2018年、NHK大河ドラマ「西郷どん」放送! 生誕190年&没後140年、そして明治維新150年! 本当の「西郷どん」とはどういう人間だったのか? なぜ、一薩摩藩士が討幕という偉業を成し遂げられたのか? 「征韓論」とは、一体何だったのか? そして、無謀とも思える「西南戦争」に打って出た理由は何だったのか? 今こそ知っておきたい西郷隆盛の生き方と熱い名言が、 “齋藤流人生読解術”で面白いほどよくわかる!! <名言の一例> 自ら精神を養うて人を咎めず 訳 他人のことは言うまい。ただ自分の精神を鍛えよう 夢幻の利名なんぞ争うに足らん 訳 名声などはしょせん夢幻みたいなものだから、わざわざ追うほどのものではない やっぱり西郷隆盛はすごかった! キーワード「智仁勇」でわかる日本人的リーダーシップの秘けつ!! ????????????????????????- 強いチームには、その中心に「絶対にやり遂げるぞ」という気力、 活力の源泉になる人物というのが必ずいるものです。 経営学の父として知られるドラッカーは、そうした人のことを「エグゼクティブ」と呼びました。 ギリギリのところで戦争を回避した江戸城無血開城、あるいは、武士の既得権益にかかわるので、 誰もが手をつけるのを嫌った廃藩置県を成功に導いた西郷隆盛という人物は、 まさに史上最高峰のエグゼクティブだったといっていいのではないでしょうか。――「はじめに」より ????????????????????????- 西郷の心事は天下の人にはわかるまい、 わかるのはおれだけだ。 ――大久保利通(参議・内務卿)158ページより 日本的美質を結晶させたという点ではほとんど奇跡的な人格を持つ男 ――司馬遼太郎(作家)169ページより
来年2018年は明治維新から150年の節目年。我々はいまだ、いかに支配されているか!?明治より現代まで、永遠に覆せない権力構造はなぜか?日本人を変えた戦後洗脳からさらにさかのぼり、日本人洗脳の原点を衝く! 明治維新については、我々はいかに情報の多さで惑わされているのか!たとえば、「勝てば官軍」という言葉の下にどれだけの情報操作がなされたのかは、ほとんどわかっていない。維新の時に内戦が始まっていたら西洋列強に乗っ取られて植民地になっていただろうというまことしやかな説も、戊辰戦争は間違いなく内戦だったろうし、いささか怪しい。尊王攘夷で外国船舶に無差別攻撃を仕掛けた同時期にイギリスに向けて長州五傑を留学させた萩藩(長州藩)の立ち位置も不思議である。維新の立役者とされる長州の財源は何だったのか?明治から始まった超洗脳の歴史を明らかにして、日本人の迷妄を解く、苫米地博士の脱洗脳本、決定版! ◎本書は「明治維新という名の洗脳」(2015年弊社刊 ISBN 9784828418414)に修正を加えた新装版になります。