

がんになった養老先生と医師になった東大の教え子が30年ぶりに再会──。東大時代の思い出、自然と人間、がんとの向き合い方、理想の医療、そして明治以来の日本人が抱えるストレスまで、縦横無尽に語り尽くす。
・生老病死の受け止め方
・『幸せ』とは何か
・がんがあるのは当たり前
・『人間がモノサシ』の医療
・AI時代の唯脳論 etc.
養老先生が東大を退官するころ、高野医師は学生で講義を受けていた。養老先生の解剖学の講義は面白く、「人間をベースに考えなければダメだ」という教えに感銘を受けた。これは高野医師が患者と向き合ううえで、現在でも大切にしている考え方である。 当時、本物の人間の標本を展示する『人体展』が話題になった。あの標本は研究費がないため、養老先生が自分で購入したもの。東大に寄付しようとしたら、「あなたの年収で、この額は寄付できない」と言われた。大学に置いておくと、「私物は置くな」と言われた。そうしたことが重なって、東大を辞めることにしたという。
高野 先生は、「幸せ」という言葉を「居心地のよさ」に言い換えてくれました。「幸せ」というと、自分の外側、つまり、自分とは関係なく存在しうるもののようにも聞こえますが、「居心地のよさ」というのは「自分」の感じ方であって、自分から切り離せるものではない。すごくしっくりくる表現だと思いました。
養老 居心地の悪いところで我慢しているのが薩長なんですよ。自分の価値観を無理やりそっちに合わせる。だから逆に頑張るんです。しっくりきてないから頑張る。素直にしていれば頑張る必要がないんです。「俺はこうだからしょうがないだろう」って、居直っていられる。それがないでしょう、日本のリーダーは。
〈目次〉
第1章 東大で薫陶を受ける
・東京より早かった仙台の『人体展』
・東大のバカな壁
・明治以前の日本は民間の力で伸びた
・現在も残る地域の特色
第2章 がんだって、いいじゃん
・チラーヂンの効果
・がんになるのは生きてるから
・病気は自分一人のものじゃない
・がんはゼロにしなくていい
・がんがあっても、いいじゃん
・病気も死も自然なもの
・「緩和ケア」への誤解
・父の臨終のときに声が聞こえた
・戦後、医者の薬物中毒が増えた
第3章 理想の医療を考える
・「幸せ」よりも「居心地のよさ」
・脳が起こす奇妙な現象
・「人間がモノサシ」の医療に戻す
・居心地のよさを目指す医療
・日本人は「個」が確立していない
・日本人に安楽死は向かない
・国は医療費をもっと出せ
・医者と患者の関係が希薄に
・AI時代の唯脳論
・これからの医療が目指すもの
第4章 「幸せ」より「居心地」のよさ
・日本人にのしかかる近代化のストレス
・薩長の価値観が江戸を壊した
・ヨーロッパの価値観が世界を支配する
・本当の「幸せ」とは何か
・内容は話題にされない『バカの壁』
・「言葉と物」の関係を考える
・ポパーが整理した「言葉と物」の世界
・死因は「老衰」がいい
・とりあえず大丈夫
第5章 日本には大変革が必要
・標本の分類は難しいけど楽しい
・子どもの頃はモノがなくても幸せだった
・上手な年の取り方とは
・南海トラフ地震が日本を変える
・大地震が来たらどうなるか
・もっと真剣に震災について考えるべき
・虫が激減している
・日本には美しい田舎がたくさんある

ついつい不安になる、人とうまく話せない、肩こり・頭痛がち……全部、歩いて解決。スマホを置いて出かけよう!春夏秋冬、晴れでも雨でも楽しめる厳選お散歩スポット24景を掲載。東京都心の明治神宮、神奈川県の三浦海岸、鎌倉切通、群馬県の碓氷峠をはじめとする豊富なスポットを、各スポットの豆知識と、おすすめ度、景色・写真映え度、静けさ・リセット度の5段階評価、目安の歩数、歩行時間とともに紹介。著者が主宰する散歩サークルのメンバーによる「散歩で人生が好転した」体験談と、公認心理士である著者が「散歩で人は変われる」ことをケアの現場で目の当たりにした経験、散歩の効用についての科学的知見も盛り込む。読めば思わず散歩に出掛けたくなる一冊。
散歩は、同じ道を「ただ歩くこと」ではありません。春夏秋冬、朝昼夜、晴れでも雨でもそのすべてに違う魅力があります。大切なのは、その瞬間の景色や自然に身を委ねること。そこで得られた心の動きを慈しみ、大切に見つめてほしいと思います。小さな一歩でも、視点を変えれば心と身体に与える影響は何倍にも広がります。(本文より)
〈目次〉
第1章 ひとりで散歩
~「心」と「身体」がつながる瞬間~
・散歩は人をどう変えるのか
・身体の内外に表れる指標(サイン)
・自然に触れて歩くことで再生の習慣になる
・五感を使うことは“脳のリセットボタン”
・心の中のネガティブループを断ち切る
・心の声を聴く「内省」が導いてくれること
第2章 だれかと散歩
~対話は自分自身への旅になる~
・身体が動くと、言葉も動き出す
・並んで歩くと心が開く
・散歩は心の舞台を変える
・孤立の時代に“歩きながら話す”意味
・“話す”よりも“聴く”が整う時間
・参加者が見せた“整い”のサイン
・人と歩き、楽しむことの相乗効果も
・歩いて感じる「ReWalk」の力
・無意識からの声に耳を傾けること
・話せないことにも理由がある
・ルールに守られると安心して話せる
・人の話を聴くことの大切さ
第3章 森崎的おすすめ散歩コース
~四季をめぐる癒やしの道~
・季節ごとのおすすめをセレクト
・各スポットの「評価」の見方
・季節やお天気や時間帯で変わる散歩の楽しみ
・散歩で感じた心の動きを大切に
・散歩スポットインデックス
第4章 くすりとしての散歩
~散歩には健康の秘密がつまっている~
《歩く前に1》水分不足に気をつける
《歩く前に2》バランスのよい食事をとっておく
《歩く前に3》ストレッチでケガ防止と心を整える準備を
・脳で分泌される物質で幸福回路が動き出す
・覚醒スイッチになる「ノルアドレナリン」&「アドレナリン」
・意欲を高める「ドーパミン」を動かす
・心と身体に調和をもたらす「セロトニン」
・内なる静けさをくれる「βエンドルフィン」
・人と一緒に歩くことで生まれる「オキシトシン」
・歩きすぎ、がんばりすぎは逆効果に
・脳を元気にする「BDNF」を増やす
・しっかり吐くと、呼吸が深くなる
・呼吸と自律神経の深い関係
・心拍や血圧を整える効果も
・座りすぎはなぜいけないのか
・「考えすぎの脳」は休めない
・依存を離れ、真の満足を手に入れるには
・揺れている人の背中をそっと押す
・「考える」と「感じる」を行き来する脳
・違うコースを歩くと違う刺激を得られる
・目指すべき境地、登山との違い
・人の身体は歩くようにできている
第5章 私が歩いてきた道
~ともに歩く未来へ~
・なぜ「心」に興味を持ったのか
・歩くだけで変わる──医療現場で見た心の再起動
・患者さんと人生ごと向き合う
・歩くことの可能性を託した「散歩屋」
・心を成熟させるということ
・速さがうばったもの
・社会を歩き直すための私からの提案
・「個人の幸せ」が社会を支える
・誰もが“歩き直せる”社会へ
〈付録〉
「心と体を整える」3つのプログラム

MustではなくWantで考える
がんがあっても、「自分らしく」生きよう
「〇〇しなければ」と自分を追い詰めず、自分が心地よいこと、好きなことを大切にして、もっとラクな気持ちで、過ごしましょう。ヨミドクターの人気連載を書籍化!日本で一番大きながん専門病院の腫瘍内科医が、みなさんの悩みや疑問に答えます。
がんを治せるのであれば、治した方がよいと、私も思います。でも、「がんを治すこと」は、がん医療の究極の目標ではありません。重要なのは、「がんをゼロにすること」ではなく、「いい状態で長生きすること」です。
がんをゼロにすることを目指すのではなく、がんがあってもなくても、誰もが、自分らしく、幸せを感じながら生きられるようにしたい、というのが私の願いです。
〈目次〉
第1章 抗がん剤と、どう向き合えばよいですか?
第2章 食事や運動でがんがよくなるって本当ですか?
第3章 がん医療を活用するコツは?
第4章 医師とうまくつきあうには、どうすればよいですか?
第5章 がんがあっても、自分らしく

米国・メジャーリーグ流
効率的に動くようになるエクササイズ
「胸を開き、腹で呼吸し、背骨を伸ばす」だけ!スポーツ好きも年配者も、家ですぐできる。トップ選手のストレングスコーチの「最先端メソッド」
【五輪銀メダリスト】
陸上・入江陸介氏
水泳・飯塚翔太氏が推薦!
・「胸を大きく開き、背骨をしなやかに動かして」動きの効率を上げる
・背骨の“8の字”連動と動きの再教育
・呼吸・瞑想と“今ここ”にいる力
・ますは「今の自分の体がどういう状態か」を知る
・赤ちゃんエクササイズ(呼吸)
・身体のスイッチをONにする
・ダイナミックストレッチ etc.
〈目次〉
第1章 メジャーリーグで10年 ──私のストレングスコーチ時代
第2章 スポーツトレーニングは「筋力至上」から「機能性重視」へ
第3章 「胸を大きく開き、背骨をしなやかに動かして」動きの効率を上げる
第4章 「素早く動く力」と「能動的リカバリー」で疲れない体づくり
第5章 エクササイズ実践編

がんになったストレスを乗り越える方法があります。
一人で思い悩まず、一緒に向き合っていきましょう。
【自分らしく生きるためのQ&A】
5000人以上のがん患者さん・ご家族と対話してきた精神科医が、いろんな悩みに答えます。
がんと診断された方は、さまざまな不安や悩みを抱えるものです。これまで5000人以上の患者や家族の方から相談を受けてきた経験から、代表的なものを選んで、紙上でカウンセリングを試みました。誰にも言えない悩み、わかってもらえない不安がある方は、ぜひ本書を開いてみてください。あなたらしく病気と向き合うヒントが見つかると思います。
――がん専門精神科医との生命の対話――
・セカンドオピニオンを受けたいが、主治医が良い方で、言い出しにくい。
・抗がん剤投与をもう半年以上。終わりのない闘いに、心が折れそう。
・友人は化学療法を受け、苦しんで亡くなった。私は民間療法で治したい。
・子宮摘出と言われた。子どもを望んでいる夫に、どう打ち明ければ……。
・周囲が民間療法やサプリメントを勧めてくれるが、正直、煩わしい。
・主治医の先生とどうしても信頼関係が築けない。我慢するしかないのか。
・がんから解放されたと思ったのに、まさかの再発。もう、絶望しかない……。
〈目次〉
第1章 宣告を受けた直後の不安
第2章 治療中の悩みや不安
第3章 治療後の悩みや不安

NHK「あさイチ」でもおなじみ! Stand.fm「高尾美穂からのリアルボイス」1300万回再生!
・血圧が高い
・よく転ぶ
・肌のハリがない
・髪がパサつく
・傷が治りにくい
・やせにくい
・尿トラブルがある
・イライラする
・やる気が出ない
・コレステロール値が高い
閉経以降のお悩みに!年のせいだとあきらめないで
女性ホルモンをよく理解して50歳からも悩み少なく過ごしましょう
第1章 女性ホルモンを知れば、閉経以降の注意ポイントがわかる
第2章 更年期から始まる不調
第3章 自律神経の失調状態への対策
第4章 エストロゲンに注目! 50歳からの不調
第5章 50歳からの不調への対策
第6章 教えて美穂先生! こころのモヤモヤの晴らしかた