フランシスコ・ザビエルは死の商人だった!
史上最大のタブーに斬り込む!
キリスト教を分裂させた“教会税”とは?
イスラム教徒を激増させた減税政策
延暦寺は悪徳金融業者だった!
【入信のきっかけは過酷な税金だった!】
第1章 なぜユダヤ人は銀行家が多いのか?
第2章 信者を爆増させた“キリスト教ビジネス”とは?
第3章 キリスト教は“金の問題”で分裂した
第4章 日本を千年近く支配した仏教勢力
第5章 死の商人としてのザビエル
第6章 イスラム教徒が急増した経済的理由
第7章 現代も続く「宗教と金」の争い
もし各宗教の信徒たちが「お互いに助け合うこと」「偶像崇拝をしないこと」の
二つだけをしっかり守れば、宗教における争いや諍いなどはなくなるのではないだろうか?
また宗教における争いや諍いだけではなく、人類の諍いや争いはすべてなくなるのではないだろうか?
そしてほかのどんな厳しい教義を守っていたとしても、この二つを守らなければ、
何の意味もなく、害悪しか残らないのである。(「おわりに」より)
◆現代日本をつくった20人の日本人◆
昭和天皇、吉田茂、池田勇人、安倍晋三、小林中、
藤田田、美空ひばり、アントニオ猪木、円谷英二、
手塚治虫、田中角栄、すぎやまこういち、湯川秀樹、
三島由紀夫、橋田壽賀子、瀬島龍三、池田大作、
宮本顕治、宮澤俊義、藤井聡太・・・・・・
[もくじ]
序 章 戦後の昭和天皇
第一章 戦後の政治家
第二章 戦後の財界人
第三章 戦後を形作った文化人
第四章 戦後日本を動かした怪物たち
第五章 史上最強の天才
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えてして人は、現在の自分の価値観で過去を評価しがちだ。
だからこそ、歴史学では「その時代の常識を再現すること」を心がける。
本書では、敗戦から現在までの、戦後の日本がどのような国だったのかを、
それぞれの分野で時代を代表する人物を通して、描いた。
昭和戦後、平成、令和を通して、もっとも存在感のあった人物は昭和天皇だろう。
序章においては昭和天皇を通して、八月十五日敗戦以降の昭和を描いた。
第一章は、政治。
国の方向性を決める。政治の中心は最高権力者、現代日本の場合は総理大臣だ。
その中で代表的な人物として、三人を選んだ。
第二章は、経済。
本当は創業経営者を多数並べたかったが、あえて二人に留めた。
第三章は、文化。
歴史を描いてその時代を再現しようとする場合、最も難解なのが文化だ。
同じ時代を生きていても、常識は食い違う。だから多分野から九人を選んだ。
本章は最も力を入れた章で、我々が生きている時代がどんな時代かを、
知らない人に伝えるつもりで描いた。
第四章は、怪物。
偉人ならざる人たちだが、影響力のあった人物を五人選んだ。
第五章は、将棋棋士の藤井聡太だけで一章となった。(「はじめに」より)
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~第二次大戦のスパイと、共産主義と寝たレディの物語~
共産主義者をサポートしたルーズベルト大統領の妻。アメリカの要人を手玉に取ったチャーチル首相の娘。
第二次世界大戦時の謀略に加担した女たちの真実を掘り起こす。
現実の社会はセオリーどおりには動かない。
人間の好き嫌いや思いつきで、間違った方向によく動く。
◇アメリカ大統領の妻、エレノア・ルーズベルト
◇イギリス首相の娘、サラ・チャーチル
◇中国・毛沢東のお気に入り、アンナ・ストロング
暗号解読、親ソ世論の形成、軍事戦略の立案・・・・・・
歴史を変えた濃厚なハニートラップ!
■一章 ベティ・パック:007が頼りにしたスパイ
□二章 エリザベス・ベントリー:赤いスパイクイーン
■三章 エレノア・ルーズベルト:赤いファーストレディ(第五列の女王)
□四章 チャーチルの米国参戦工作の裏方となった二人の娘
:サラ・チャーチルとパメラ・チャーチルのハニートラップ
■五章 中国共産党に尽くした二人の女
:アグネス・スメドレーとアンナ・ストロング
□六章 カナダを赤く染めた女:マーガレット・トルドー
■七章 エリゼベス(エリゼ)・フリードマン:暗号解読の女王
[日本の近代は江戸幕府がつくった]
狸親父の虚像と実像を追う!
狡猾ではなく誠実、陰謀家ではなく篤実。
知られざる大事業家、改革者の真の姿が明らかになる!
2023年大河ドラマ『どうする家康』に先立ち、徹底分析!
プロローグ なぜ狸親父と誤解されたのか?
第一章 奇跡と強運の宿命
第二章 団結力の強い家康家臣団
第三章 死が隣にあった世代
第四章 瞠目すべき新都市建設と経済改革
第五章 家康の好奇心と学問好き、その思想
第六章 家康とおんな達
第七章 柿田川の湧き水
【本書の主な内容】
歴史家も作家も軽視した大事な功績/江戸開府という世紀のプロジェクト
関ヶ原はインテリジェンス戦争の総決算/大坂の陣の本当の意味は何か?
武家諸法度が侍の忠君愛国精神を固めた/怪僧達が暗躍、政界の黒幕
外国人を活躍させた家康/鎖国というより通商・外交の一元化
家康は尊王家だった/日々の鍛錬、健康と薬事
保科正之が朱子学の実践者
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」「どうする家康」が早わかり!
つわものたちの「千年の物語」
鎌倉から徳川家康、明治維新を貫く日本史外伝
戦国武将の「ルーツ」が90分でわかる!
【なぜか相模国出身の武家が多い!?】
◆こうして農民が武士になった!
◆武士とは呼べない兵を反乱に狩りだした平将門!
◆「日本初の武士」といわれる藤原秀郷の謎!
◆下剋上の時代に誕生した武士たち!
◆井伊直弼の先祖は南北朝の時代から今川家と宿敵!
◆広島の小早川隆景のルーツは小田原にあり!
◆幕末の雄・名門島津は元をただせば貴族の家臣!
◆織田信長の祖先は古代の神官だった! ほか
応仁の乱をはじめ、日本史の出来事をわかりやすく書いた本がブームだ。
「侍」すなわち武士たちがあたりまえのように日本史に登場してくる。
ところが、その誕生となるとかなり複雑になる。
著名な武士の一族誕生までを「さかのぼり」、その秘密を明らかにしてゆく。
卑劣なテロ行為は新たな国難の予兆か!?
日本人よ、目覚めよ!
いまの日本は疫病、戦争、教育の国難にある!
ウクライナの悲劇から何を学ぶべきか?
〔本書の内容〕
第一講 「日本」という国はどのようにしてできたのか
第二講 日本人が初めて「国」を意識した元寇の戦い
第三講 「江戸の平和」をつくりだしたもの
第四講 明治国家はいかにして成立したのか
第五講 支那事変とはなんであったか
第六講 阿南陸相はなぜ終戦に反対したのか
第七講 条約で読む近代日本の苦難
日本人はかつて数々の国難に直面しながらも、克服してきた!
叡智を集結して現在の危機的状況を打破しようではないか!
◎本書は2015年4月刊行の『国難の日本史』(ビジネス社刊)を一部修正・新装したものです。