保守論壇の回顧と展望(後編)/與那覇 潤×辻田真佐憲×浜崎洋介
【特集論考】
・「矮小」な指導者を生みだす「遊び」の逆説/川端祐一郎
・総理の品格ー石破茂はなぜ日本国代表者として相応しくないのか/山上信吾
・小児病国家はもう持続できない/白井 聡
・石破「拉致対応」に見る背信の歴史/島田洋一
・“クビ”のない国/小幡 敏
・さらば!「子ども政治家」たちよ/乾 正人
・与えることができない大人たち/仁平千香子
・石破茂はなぜ嫌われるのかー「大きな子どもみたいな人」の意味をめぐって/窪田順生
・「読む」/橋本由美
【生誕100年特別連載 三島由紀夫とは誰だったのか】
・第2回 三島由紀夫はいかなる意味で「行動」の人なのか/鈴木ふさ子×柴山桂太×浜崎洋介×川端祐一郎
・第7回 表現者賞発表
【新連載】
・リレー連載 映画とわたし 第1回 エクソシストー悪魔と神の相克こそ言論の原点なり/藤井 聡
【特別寄稿】
・「政権交代」への文学ー椎名麟三に読む「対米自立と中道連立」/與那覇 潤
【連載】
・「過剰医療」の構造と「適正な医療」のかたち 第5回 市民自らが死生観に寄り添う医療/森田洋之
・アジアの新世紀 「アジアの一員」の意味すること/菅野覚明
・「危機感のない日本」の危機―オールドメディアの終焉/大石久和
・虚構と言語 戦後日本文学のアルケオロジー 第37回 マルクスの亡霊たちー 日本人の「一神教」理解の問題点9/富岡幸一郎
・「農」を語る 第1回 「農」を軽視し続けた日本政府の罪/三橋貴明×藤井 聡
・日本のアンチモダン 第4回 アナキズムからファシズムへー幸徳秋水と大杉栄/平坂純一
・徹底検証! 霞が関の舞台裏 脱藩官僚による官僚批評 第14回 空洞化する霞が関ー官僚の劣化・幼稚化/室伏謙一
・東京ブレンバスター17 アニメと歌舞伎とフェミニズム/但馬オサム
・欲望の戦後音楽ディスクガイド 第15回 Danheim / Herja/篠崎奏平
・編集長クライテリア日記 令和7年2月~3月/藤井 聡
【巻末オピニオン】
・『保守政治家 石破茂』を読むーその「人格」なき「自意識」について/浜崎洋介
【寄稿】
・2025年2月ドイツ総選挙に関するコメントー日本のコピペ報道に対するもう一つの見方/ライスフェルド真実
・狂言綺語への悶え/前田健太郎
【書評】
・『美か義か 日本人の再興』新保祐司 著/小野耕資
・『読めない人のための村上春樹入門』仁平千香子 著/山田陣之祐
・『村上春樹で出会うこころ』河合俊雄 著/髙橋直也
・『ネオリベラリズム概念の系譜 1834-2022』下村晃平 著/粕谷文昭
【その他】
・トランプとの喧嘩に腹を括れ(鳥兜)
・総理以前に「社会人」として資質を欠く「石破茂」(鳥兜)
・悲観は気分だが楽観は意志である(保守放談)
・過酷なEV市場(保守放談)
・塾生のページ
・読者からの手紙(投稿)
霊も、もとは人間。何も怖くないんです。
心霊とともに生きてきた3人が、スピリチュアル界隈を縦横無尽に語り尽くす!生きることと死ぬこと、この世とあの世、肉体と霊魂とは?今をより良く生きるための濃厚鼎談!
●切にしたい「死後の人権運動」
●ポルターガイストが起こるしくみ
●霊と話をするときの3つのステップ
●生き霊はぶつけて落とす?
●家をリフォームすると霊がいなくなる?
●三島はどこへ行った?
●宮中に降りかかる怨念
●霊を否定する現代の仏教界
●小林秀雄は心霊を否定しない
●“お山”の上の大騒動
●シスターが見せた癒やしの力
●亡くなった人もお葬式に来ている
●人は死して死なない
●人は転ぶ権利を持っている
●たどりついてほしい幸福の法則
「人は死んだらどうなるのか」——その答えを求めて、鼎談は始まりました。幼い頃の不思議な体験、能力へのめざめ、日本と世界の心霊界のいま、そして私たちはどう生きるべきか……ますます熱を帯びる鼎談は、冒頭の問いに答えるヒントを与えてくれます。「霊」と聞くと、怪談や心霊写真などの「怖いもの」をイメージするかもしれません。しかし、霊ももとは私たちと同じ、肉体を持つ人間でした。そう考えると、霊がぐっと身近なものに感じられ、怖さがなくなることでしょう。霊に対する誤った認識を解き、霊とともにあることを喜ばしく感じる、本書を通じてそんな体験をしてみませんか?
死を意識すれば、生はより輝く。
人がたましいの存在であるという「霊的価値観」の前提に立ったとき、「死」とは、やがて再開を果たすための「旅立ち」であると言えるのです。(「はじめに」より)
〈目次〉
第1章 霊との邂逅
第2章 彼らがそこにいる理由
第3章 三島の首が語ること
第4章 とまどう識者たち
第5章 日本心霊科学協会の80年
第6章 あの世とこの世 ~私たちはどう生きるか~
韓国と北朝鮮どっちが先に潰れるか
→次期韓国大統領の有力候補は前科持ち!
→事業失敗で金一家が国家を食いつぶす!
法律も常識も通用しない
やっぱりおかしい朝鮮半島!
〈目次〉
第1部 壊れゆく韓国
第1章 民主主義が確立しない国家
第2章「共に民主党」李在明氏の闇
第3章 保守派は復権できるのか
第4章 繰り返される報復
第2部 自滅に向かう北朝鮮
第5章 金一家が食いつぶした国家
第6章 すべての事業に失敗
第7章 崩壊する金体制の3本柱
第8章 金正恩政権の終焉
ニュースが伝えない真昼の暗黒
尹大統領の「弾劾・逮捕」で韓国は内乱状態。
かたや北朝鮮は金正恩の暴走で崩壊の瀬戸際に。
先に壊れるのは南か北か。朝鮮半島に歴史の転換点が迫る。
戦後80年・日本の危機管理はどう形成されたか
第二次反安保闘争、東大安田講堂事件、赤軍ハイジャック事件、あさま山荘事件——大事件の現場から語られる真実!警察官、初代・内閣安全保障室長の昭和史。
●学生土曜会の活動
●「進歩的文化人」を論難
●大分で暴力団や日教組と対峙
●スパイ摘発に従事
●東大安田講堂の攻防
●三島由紀夫事件
●「佐々メモ」と中曽根総理
●防衛施設庁長官に就任
●大喪の礼を警備
●阪神淡路大震災後、公述人としての意見
●石原慎太郎の選挙対策本部長を務める
●安倍晋三を高く評価
〈目次〉
第1章 戦時少年、そして東大土曜会
第2章 公安部警察官の経験
第3章 香港領事へ
第4章 東大安田講堂事件
第5章 あさま山荘事件
第6章 防衛庁出向
第7章 内閣安全保障室長として
第8章 退官以後
第9章 日本国際救援行動委員会(JIRAC)理事長
第10章 活発な執筆・講演活動
第11章 病に冒され、夫人と別居してホームに入る
【特集】
世界崩壊5秒前
未来をデザインする力
【巻頭対談】
ラジオ深夜便で注目!ラオスを通して見える日本の課題
冨永幸子&舩井勝仁
【連載】
●舩井勝仁
主幹から:関係性に生きる
●副島隆彦
評論家、副島国家戦略研究所<SNSI>主宰
連載テーマ「誰も書かない世の中の裏側」
今月号タイトル:映画「アプレンティス」で若いトランプ大統領が分かる(前編)
●古歩道ベンジャミン
フリージャーナリスト
連載テーマ「新しい時代への突入」
今月号タイトル:世界へ波及する「トランプ革命」の激震
●船瀬俊介:地球環境評論家
連載テーマ「マスコミのタブー200連発」
今月号タイトル:本当に起こるか?“7月5日”……地震か、巨大津波か、小惑星追突か――あらゆる「予告」を検証する!
●飛鳥昭雄:サイエンスエンターテイナー
連載テーマ「情報最前線――未来への指針」
今月号タイトル:「Japan Crash(ジャパンクラッシュ)」日本社会が大崩壊する15
●安西正鷹:『みち』論説委員
連載テーマ「お金の謎に迫る」
今月号タイトル:「持続可能性」を推進する本当の狙いは何か20
●金原博昭:オリオン形而上学研究所 代表
今月号タイトル:第三のトンネル《その12》+
●新堂冬樹:小説家
雛鳥は夜に羽ばたく 第13回
●竹内久美子:動物行動研究家
連載テーマ「動物行動学から見る人間の本性」
今月号タイトル:「赤いきつね」カップうどんのCMが性的?
●大村大次郎
連載テーマ「元官僚が見た!闇の支配者の正体」
今月号タイトル: ロスチャイルド陰謀論の真実と誤解
●三浦暁子
連載テーマ「三浦暁子のおっとり人間、かく語りき。」
今月号タイトル:転ばぬ先の杖
●片山絵俚子
連載テーマ「片山絵俚子の日本大復活論!高次元を輝いて生きる人たち」
今月号タイトル:スペインのフランコ独裁政権を体験された山口こおさん
●上部一馬
「緊急提言 3.11と米トランプ大統領の世界平和革命の神髄 前編」
今月号タイトル:ディープ・ステートの犯罪に迫る
【読み切り】
インタビュー:ジュネ
今月号タイトル:私たちは魂の目的、ブループリントを持って生まれてきている
●丸山修寛×吉野内聖一郎
今月号タイトル:宇宙の法則を表す魔方陣で、電子スピンを整える!(後編)
【今月号の見どころを、一部ご紹介】
巻頭対談:ラジオ深夜便で注目!ラオスを通して見える日本の課題
●冨永幸子&舩井勝仁
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冨永 帰国後は5、6年帰国子女の保護者会を続け、コミュニティの中だけでなく一般の学校でも教育の国際化を進めるため大宮市が帰国子女教育主任を各学校に置き、私もお手伝いしました。でも、これは私の目的とは違うな、と感じ始めていたのです。私はやっぱり途上国の人たちのお手伝いをしたい。日本での内なる国際化教育ももちろん大事なのだけれど、それをする人は私のほかにもたくさんいますから。
それで、帰国子女教育は後進に任せ、私は1988年に、もともとやりたかった途上国支援の団体「IV-JAPAN」を設立しました。ガールスカウトのときから思っていたのですが、大きな団体には弱点があります。即決できないことです。今、すぐ必要なのに年3回開催の理事会を通して、総会決定まで支援ができない、ということがよくあるのです。決定が下りるのが1年後、2年後では遅すぎる。それで、即決ができる小規模国際ボランティアの会IV-JAPANを作りました。最初はタイでの活動から始め、ラオス難民の方から「タイだけでなくラオスの支援もやってほしい」と言われたことがきっかけで、1994年からラオスでの活動も始め、30年以上になりました。
舩井 インターナショナルボランティアの会というのは、元からあったわけではなく、冨永さんが作られたのですか。すごい行動力ですね。
立ち入ったことをお聞きしますが設立当時の活動資金はどうしておられたのですか。寄附などでしょうか。
冨永 収入がなかったので、自宅で子供に英語を教えて、その月謝を資金にしたり、小椋佳さんの講演会や加藤登紀子さんのコンサートも開催しました。国際ボランティア活動にあたっては、まず奨学金制度を始めたのです。