中国に眠る、真実の歴史を解き明かす著者の新境地! 悪の権化とされた殷の紂王の「酒池肉林」から秦の始皇帝の大殺戮「坑儒」、毛沢東の権力闘争だった「粛清」。そして習近平は最後の中国皇帝なのか・・・。中国史とは皇帝による虐殺史だ! 人類の歴史は虐殺の歴史である。とりわけ中国大陸で繰り広げられた歴史は、皇帝と佞臣が存在するのみで、民なき王国の歴史である。愛欲、憎悪、裏切り、偽善、残虐、背徳、頽廃…人間の悪徳のすべてが、「天命」によって就任するといわれる中国の歴代皇帝の人生に、凝縮増幅して見られる。王朝が替わるたびに人口が半減(虐殺)する中国大陸で生き抜くには、並大抵な「処世術」は通用しない。それゆえ、彼らの血の中に3000年とも4000年ともいわれる「歴史DNA」が厳然として堆積している。毛沢東に始まる共産国・中華人民共和国も、そのDNAが確実に受け継がれ、現在に至っているのである。伝説の夏の桀王から現代の習近平まで、常に闘争に闘争を繰り返してきた中国人の実態を探り、日本人はいかに彼らの本質を知り、つき合っていくべきかを示唆する。
維新はすべてまやかしだった!明治維新という美名の下になされた偉業とされるものが、もし全て計られたものだったら・・・・・・ドクター苫米地が日本を呪縛する金融支配の原点を明らかにする! 明治維新が明るく、素晴らしいものであった、という印象操作。これこそが、支配階級の仕掛けたそもそもの洗脳であった。たとえば、維新の時に内戦が始まっていたら日本は欧米に乗っ取られていた、というまことしやかな嘘。実は、外国勢力は日本の植民地化など狙っていなかったのだ!では何を狙っていたのか?現代につながる歴史の真実を抉り出すドクター苫米地の脱洗脳!
戦後70年、日本人が忘れてはいけない激動の記録。 原爆投下、ソ連参戦は避けられなかったのか。なぜポツダム宣言受諾は遅れたのか。 昭和天皇の真意は・・・・・・。 和平か本土決戦か!?日本が揺れた1年の謎を追う! 1945年(昭和20)8月15日正午、ラジオから昭和天皇の声が流れてきた。日本国民が初めて聞く天皇の肉声だった。人々は、その天皇の放送を聞きながら首を垂れ、涙した。米英中ソ4カ国共同宣言、すなわち、ポツダム宣言受諾を告げる日本降伏の詔勅であった。しかし、そこにいたるまでには、本土決戦を呼号する軍部との長く苦しい闘いがあった。昭和天皇と鈴木貫太郎内閣の和平派は、その難関をどう克服したのだろうか…。“和平”と“本土決戦”に揺れた5カ月をリアルに再現。