イーロン・マスクともくろむ
中国のパラダイム・チェンジ
不動産からハイテク産業に軸足を移した中国製造の大津波!
日本の報道の盲点を斬る!
畢竟、中国を利しているのは欧米諸国と日本である!
EV用リチウムイオン電池は中国が全世界の79%を占める一人勝ち状態
第一章 TikTokと米大統領選と台湾有事
第二章 台湾世論と頼清徳新政権
第三章 習近平は台湾をどうするつもりなのか?
第四章 ヌーランドとモスクワ・テロの真相
第五章 ウクライナ戦争と「嗤う習近平」
第六章 ガザ紛争で「漁夫の利」を得る習近平
第七章 習近平が狙う中国経済のパラダイム・チェンジ
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嗤わずにいられないほど漁夫の利を得た習近平!
本書タイトルにある「白い牙」は、拙著『習近平が狙う「米一極から多極化へ」 台湾有事を創り出すのはCIAだ!』で詳述した
習近平の哲理「兵不血刃(ひょうふけつじん)=刃(やいば)に血塗らずして勝つ」の構えを表しており、
「習近平は牙(野心)を光らせてはいるが、その牙を血で染めることなく(戦争をすることなく)世界経済を搦め取っていく」ことを意味する。(中略)
本書が混迷する世界情勢を俯瞰的に解明する一助になれば幸いである。(本書「はじめに」より)
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大国の仕掛ける「安全保障化」にとらわれず
戦場となる「緩衝国家」と自覚することが
日本人のとるべき最大の安全保障だ!
国連紛争処理人が提唱する
「ウクライナとガザ」停戦への道
武装解除のプロが説く
【緩衝国家ニッポン 歩むべき非戦の道とは?】
第1章●ガザ:戦争か、ジェノサイドか
第2章●ウクライナ戦争
第3章●どうやって最速の停戦を実現させるか
第4章●親米国家ニッポンだからこそアメリカの戦争を理解しなければならない
第5章●東アジアのウクライナ化はあるのか
第6章●朝鮮国連軍という日本の命運を支配するゾンビ
第7章●「緩衝国家」日本が生き残る道
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「安全保障化」と「緩衝国家」
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本書は、近年とくに顕わになった「安全保障化」と、日本人の大半が気づいていない
「緩衝国家(Buffer Stateバッファーステート)」という2つのキーワードを軸に、
世界と日本の危機をどう克服するかのヒントを提示したいと思い、急きょ書き上げたものである。
私は、アフガン戦争の停戦のロビー活動の中で、NATOそしてアメリカ政府の代表たちとの協議でこのケースをよく引き合いに出した。
「タリバン・アルカイダの所業を上回る戦争犯罪を犯した絶対悪魔を
シエラレオネ人に許させ、対話と交渉によって平和を導いた。
それもアメリカの主導で。アフガニスタンでできない訳がない。
アメリカの勇気ある思慮と決断次第だが。さもないと、この対テロ戦争は永遠に続く」と。
【イスラエルと心中を選んだ史上最強の腐敗国家】
法治国家から放置国家、そして無法国家へ
イスラエル無条件全面支持も贈収賄奨励法のたまもの?
大手メディアもワイロ万能政治の使いっ走り?
永続戦争国家に成り下がった「親方星条旗」の真実
アメリカはいつ狂ったのか
序 章●アメリカはなぜここまでイスラエルに肩入れするのか
第1章●アメリカの命運が尽きたのはどの4年間?
第2章●ワイロ万能政治の勝者たち
第3章●大手メディアもワイロ万能政治の使いっ走り
第4章●法治国家から放置国家、そして無法国家へ
第5章●アメリカは国際人道法違反、生物兵器開発の常習犯
第6章●腐敗は芯から始まり、破綻は周縁からやってくる
第7章●欧米諸国に潜在する人種差別意識の深い闇