

MustではなくWantで考える
がんがあっても、「自分らしく」生きよう
「〇〇しなければ」と自分を追い詰めず、自分が心地よいこと、好きなことを大切にして、もっとラクな気持ちで、過ごしましょう。ヨミドクターの人気連載を書籍化!日本で一番大きながん専門病院の腫瘍内科医が、みなさんの悩みや疑問に答えます。
がんを治せるのであれば、治した方がよいと、私も思います。でも、「がんを治すこと」は、がん医療の究極の目標ではありません。重要なのは、「がんをゼロにすること」ではなく、「いい状態で長生きすること」です。
がんをゼロにすることを目指すのではなく、がんがあってもなくても、誰もが、自分らしく、幸せを感じながら生きられるようにしたい、というのが私の願いです。
〈目次〉
第1章 抗がん剤と、どう向き合えばよいですか?
第2章 食事や運動でがんがよくなるって本当ですか?
第3章 がん医療を活用するコツは?
第4章 医師とうまくつきあうには、どうすればよいですか?
第5章 がんがあっても、自分らしく

令和のリーダーたちを一刀両断
「総理大臣の器」があるかどうかを独断と偏見で診断!
ベテラン政治記者の厳しいホンネ評価!
【本書の主な内容】
・進次郎は一皮むけたか
・風見鶏・中曽根康弘に学べ
・モテキングの「トリセツ」
・「話す力」ないから「聞く力」?
・辞めたくても辞められぬ党首
・「高市首相」拒んだガラスの天井
・あるのか「野田再登板」
・「作家政治家」はお山の大将!?
・「ツイ廃」から脱出できるか
・「失敗の多い政治家」ナンバーワン?
・奇跡の参政党誕生と内紛
・世襲にあらずんば、大臣にあらず
・再生できなかった「再生の道」
・政界の「キングボンビー」
・クリスチャン宰相・石破茂
〈目次〉
1 ウルトラマンと呼ばれた男──小泉進次郎
2 風見鶏になれるかコバホーク──小林鷹之
3 もうトリセツは不要!?──茂木敏充
4 自民党を三連敗させた男──岸田文雄
5 池田大作と師弟不二の辞められぬ事情──斉藤鉄夫
6 真夏の夜の夢「高市新党」──高市早苗
7 ステップで躓く「再チャレンジ」──野田佳彦
8 「水先案内人」不在の悲劇──百田尚樹
9 自民党より自民党らしい──玉木雄一郎
10 もっとも失敗の多いCEO──藤田文武
11 「国盗り」への条件──神谷宗幣
12 自民党を飛び出せ!──河野太郎
13 儚かった花神のこれから──石丸伸二
14 政界の「キングボンビー」──前原誠司
15 見果てぬ夢終わったクリスチャン宰相──石破茂

グローバリストに負けない真の独立国へ
貧富の格差、社会不安を、誰が生み出したのか?
日本が好きだから──
参政党はタブーに挑み、国民を搾取から解放する。
参議員議員選挙で14議席に躍進した参政党。その参政党を率いる神谷代表と、近現代史を研究する歴史家の渡辺氏。本書では、渡辺氏との議論を通して神谷氏の「日本と国際情勢の見方」の基にある歴史観、国家観を明らかにする。その上で、「日本はグローバリストの影響力をどう排除するか」「日本独自の強みとは何か」「自力での安全保障体制をどう確立するか」などを議論し、日本復活への戦略を明確に説く。
・日本の保守の外交論は、なぜおかしいか
・ハニートラップで動いていた第二次世界大戦
・たんなる財政出動は左翼の思うつぼ
・「参政党を応援する人は知的レベルが低い」と言う人たちの心理
・日本の食料自給率の低さはアメリカの軍事政策
・「奴隷」「薬」「戦争」がグローバリストの三大ビジネス
・なぜ「改憲」ではなく「新憲法」か
・すでにトランプ大統領はプーチン大統領にOKを出している
・アメリカのグローバリストによる日本間接統治の手法
・トランプ大統領やプーチン大統領とさしの交渉ができる日本に
〈目次〉
第1章 参政党の躍進と出会いの経緯
第2章 歴史を知る・学ぶ重要性
第3章 日本の保守は勉強不足!
第4章 スパイ防止法の必要性
第5章 左翼にたかられない財政出動を
第6章 邪悪なグローバリズムへの反旗
第7章 日本の防衛はどうあるべきか
第8章 反グローバリズムを巡る最新の戦い

【表紙】
木村拓哉
─ COVER ─
木村拓哉 『TOKYOタクシー』
「行かない理由なんてないです」。木村拓哉は『TOKYOタクシー』のオファーを受けたときの心境をそう振り返る。山田洋次監督といえば、日本映画の歴史そのものを体現する存在。その現場に声をかけてもらえること自体が、俳優として何よりの誇りだと感じたという。
・作品紹介
─ interviews ─
・髙橋海人 「君の顔では泣けない」
・長尾謙杜 『恋に至る病』
・佐久間大介&渋谷龍太 『ナイトフラワー』
・佐野晶哉 『トリツカレ男』
・橋本将生 ドラマ24「ひと夏の共犯者」
・北山宏光 舞台「醉いどれ天使」
・イワタナオミ監督&角田貴志(脚本/ヨーロッパ企画)
『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』
─ Special Report ─
・Snow Man 「サマーソニック・バンコク 2025」レポート
・『ラウール On The Runway』取材会レポート
─ departments ─
・Up & Doing
・連載「魂を揺さぶる『心』のフィルムクリニック」
・プレゼント

【特集】
この国は「移民」に耐えられるのか?─脱・移民の思想
【巻頭言】
先の参院選でも最重要争点に躍り出た「移民問題」。実際、その選挙の結果として過剰な移民受け入れの抑制を主張する参政党が大躍進した一方、財界の要請を受けて移民拡大策をひたすら推進し続けた与党自民党が大敗した。
自民党が移民拡大を進めたのは今日深刻化しつつある「労働力不足」を補うためだが、リベラリズムやグローバリズムの思想の敷行が移民拡大を後押ししていることも否定できない。しかし移民拡大は、欧米各国が既にそうした問題を十二分以上に経験しているように、賃金下落や行政コストの肥大化、各種の文化的摩擦やコミュニティの分断、社会的秩序の劣化や治安の悪化をもたらしている。
本特集ではこうした認識の下、リアルな問題を軽視するリベラル思想やグローバリズム思想を背景とした労働力不足を補うための「移民」拡大を多角的に徹底検証し、その打開策を考えんとするものである。
表現者クライテリオン編集長 藤井 聡
【特集座談会】
・日本にとって必要な移民政策とは何か?/内田 樹×藤井 聡×柴山桂太
【特別対談】
・「ウィーブ」は日本に何をもたらすのか?/ノア・スミス×藤井 聡
【特集論考】
・「移民問題」の構造/藤井聡
・移民問題を考えるための覚書──フランスを参照して/堀 茂樹
・グローバリズムの失敗を反省し、まっとうな国づくり路線に回帰せよ!/施 光恒
・「移民」に耐えうる社会システムの構築へ/小﨑敏男
・英国の移民受け入れ拡大は間違いだった──私が現地で体験したこと/高尾慶子
・もう一つの外国人問題──日本国が抱えている最も深刻な外国人問題は移民問題ではない/ジェイソン・モーガン
・移民受入拡大は国家破滅への道/室伏謙一
・「脱・移民」とは何かー新自由主義とその「反動」を乗り越える道/白川俊介
・地方自治体と外国籍住民──民主主義と国民国家を護るために/金子宗德
【特別鼎談】
アジアの新世紀 彷徨うアジアの知と帝国再編(後編)/内田 樹×中田 考×山本 直輝
【生誕100年特別連載】
三島由紀夫とは誰だったのか 第5回 三島が遺した「神話」と「革命」(後編)/執行草舟×富岡幸一郎
【連載】
・「過剰医療」の構造と「適正な医療」のかたち 第8回 医療市場の失敗/森田洋之
・アジアの新世紀 虚像の果ての中国 第3回 中国はいかに老いていくのか?──「現代の超克」という危うい試み/高口康太
・「危機感のない日本」の危機 ガソリンの暫定税率減税/大石久和
・虚構と言語 戦後日本文学のアルケオロジー 第40回 マルクスの亡霊たち 日本人の「一神教」理解の問題点(11)/富岡幸一郎
・満洲こぼれ話 第2回 日本革新の実験場/小幡 敏
・「農」を語る 第1回 国民が知らない農協の役割とは?/久保田治己×藤井 聡
・輿那覇潤連続対談 在野の「知」を歩く 第8回 転んで進む学問のすすめ(後編)/ゲスト 荒木優太
・日本のアンチモダン 第7回 悲観主義(1) 「サヨナラだけが人生なのか」寺山修司/平坂純一
・東京ブレンバスター20 葬送の選択/但馬オサム
・編集長クライテリア日記 令和7年8月~9月/藤井 聡
リレー連載 映画とわたし 第4回 喜びも悲しみも幾年月──淡々と描かれる時代と人生/川端祐一郎
【寄稿】
・「意気地」の忘却の果てに──「男らしさ」の復権を期して/伽湊綜太郎
・平泉澄が説いた「歴史」と「人格」を読み直す──バーク、マイネッケに学んだ欧行/小野耕資
【巻末オピニオン】
・国家主義(ステイティズム)の時代──単なる反グローバリズムの先にあるもの/柴山桂太
【書評】
・『日本人の「作法」 その高貴さと卑小さについて』浜崎洋介 著/山田陣之祐
・『柳田國男の名著を読む 変革と保守の民俗学』小野耕資 著/粕谷文昭
・『国会改革の「失われた30年」』大山礼子 著/早瀬善彦
・『孤独と人生 幸福について』ショーペンハウアー 著/髙橋直也
【その他】
・「リベラリズム」の成れの果て 「移民」に抵抗できない自己喪失者たち/外国人の犯罪や迷惑行為は「過大評価」されているおか?(鳥兜)
・参政党の躍進をどう捉えるか/安楽死問題に現れる文明の成熟度/河合隼雄「中空構造日本の危機」から読む自民党総裁選(保守放談)
・塾生のページ
・読者からの手紙(投稿)

フランドル絵画こそがイタリア・ルネサンスを変えた!
エイク、ボス、ブリューゲルに描かれた近代資本主義の闇
副島隆彦氏【推薦&解説】
芸術──
それは真実言論。
絵画のなかには画家たちが生きた時代の真実がこめられているのです。だから、その画家たちの真実を汲みあげることができれば、彼らが生きた歴史の秘密に迫ることができるはずなのです。(中略)
よく、芸術を鑑賞することについて、いろいろな観方があっていいし、そのほうが面白いと言う人がけっこういます。しかし、私はそうは思いません。芸術から直接放射されてくる真実の光をそのまま受け止めなければ、芸術を正しく理解することはできないと思うのです。芸術とは作者にとっての真実をそのまま伝えることのできる最高度のコミュニケーション・ツールなのです。(まえがきより)
〈目次〉
まえがき──芸術は「美」である以上に「真実」
第1章 フランドル絵画がイタリア・ルネサンスの起爆剤となった
第2章 ヤン・ファン・エイクがキリスト教に背を向けた
第3章 謎の画家がボスの奇想という毒の正体
第4章 ブリューゲルは農民作家などではない
第5章 なぜネーデルラントから近代が始まるのか