◇特集
『チャクラと共鳴するとこの世は生きやすくなる!』
■巻頭:
『魂覚醒トレーニング「物部メソッド」でカルマを解放する』
●物部彩花&舩井勝仁
◇連載
●舩井勝仁
主幹から
今月号タイトル:十種神宝(とくさのかんだから)
●副島隆彦
評論家、副島国家戦略研究所<SNSI>主宰
連載テーマ「誰も書かない世の中の裏側」
今月号タイトル:「大草原の小さな家」からリバータリアニズム思想を説明する(前編)
●古歩道ベンジャミン
フリージャーナリスト
連載テーマ「新しい時代への突入」
今月号タイトル:「アメリカ合衆国の倒産」に備え始める世界
●船瀬俊介
地球環境評論家
連載テーマ「マスコミのタブー200連発」
今月号タイトル:テスラ、地球最大企業へ――“未来”戦略に学べ!
●飛鳥昭雄
サイエンスエンターテイナー
連載テーマ「情報最前線――未来への指針」
今月号タイトル:八咫烏と『第三次世界大戦シリーズ』⑪
●安西正鷹
『みち』論説委員
連載テーマ「お金の謎に迫る」
今月号タイトル:お金に呪いをかけた者の正体を読み解く(13)
●金原博昭
オリオン形而上学研究所 代表
今月号タイトル:第二のトンネル《その⑮》+
●新堂冬樹
小説家
罪と罰2023 第10回
◇短期連載
●叶礼美
本物のスピリチュアリティ ニッポンの霊性教育家、世界一の教育国フィンランドへ 運命の輪③
●上部一馬
葉巻型UFO実在の謎に迫る
◇読み切り
●インタビュー:滝沢泰平
今月号タイトル:地球人が国籍や国境を超え、同じ星の民として繋がってほしいという願いのもと、アースリングコミュニティに挑む
●金三雄
今月号タイトル:「NMN+Q」で目指す健康長寿 「老化」の概念を変えるゲームチェンジャーの登場
◇今月号の見どころを、一部ご紹介
■巻頭対談
●物部彩花&舩井勝仁
『魂覚醒トレーニング「物部メソッド」でカルマを解放する』
――――――――――――――12ページ
物部
音は、空間が振動することによって聞こえます。最小の単位は素粒子ですから、その粒と粒の間を感じ、その隙間を震わせていると感じながら声を出すことで響きが変わります。言語化が非常に難しいのですが、私の主宰している合唱団では、皆で声を一斉に出すとき「普通に声を出してください」といったときと「つぶつぶ(素粒子)の間が振動している、と思ってその響きを感じながら声を出してください」といったときで、明らかに響きが変わるのです。70人くらい人がいるのに、1人の大きな声のように聞こえます。団は私のボイトレを受けた人たちで構成されていて、うまいへたより調和を実践することに重きを置いています。例えばソプラノが10人いるとしたら、「10人のソプラノの声」ではなくて「10人で1人のソプラノを作り出して歌って」と指導しています。意識して歌うことで、みんな超能力者でもないのに、不思議とぴったりハーモニーを奏でられるようになるんです。誰一人、元からのプロの歌手はいないのに、歌えるようになるんですよ。
舩井
理論物理学者の友人が4つの力について教えてくれました。素粒子間に働く力には「電磁気力、弱い力、強い力、重力」の4種類があって、電磁気力、弱い力と強い力(合わせて原子力)の3つは理論上の計算が合うけれど、重力だけは合わないそうです。もし重力が計算通りに素粒子間に働いているなら、私と物部さんがこの距離でこれだけの質量をもって存在していたら、くっついてしまうはずなのだそうです。でもそうなってはいない。だから世の中の物質を構成しているのは素粒子であるという前提すらも、もしかしたら間違っていて、根本的な構成要素は振動にこそあるんじゃないか(超弦理論)と彼は言っていました。別の友人は、振動は神道にもつながっているんじゃないかと言っていて、聖書(バイブル)も振動=バイブレーションを表したものなのではないかという見方をしています。振動がすべてのものを構成していると考えると、いろいろな辻褄が合うように思います。
●滝沢泰平
『地球人が国籍や国境を超え、同じ星の民として繋がってほしいという願いのもと、アースリングコミュニティに挑む』
――――――――――――――147ページ
滝沢
僕の中のいちばん大きなコミュニティ像は、地球人が国籍や国境を超えた同じ星の民として繋がってほしいということです。それは10年や100年でできることではありませんが、地球人として繋がる地球コミュニティ(アースリングコミュニティ)をつくりたいと思っています。今はそれを目指しているところで、キーとなる民族は日本人とユダヤ人。日本にはもともとユダヤの意識が残っているなど、さまざまな点で深い繋がりがあるので、イスラエルと日本がより繋がっていくことを願ってキブツという名前をつけました。ただ、日本とイスラエルは歴史的に繋がりが深い反面、さまざまな意味で真逆の世界です。陰と陽であり、イスラエルが土地にしても乾燥して雨がほとんど降らない砂漠であるのに対し、日本は雨も多く緑に覆われた国(国土の三分の二が森林)。プレートの交差点という意味では似ているところもありますが、アジアの西と東の端に位置する国同士。乾燥し厳しい土地でありながらも自給自足を成し遂げている国(イスラエルの食料自給率は90%以上)と、これだけ豊富な水と環境が揃っているのに自給率の低い日本、いろんな意味で対極です。特に食べることに関しては植物を育てるのに最も不適合な国でありながら、イスラエルは完全な自給を目指しています。それに比し、恵まれた環境にありながら自給率に関してはまったく無策の我が国。これは日本人としても学ぶことがたくさんあります。僕はキブツという名前を広めることで、キブツを知る日本人が増えてイスラエルに関心を持ち、こんな理想郷みたいな国があることを知ってほしいし、日本の生活に活かしてもらえればいいという思いがあります。
◇特集
『永遠の進化を楽しむ 高次元との対話』
■巻頭:
『ハイヤーセルフを通じ、心の声を聞く』
●マリア&舩井勝仁
■新連載:
『葉巻型UFO実在の謎に迫る』
●上部一馬
『十種神宝の力を借りる!美と健康のツボ』
●加藤宏
◇連載
●舩井勝仁
主幹から
今月号タイトル:チャイナ・セブン
●副島隆彦
評論家、副島国家戦略研究所<SNSI>主宰
連載テーマ「誰も書かない世の中の裏側」
今月号タイトル:石川さゆりの国民的歌謡「天城越え」の背景に愛新覚羅慧生の真実の心中事件があった
●古歩道ベンジャミン
フリージャーナリスト
連載テーマ「新しい時代への突入」
今月号タイトル:欧米流「ずさんな地球運営」から脱却せよ
●船瀬俊介
地球環境評論家
連載テーマ「マスコミのタブー200連発」
今月号タイトル:「緑の近未来文明」を創る!イーロン・マスクの挑戦
●飛鳥昭雄
サイエンスエンターテイナー
連載テーマ「情報最前線――未来への指針」
今月号タイトル:八咫烏と『第三次世界大戦シリーズ』⑩
●安西正鷹
『みち』論説委員
連載テーマ「お金の謎に迫る」
今月号タイトル:お金に呪いをかけた者の正体を読み解く(12)
●金原博昭
オリオン形而上学研究所 代表
今月号タイトル:第二のトンネル《その⑭》+
●新堂冬樹
小説家
罪と罰2023 第9回
◇短期連載
●叶礼美
本物のスピリチュアリティ ニッポンの霊性教育家、世界一の教育国フィンランドへ 運命の輪②
◇読み切り
●インタビュー:成沢令仁
今月号タイトル:この世界は陰と陽で成り立っている!まずは泣かなきゃ笑えない
●松尾眞二郎
今月号タイトル:舩井幸雄も愛した定番サプリ「カリカ」で整う免疫力
◇今月号の見どころを、一部ご紹介
■巻頭対談
●マリア&舩井勝仁
『ハイヤーセルフを通じ、心の声を聞く』
――――――――――――――12ページ
舩井
なるほど。昔から「心の声」が聞こえるとのことですが、どんな感じなのでしょう。
マリア
普通にこうしてお話しているのと同じようにその人の「心の声」が聞こえていましたので、子供のころは、全部普通に声に出して話されているものだと思っていました。声というのは、三層にわかれて聞こえます。表面の声と、真ん中の声と、奥の声があります。奥の声にチューニングすると、実はどんな人であっても、その声は驚くほどポジティブなのです。なのにどうして表面の声や真ん中の声は卑屈だったり意地悪だったりするのだろうと不思議でした。なぜ皆、言っていることとやっていることが異なるのか、すごく疑問で。そういう声が聞こえるのは普通ではないと気が付いたのは5歳ごろのことでした。こちらは普通に会話をしているつもりなのに、相手には「そんなこと言っていないのにどうしてわかるの」と気味悪がられてしまったり。自分が普通と違うことに落ち込み、そのショックで十二指腸潰瘍になってしまいました。
舩井
小学校に上がるか上がらないかくらいの歳でそんなストレスを抱えてしまったのですね。時代的に、マリアさんが子供のころというと、ちょうどスピリチュアルが受け入れられる境目だったように思います。私の世代などだと完全にアウトでした。
●叶礼美
『日本の霊性教育家、世界一の教育国フィンランドへ 運命の輪②』
――――――――――――――120ページ
宇宙の法則のなかには、目の前に現れたレッスンを学ばなかった場合、似たような出来事が繰り返し起きることでそのレッスンを学び完了するよう促される、というものがあります。反対に、レッスンが学ばれ完了したなら、そうした出来事が繰り返し起きる必要がなくなります。
たとえば、この暴力的な隣人に対して「近所で分からないことがあれば聞いてくださいね」「私たちにとっては家族と同様の犬ですが、ほえる声が気になるかもしれません。ごめんなさいね。前もってお伝えしておきます」などと、あなたのことを無視していません、気にかけていますよ、との気持ちが伝わるコミュニケーションを交わしていたら、犬を蹴とばしたり銃を見せて脅すといった行動にまで至ったのでしょうか?
また、怖がられたり偏見の目で見られやすい人に、ごく普通の態度で接すると、相手にもそれが伝わり「あなたは普通の人と違う」「あなただけはわかってくれる人だ」といった反応をされることがよくあります。外見や表面のふるまいで人をジャッジ(判断)するのでなく、中立の意識で接すると、相手の中の「見下されている」「無視されている」「非難されている」心理を刺激しにくくなり、普段のパターンを呼び起こさずに済むということがよくあります。レッテルを貼られ虚勢を張って生きなければならない人ほど、わかってくれる相手が周りにいない。本当は不安で怖がっているのです。だからこそ普通に接してくれる相手には、心を開きやすくなるのですね。本当は誰でも、人に受け入れられたい、愛されたい。本心から嫌われたい人、憎まれたい人などいないのです。
◇特集
『ゼロポイントフィールドにつながる“粋”を伝える人々』
■巻頭:
『祇園の“お母さん”に学ぶシャンとした生き方』
●志賀内泰弘&舩井勝仁
『令和によみがえる田中角栄の魂』
●玉川太福
『大局から見ると世界はどう動いていくか(後編)』
●片桐勇治&舩井勝仁
◇連載
●舩井勝仁
主幹から
今月号タイトル:日本を創った統制経済
●副島隆彦
評論家、副島国家戦略研究所<SNSI>主宰
連載テーマ「誰も書かない世の中の裏側」
今月号タイトル:藤森かよこ著『馬鹿ブス貧乏の女たちへ本』の3冊目を書評する
●古歩道ベンジャミン
フリージャーナリスト
連載テーマ「新しい時代への突入」
今月号タイトル:世界で巻き起こる「反欧米革命」
●船瀬俊介
地球環境評論家
連載テーマ「マスコミのタブー200連発」
今月号タイトル:量子力学の奇跡……!“迷信”は“真実”となる――「瞬間移動」「タイムトラベル」も可能に!?
●飛鳥昭雄
サイエンスエンターテイナー
連載テーマ「情報最前線――未来への指針」
今月号タイトル:八咫烏と『第三次世界大戦シリーズ』⑨
●安西正鷹
『みち』論説委員
連載テーマ「お金の謎に迫る」
今月号タイトル:お金に呪いをかけた者の正体を読み解く(11)
●金原博昭
オリオン形而上学研究所 代表
今月号タイトル:第二のトンネル《その⑬》
●新堂冬樹
小説家
罪と罰2023 第8回
◇短期連載
●叶礼美
本物のスピリチュアリティ ニッポンの霊性教育家、世界一の教育国フィンランドへ 運命の輪①
◇読み切り
●インタビュー:大野百合子
今月号タイトル:私たちは魂と心と身体の3階建て それを1つにして生きることで、思うことはすべて叶う
●道幸武久&加藤宏&川嶋成樹
今月号タイトル:人生100年時代 健康に生きる「ツボ」
◇今月号の見どころを、一部ご紹介
■巻頭対談
●志賀内泰弘&舩井勝仁
『祇園の“お母さん”に学ぶシャンとした生き方』
――――――――――――――12ページ
舩井
『京都祇園もも吉庵のあまから帖』(PHP文芸文庫)はさまざまなメディアに取り上げられ、最新は6作目となる人気シリーズです。京都祇園で一見さんお断りの一風変わった甘味処を営む元芸妓のおかみ、もも吉さんと、その娘でタクシー運転手をしている、こちらもかつて舞いも人気もナンバーワンだった元芸妓の美都子さん。この二人を中心に、お店に訪れるさまざまな人たちの悩みに寄り添い、叱咤激励してくれる、心が温かくなる小説です。花街ではおかみさんのことを尊敬の念を込めて「お母さん」と呼ぶのですね。もも吉お母さんの、時に厳しくも愛のあふれる言葉に、私もつい拝読していてホロリと来てしまいました。
志賀内
もも吉お母さんは、実在の方をモデルにしています。祇園の老舗お茶屋「吉うた」のおかみ、高安美三子さんという方です。2019年に起きた大規模な火災に巻き込まれ、お茶屋が全焼してしまったのですが、気丈にも「燃え盛る火を見ながら、これは、神様が燃やしてくださったんやと思いました。人生というものは、何度でもやり直せるとは言うけれど、人は今まで培った物をたくさん抱えているから、ゼロからのやり直しにはならない。そやから、神様が『全部燃やしてあげるさかい、ゼロから始めなさい』と、燃やしてくれているんだろうと思ったんどす」とおっしゃる。駆けつけて励ますつもりだった私の方が、逆に励まされてしまいました。その恩返しではないですが、もも吉の物語を通して、生きづらさを感じている人たちへのヒントになるような小説をこれからも書いていきたいと思っています。
◇特集
●玉川太福
『令和によみがえる田中角栄の魂』
――――――――――――――12ページ
オペラなどの制作会社「カンパニーイースト」の堀越信二社長が満を持して立ち上げた劇団ポラリス。「伝統的な日本の音楽や舞台を通じて、日本人固有の義理人情の世界を表現する」をコンセプトに結成された音劇団である。その旗揚げ公演として題材に選ばれたのが『田中角栄 心をつかむ3分間スピーチ』(ビジネス社)だ。玉川太福氏は、浪曲師でありながら今回オペラの舞台で客演主演を見事務めた。令和によみがえる田中角栄の想いと、田中角栄とも縁の深かった浪曲界の現在をたずねる。
◇特集
『2023年大予言!動き出した世界の歯車』
■巻頭:
『激動の2023年を生き抜くための、精神と肉体の整え方』
●道幸武久&加藤宏&舩井勝仁
◇連載
●舩井勝仁
主幹から
今月号タイトル:世界インフレの謎
●副島隆彦
評論家、副島国家戦略研究所【SNSI】主宰
連載テーマ「誰も書かない世の中の裏側」
今月号タイトル:西洋文学における男女の愛の物語の重要性
●古歩道ベンジャミン
フリージャーナリスト
連載テーマ「新しい時代への突入」
今月号タイトル:世界を変革へと導く「米バイデン政権の崩壊」
●船瀬俊介
地球環境評論家
連載テーマ「マスコミのタブー200連発」
今月号タイトル:ついにわかった!宇宙の真実 NASA“闇支配”の嘘を暴く
●飛鳥昭雄
サイエンスエンターテイナー
連載テーマ「情報最前線――未来への指針」
今月号タイトル:八咫烏と『第三次世界大戦シリーズ』8
●安西正鷹
『みち』論説委員
連載テーマ「お金の謎に迫る」
今月号タイトル:お金に呪いをかけた者の正体を読み解く(10)
●金原博昭
オリオン形而上学研究所 代表
今月号タイトル:第二のトンネル《その12》
●新堂冬樹
小説家
罪と罰2023 第7回
◇短期連載
●大村大次郎(最終回)
医療、公共機関にはびこる日本の病巣
●叶礼美
本物のスピリチュアリティ 天上で問われるたった一つの質問
◇読み切り
●インタビュー:木村卿彦
今月号タイトル:自然自体がひとつの生きもの。その片隅に住まわせていただき共に戯れる空間創り
●矢山利彦&吉野内聖一郎
今月号タイトル:意識を組み込んだテクノロジー 波動技術で拓く未来
◇今月号の見どころを、一部ご紹介
■巻頭対談
●道幸武久&加藤宏&舩井勝仁
『激動の2023年を生き抜くための、精神と肉体の整え方』
――――――――――――――12ページ
舩井
昨今の日本国内の経済面を見ると、30年ぶりにインフレがずいぶん進んでいて、少し落ち着きはしたもののかなりの円安になりました。それに伴うエネルギー価格の高騰もあります。ここを乗り切るために、道幸先生が一番大事だと思われることは何でしょう。
道幸
戦争も続く中、インフレはこれからさらに加速していくでしょう。ですから、インフレは嫌だな、早く終わらないかなと願っているばかりではいけません。それぞれの立場から、何ができるかを考えていく必要があります。例えば、私の友人でもあるクライアントが、50年以上続く薬品の卸売会社を経営しています。以前はすごく儲かっていたのですが、最近苦しいと相談を受けました。彼会社は、海外からの仕入れがメインです。「値上げせずに頑張っているのですが、このままの状態が1年も続いたらもう持ちこたえられません」と彼が言うので、その考え方はすぐにやめた方が良いと伝えました。現状で“持ちこたえよう”としていると、さらなるインフレが来たら吹き飛んでしまう。インフレを前提に、どう収益を上げるかを考えないといけないのです。
舩井
日本人の場合、30年の長きにわたってデフレだったために、実感としてインフレに対処する方法を知っている人がいない。
道幸
そこが大きな問題です。私は大学時代ブラジルにいて、そのときちょうどハイパーインフレが来ました。実感として体験しているか否かは大きいと思います。舩井先生のおっしゃるとおり、経営者はみなデフレへの対処は熟知していますが、インフレへの対処を考えている人はほぼ皆無です。
舩井
未経験のことに対処していかなくてはならない時代になったので、これまでと同じ考え方や経営法では、生き残るのが大変な時代になるでしょう。
●片桐勇治&舩井勝仁
『大局から見ると世界はどう動いていくか(中編)』
――――――――――――――30ページ
舩井
戦争と金融が非常に密接に結びついていると考えると、私の感覚だと王族連合よりも金融資本の方が力を持っているように感じます。
片桐
そう見えますよね。ただ世界の現状は基軸通貨FEBドル体制の終焉によって起こっていて、パワーバランスの問題ではないと考えています。そもそも王族の資産を運用してきたのが金融資本で両者は表裏一体の側面もあります。しかし、その関係でも金融資本につぶされる王族が出てしまった。典型的なのがハプスブルク家で、歴史的にはおっしゃるように見えます。ただ資産を運用させてきた王族が基軸通貨FRBドル体制の終焉にともなって上述のように人類の生存を主軸にした新しい時代への移行を考え進めてきたと、連載で法王フランシスコの『福音の喜び』にかかわって分析しました。みなさん一人一人がとても大切な価値ある存在であることが新しい時代の要諦です。人類の1年間のGDPはざっと7000兆円です。でも世界を駆け巡るマネーは、その10倍、20倍に膨れ上がっています。戦争ビジネスを含めそのマネー増殖のためにお金を動かしても、それを支払うことが人類にはもはやできない。そのマネーの増殖を満たすために、人類を奴隷にし、搾取し、犠牲にしたら、人類の存続にかかわる危機に確実に直面します。これがマネーがあまりに巨大化しすぎて意味を失い、人類の足枷になっているということです。
舩井
でも、金融資本がこれだけ長い間世界を動かしていたのに、金融資本をつぶしてしまうと今度は社会が回らなくなりそうな気がしてしまいます。
片桐
金融資本が力を失っても、私たちが普通に暮らす世界においての金融や経済活動は変わりません。むしろ搾取・犠牲にされない分、豊かに平和になります。それでいい。大きくなりすぎて意味を失った金融資本の持っているお金は、一般の人のお金には99%関係のないものです。
◇特集
『2023年大予測!第三次世界大戦の火蓋は切られた』
■巻頭:
『大局から見ると世界はどう動いていくか』
●片桐勇治&舩井勝仁
◇連載
●舩井勝仁
主幹から
今月号タイトル:スノウ・クラッシュ
●副島隆彦
評論家、副島国家戦略研究所【SNSI】主宰
連載テーマ「誰も書かない世の中の裏側」
今月号タイトル:源氏物語の真実。何のために書かれたのか
●古歩道ベンジャミン
フリージャーナリスト
連載テーマ「新しい時代への突入」
今月号タイトル:迫りくるグローバリゼーションの終焉
●船瀬俊介
地球環境評論家
連載テーマ「マスコミのタブー200連発」
今月号タイトル:『世界をだました5人の学者』近代から現代、200年の虚妄
●飛鳥昭雄
サイエンスエンターテイナー
連載テーマ「情報最前線――未来への指針」
今月号タイトル:八咫烏と『第三次世界大戦シリーズ』7
●安西正鷹
『みち』論説委員
連載テーマ「お金の謎に迫る」
今月号タイトル:お金に呪いをかけた者の正体を読み解く(9)
●金原博昭
オリオン形而上学研究所 代表
今月号タイトル:第二のトンネル《その11》
●新堂冬樹
小説家
罪と罰2023 第6回
◇短期連載
●大村大次郎
医療、公共機関にはびこる日本の病巣
●叶礼美
本物のスピリチュアリティ あなたは今世を選んで生まれてきた
●上部一馬
永久不滅小生命体ソマチッドは永遠に生きる(後編)
◇読み切り
●インタビュー:島田啓介
今月号タイトル:ティク・ナット・ハンに教えられた慈愛のコミュニティづくり
●金三雄
今月号タイトル:「NMN+Q」で目指す健康長寿 長寿遺伝子活性化の時代
◇今月号の見どころを、一部ご紹介
■巻頭対談
●片桐勇治&舩井勝仁
『大局から見ると世界はどう動いていくか』
――――――――――――――12ページ
片桐
5月にダボス会議が行われたときにキッシンジャーが「今後2カ月以内に和平交渉を進め、停戦すべきだ」と発言しています。そうなると7月中にそのための動きにならなければならないわけで、それがこの二つの事件の意味であろうと考えています。
一般的には、今回のウクライナ戦争はプーチン大統領が起こした戦争と思われています。しかし、実はプーチンはアクションを起こした側ではなく、リアクションしただけです。
舩井
では誰のアクションだったのかといえば、一般的にはバイデン米大統領と言われています。
片桐
そう見えますが、一番の背景はイギリスであると私は思っています。実はイギリスの動向に対応してプーチンは動いていた。例えば、黒海艦隊がいまポイントになっています。黒海艦隊に対して、イギリスが「ウクライナの海軍増強支援」と発言したのが確か2月2日ごろ。私の勉強会では「これは第三次世界大戦につながる話」と伝えていました。
黒海艦隊の重要性と第三次世界大戦については連載で最も紙幅を割いたことの一つですが、現状、黒海艦隊がなぜ重要かといえば、グローバル・ブリテンの時代、地中海でイギリスとロシアがぶつかるのです。グローバル・ブリテンとは聞き慣れない言葉だと思います。そしてアメリカの覇権の時代は去年終わっています。まさに日本人のほとんどが知らない時代にすでに突入しています。そういう中に今年のロシア・ウクライナ情勢があります。一般的には恐らく一度で理解できることではないと考えますので、一つ一つお話ししていきます。
◇特集
『この世とあの世をつなぐUFOと異界の正体』
■巻頭:
『天才・横尾忠則の宇宙と響き合う芸術論』
●横尾忠則&小笠原洋子
『死後の世界のナナフシギ』
●ナナフシギ
『永久不滅小生命体ソマチッドは永遠に生きる』
●上部一馬
◇連載
●舩井勝仁
主幹から
今月号タイトル:偽善の壁
●副島隆彦
評論家、副島国家戦略研究所【SNSI】主宰
連載テーマ「誰も書かない世の中の裏側」
今月号タイトル:「次の天皇は、愛子にするべきだ」論
●古歩道ベンジャミン
フリージャーナリスト
連載テーマ「新しい時代への突入」
今月号タイトル:世界からの孤立が招く欧米の「冬の危機」
●船瀬俊介
地球環境評論家
連載テーマ「マスコミのタブー200連発」
今月号タイトル:中国製EV上陸!黒船襲来……トヨタ、日産、日本勢危うし
●飛鳥昭雄
サイエンスエンターテイナー
連載テーマ「情報最前線――未来への指針」
今月号タイトル:アメリカが文鮮明に統一教会を創らせた!
●安西正鷹
『みち』論説委員
連載テーマ「お金の謎に迫る」
今月号タイトル:お金に呪いをかけた者の正体を読み解く(8)
●金原博昭
オリオン形而上学研究所 代表
今月号タイトル:第二のトンネル《その10》
●新堂冬樹
小説家
罪と罰2023
◇短期連載
●大村大次郎
医療、公共機関にはびこる日本の病巣
◇新連載
●叶礼美
本物のスピリチュアリティ スピリチュアル=怪しいと言われるのはなぜ?
◇読み切り
●インタビュー:飯沼覚寿
今月号タイトル:温泉は神様から与えられた神薬
●ロベルト・ジャノフスキー&吉野内聖一郎
今月号タイトル:激変の時代、相乗効果でがんばる人の背中を押す装置
●宇都宮尚志
危機の思想 水戸学の復権を
◇今月号の見どころを、一部ご紹介
■巻頭対談
●横尾忠則&小笠原洋子
『天才・横尾忠則の宇宙と響き合う芸術論』
――――――――――――――12ページ
横尾
すでに亡くなっている方とコンタクトをとるということは、実際に起こりうると思います。僕も「異界感」とでもいうべきものを大切にしています。芸術は、どこかでそういう存在とつながっていないとできないものです。霊的な世界とか、宇宙とか、死者とか、大自然とか。そういった、何か自分を超越したものとつながってはじめて芸術はできる。ダ・ヴィンチの時代からあらゆる芸術家はコンタクトを受けています。はっきりとした顕在的なものとは限りません。潜在的にでも、芸術家を通じて異界の考えを現世の作品という形で発信しているのだと思います。だから小笠原さんがコンタクトを取れたのも、不思議ではない。
司会
横尾先生にとって、異界は身近な物なのですね。
横尾
そうでなければ、作品はなかなかできるものではありません。僕も過去にいろいろと不思議な体験はしています。そうは言っても作品をつくっているときは、頭で物を考えたり観念的な概念は排除してひたすら手を動かしているので、意識して何かメッセージを受け取るというわけではありません。一心不乱に無心で描いていると、その無心の状態の中に彼らの想像力が入ってくる。それが描く人の想像力と一体化して作品が生まれていきます。
小笠原
科学では証明できないことがまだまだたくさんありますからね。それに、死後の世界や霊の世界といった広がりを感じている方が、自分自身の世界観も広がり、深みが出てくるように思います。
●ナナフシギ
『死後の世界のナナフシギ』
――――――――――――――26ページ
吉田
死後の世界ってどうなっているのか、考えさせられますね。いろいろな方の話を聞いていると、亡くなったあとに家族や大切な方のもとに現れたという話がたくさんあるんです。亡くなった家族が会いに来たのを見たとか、実際に言葉を交わしたりとか。これも投稿いただいた話ですが、ある女性と、夫の父、つまり義理のお父さんは不仲だったそうです。あるとき、いろいろと伝えられないままに義父が亡くなってしまった。しばらくして夢なのか実際見たのかはわかりませんが、目の前に義父が現れて心の想いを語ったそうです。「俺は本当は、あなたのことを憎んでいたわけではない」と言って消えていった。生きているときには口にできなかった感情を知り、不仲な関係が雪解けをした話は多い。形は消えるけど、想いや霊魂というものは残っているんだろうと感じています。不思議だけど、あるだろうと思っていますし、わからないからこそ興味がある。僕がオカルトが好きな究極的な理由は、結論がないからです。
大赤見
僕は、死後の世界には境界線があると思っています。亡くなったあと、その境界線を越えるまでは「大赤見展彦」という自我があって、その状態だったら家族とか、この世の人と関われると思っています。それで、境界線を越えたら僕としての記憶も消えて、次の生き物に転生する準備に入るんじゃないかと。これまで霊的な体験もたくさんしているし実際自分で見てもいますが、懐疑的なところもあります。なんでこんな状況で出てくるんだろうとか、なんでそんな時代の人が今? と思うようなこともある。なんで来るんだろうと考えると、こちら側の意識も関係しているんだと思ったんです。こちらの意識と向こうの思いが一致したときに、幽霊という存在が見えるんだろうと思っています。
●上部一馬
『永久不滅小生命体ソマチッドは永遠に生きる』
――――――――――――――36ページ
人は死ぬとどうなるのであろうか。人類史上、これは永遠の課題だ。人が生きてゆけるのは酸素と栄養素を吸入しているからにほかならない。この二つを全身に運ぶ心臓は重要な臓器だ。その媒体は血液であることだ。
では、血液はどこで造られているのだろうか。かつて孤高の天才、千島喜久男博士は、血液は小腸絨毛でつくられるという『腸管造血論』及び赤血球は体細胞の母体であるという『赤血球分化論』を説いた。現代医学は骨髄造血論を支持、腸管造血論は否定された。とは言え、骨髄で4?もの血液が造られ、動脈、静脈に流れる経路を見た人はいない。もう一つの赤血球分化論は、赤血球には遺伝子DNAがないことから否定された。仏人の故ガストン・ネサン博士は、生前、微小生命体ソマチッドを解析、ソマチッドこそ生命の根源であることを説いた。体内環境が悪化すると、ソマチッドは消える。ネサン博士は、ソマチッドはDNAの前駆物質であることも掴んでいた。
その後、ソマチッドの研究が進み、超健康体のとき、血中にソマチッドが無数に蠢動していることが明らかとなった。このソマチッドこそ、永遠不滅生命体の可能性が高まってきた。この謎のソマチッドの実在について迫る。